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聖と魔の名を持つ者~剣を手にした少女は、やがて国を守る最強の騎士となる/ラーソルバール・ミルエルシ物語~  作者: 草沢一臨
第一部 : 第十七章 突然の出来事

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あとがきではなく「なかがき」 ~第一部、騎士学校/学生編の終了~

「聖と魔の名を持つもの ~ラーソルバール・ミルエルシ物語~」

 第一部、騎士学校/学生編がようやく終了となりました。


 ラーソルバールの最初の一年間の生活、いかがだったでしょうか。

 個人的にはエラゼルを活躍させた分、シェラの出番が減ってしまったのが残念では有りますが、それ以外は話としてはうまくいったんじゃないかと思っています。

 残念なのは、私の文章力ですかね。

 もっとうまく表現できるんじゃないか、あっさり書きすぎて伝わらない、話が飛びすぎるなど見返すと色々と不満も多々あります。

 特に導入部分は説明が長すぎたかな、と思ったりもします。

 そこは今後書き直しも含めて考えていきます。


 まず、ラーソルバールは決して最強ではありません。

 時折見せる強さは別として、能力的にはまだ騎士団長達と同等かそれよりも下の存在です。それが分かるよう、宰相暗殺計画の際にはジャハネートの強さが際立つように書いたつもりです。

 入学試験も剣で戦うランドルフと互角に戦っていますが、ランドルフの主武器は斧です。斧に持ち替えた場合、どうなるかはご想像にお任せします。

 戦闘シーンを多くすると、戦闘だけのつまらない話になってしまいますが、日常生活が長くなりすぎると退屈になる。難しいものですね。


 キャラクターとしては、エラゼルが書くほどに良い動きをしてくれて、正に裏主人公という存在になってしまいました。

 もう少し、ライバル関係で引っ張ろうかと思っていたのですが、武技大会でターニングポイントを迎えることは当初より決めていましたので、両方の考えを天秤にかけた結果、今のような形になったわけです。

 実はフォルテシアとキャラが被るかと思っていましたが、元々口数の少ない彼女との共存は意外に可能な気がしてきました。


 このあと()()()()()()()()()()(一応、四部構成の予定です)。

 まだ話に決着のついていない、アレやコレがありますので、しっかりと書いて行きたいと思っています。

 一番は、エレノールがラーソルバール専属メイドになるのか、という事ですかね(違)。


※)ちなみに、このなかがきは消すかもしれません。

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