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戦いの選択  作者: 自転車の鍵
8/11

一人の不安

腹壊しましたw

クロトが沙織の家に住んで二週間くらい立った頃。

沙織は考えていた。

もし自分が日本の対異星人部隊に入隊していなければ今頃この場所、この時間、空間にもいなかったのかもしれない。

と。

死ぬという事は生きている人にとって考えれない事。

唯一その感覚を感じることができるのは死ぬ間際の極限状態の人間か、生死に関わる病気になった人間だけだろう。

日本が消滅して行く瞬間を想像するだけで背筋に悪寒が走り、頭の中が恐怖で埋め尽くされる。

気づくと布団に入ってから二時間が立っていた。

もう寝ようと思い目を閉じる。

が、眠れない。

小学校の頃にやっていたヒツジを数えるヤツをやっても寝れない。

理由は考えなくても分かった。

さっきの考え事と想像で一人で居るのが若干怖くなってしまったのだ。

「まさか・・・・今頃小学生じゃあるまいし」

と自分に言い聞かせるにも効果なし。

身体が小刻みに震えている。

「んー・・・・・」

悩む声が静かな夜の部屋を包む。


一方クロト

爆睡中・・・・・

が、突然の激痛。

すぐさま目を見開き、声を出さまいと抑える。

どうやら猛特訓の影響らしい筋肉痛だった。

「睡眠中に目覚ますくらいの筋肉痛ってどうゆうことだよ。ったく・・」

と自分に文句を言いつつもまた睡眠に戻っていく、が、意識が薄れて行く中で部屋のドアが開く音がした。

すぐさま目を覚ますと行灯の下に隠してあるハンドガン(M9A1)を取り出し、筋肉痛の痛みに耐えハンドガンをドアの方向に構える。

目を凝らし、音のほうへと神経を集中させる。

すると人型の影が急に

「ひぇっ!!あ、あんたそんな物人に向けるんじゃないわよっ!?」

銃を向けられていることに気づいたらしく怯えていた。

そしてよぉーく見ると、

「え・・・・・サオリサン!?」

銃を慌ててしまい、人生で一番丁寧に土下座した。

「スミマセンデシタァァァ!!」

「撃たなかったから本当に良かったぁー」

クロトの頭を軽くぺしぺしする沙織。痛くも痒くもないが・・・

「で、何でオレの部屋に入ってきたんだ?今何時だと思ってる?トイレはここじゃねぇ」

そう言うと急に沙織が赤面してウジウジし始めた。

「あ、あのー。そのー」

「何だよ」

じれったい

「ちょっと考え事してたら一人が怖くなってそれで・・・・」

あ、察し・・・

想像してみてください。

夜中に一人が怖くなったという女の子が自分の部屋に来る状況を・・・

オレの部屋に来る×一人が怖い=一緒に寝て欲しいな・・・

ではないかっ?!

オレは殲滅部隊試験学校の時から、いや、高校の時から沙織と一緒だが、異性としてでは無くライバルとして見ていた。

だが、この状況でオレは異性という意識の山を積み上げてしまった。

上半身ワイシャツで下は生脚が見えているという事はパンツだけだろう、タオルケットと枕を持っている。

とても神々しいく見えて鼻血が出そうだ。

ここまで来たとなればもう返事は決まっているのだがぁ・・・・・

そう悩んでいると

「あ、ああああの出来ればい、いいいい、一緒に寝てください!!」

「はい」

迷い、考えるよりも先に返事が出ていた。




やっべぇ。うん、やっべぇ

現在クロトと沙織は背中合わせで幅が狭くなった敷布団にて横になっている。沙織の背中に自分の背中をくっ付けないようにしているが何度かあたってしまい最終的には、もうくっついていた。

なんだろう、この状況・・・幼馴染と一緒にオン布団。普通こういうのは青春真っ只中の高校生ピーポーがやることではないのか?はたして二十一歳になって異星人倒すために殲滅部隊に入った男がこんなことしても良いのか・・・

「な、なぁ沙織サン?」

「ん・・・?」

やめぇろ色気混じった声で返事返すなよ余計変な思考が頭の中を蹂躙するだろ・・・

理性を持っていかれそうなので少し深呼吸してから

「なんでお前は異星人殲滅部隊なんか入ったんだ・・・?」

「なんで今それを聞くの」

「いやぁ、少し気になってだな・・・」

前々から気になっていた。何故なら彼女はあの一連の惨事の後、俺と同じ進路を選択していた。そして殲滅部隊の試験学校でも同じ分野を習い、実戦でも俺のカバーをすることが多くクロト本人はいい感じの競い相手ができたから良い物の沙織自身はどうゆう考えだったのか分からなかった。





投稿が少し遅れてしまいました。

前書きに書きましたが、腹壊しました。

ハイ。

生焼けの肉を食べて熱が39.3まで上がって汗が出ないので熱が下がりませんでした。

腹もの凄くすごく痛かったです。

というわけで何か柔らかい感じの回にしたかったので、今回のようになりました。

次回もこれに関連させていきます。

読んでくださった読者の皆様ありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。

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