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戦いの選択  作者: 自転車の鍵
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馬鹿な伝説と感謝

とっても暑い!!

冷たいむぅぎぃぃぃちゅぅわぁぁぁぁ!!

建物は物によるが強固で頑丈で丈夫だ。

地震なんかでは耐震性があるもの、軍事施設などは特にだ。

だがクロトは今、目の前に射撃訓練場の屋根がある事について焦っていた。

「ヤバイ、ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ!!」

後ろから教官の唸り声、に近い驚愕の声。

「っ!?」

教官自身も困惑しているいるようで、顔が真っ青だった。

後ろにいた隊の連中と沙織も口を開けて固まっていた。

周りの整備員もだ。

どうしようコレ・・・


二時間後

訓練場の責任者マーセナス・ノイドリッジ(72歳)に事情を説明していた。

「何で射撃訓練場の天井が落ちてきたんだね?」

「いや、、、そのぅ」

「人にはそれなりの事情ってもんがあるがこの役職について二十年間、天井を落とす新人は君が初めてだ」

それもそうだろう。

入隊して半年も立っていないのにこんな大惨事を起こす新人はいるはずがない。

クロトは入隊して数ヶ月で伝説を残してしまった。

だが実際は教官が後頭部を思いっ切りぶん殴ったのが原因だ。

後ろで見ていた沙織がマーセナスに事前に説明してくれたらしい。

「まあ後で教官にも責任をとってもらうが、君への罰はウチでつい最近完成した試作型二足歩行兵器に搭乗して実用テストを沙織君と手伝って貰う。いいね?」

「はい、勿論です」

罰にしては結構軽いなと思いつつ仮住まいの沙織の家に向かった。


天井をぶち壊した日の次の朝

クロトが射撃訓練場の天井を落としたことは既にエイリアン殲滅部隊の隊員と整備員、司令部までの基地全体の皆さんに知れ渡っていた。

朝食を食べに沙織と一緒に食堂に行くと、朝食を先に食べていた皆さんが一斉にこちらを向いて

「おめでとう!!」

「ある意味尊敬するぜwww」

「大変良く出来ましたw。」

と拍手と歓声が巻き起こる。

そのため朝から結構疲れてしまった。(精神的に)


三十分後

クロトは沙織と試作型二足歩行兵器の説明操縦方法などを聞き、シュミレーションをしていた。

「レバーを握る強さで手が動いて、動かせば腕が動く、足のペダルでバランスの調整、歩行を行う。クロト、良い?」

「ああ」

何故か沙織は楽しそうだった。

何でだろうと思いつつ練習を続けた。

「すまん沙織、オレのために訓練時間潰して」

「今更なに言ってんのよ?日本対異星人殲滅部隊頃からの数少ない仲間なんだから当然でしょ」

クロトは沙織の言葉と行動に心から感謝した。

「助かる。ありがとな」

「もっと感謝しても良いのよ」

「それは遠慮するぜ」

と懐かしいような会話をしていた。


実用テスト開始まであと五分前





今回は訓練の最中にやらかしちゃったクロト君の後始末と新兵器の登場予告みたいな感じにしました。

クロトが沙織に感謝した時に

「バ、バカじゃないのあんた!当然のコ、コトでしょ。

急に声を張り上げて何故か赤面しながら答える沙織。

みたいな感じにしようかなぁーと思いましたが、この作品の後半までやめておこうと思いましてやめました。

次回はついに二足歩行兵器の実用化に至るテストです。

私はこの時を結構待ってはいないが望んでいました!!

では次回もよろしくお願いいたします。

キャラクター設定の方もよろしくお願いします。



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