前途多難
あづぃぃぃぃ!!
とっても暑い
が、オレには麦茶がある!!!!
過ぎた時間、失った物、戻れない過去、それはもうどうすることもできない。
しかし、時が過ぎるということは過去を振り返り、反省し、成長することが出来る。
そうやって人間は進化してきた。
だがクロトは成長できず、むしろ置いていかれた。
昏睡して五年が経ち、エイリアンを殲滅するための、戦略、武器装備、情報システムがガラッと変わったため、クロトは新しい武器装備(新世代兵器)を使用するのに手間取っていた。
新世代兵器使用訓練 第二週間目
クロトはいつも通り教官兼第三部隊隊長に耳をつんざく声で怒鳴られていた。
「オイ貴様!!何度言ったらわかる。レールガンは旧世代兵器の実弾武器よりも威力も反動も少ない。なのに何故そんなに力むのだ!!」
「アーハイハイワカリマシタァー。」
とクロト飽きれて棒読みになってしまった。
唾を撒き散らしながら怒鳴っている教官だが、実を言うと彼は旧世代兵器を使ったことも持ったこともない。
彼は二年前にロサンゼルスエイリアン殲滅部隊に入隊し、一気に隊長になった、才能を持つ男だ。
が、それ故に大口径で大反動のあの暴れん坊を知らない。
旧世代兵器は大口径の実弾兵器と無駄にゴツくて動きにくいパワードスーツなため、連射をする場合や細かい箇所を狙う場合に銃の本体を安定させるために力まなければならないのだが、クロトは無意識な癖が残っていた。
それに比べ新世代兵器のレールガンは大きめだが軽量で反動による照準のブレが少なく、パワードスーツはブースターが付いておりコンパクトで無駄がない。
が、扱いが難しいという。(泣
「一体これからどうなるのやら。」
飽きれたように呟いていると、とうとう教官がキレてクロトの頭を後ろから思いっ切りぶん殴った。
その瞬間、爆音、破裂音、コンクリートがガラガラと崩れ、天井らしき物体が落ちて施設が半壊する。
教官の真横をレールガンがすっ飛んで行く。
何が起きているのか分からない教官が、口ポッカリ開けた状態で落ちてきた天井を眺めていた。
後頭部に強烈な打撃が入ってきたと同時にトリガーを引いたクロトは、台に頭を強打し片手でレールガンを撃っていた。
照準がターゲットから天井近くに備え付けてあるガスパイプになり、見事に命中。
当たった箇所から爆発してパイプをなぞる用に連鎖爆発が起こって行く。
そして、天井を支えていた鉄骨が破損し連鎖爆発で崩落。
クロトは急に起こった事故に唖然とするしかなかった。
後ろで全てを見ていた沙織とその他の隊員は大爆笑を通り越して笑止していた。
"人生山あり谷あり"まさにそれだった。
今回は大爆笑回にしようと思ったんですが控えました。
もうね、ネタが溢れてきて展開が凄いことになりそうです。
あともう一二話くらい訓練をする話になりそうです。
つい最近ではありませんが「Call of Duty infinity warder
」のトレイラー映像を見て装甲車を押しのけている二足歩行逆関節の機体がめっちゃカッコイイのです。
なのでそういうのもいれたいと思います。
あと挿絵ってどういれるんですかね。
誰かコメントなどで教えて頂けたら嬉しい限りです。
最後にひとつ、こんなキャラクターをいれて欲しいというのがあったら是非ともコメントなどに書いてください。(願
自分キャラクター考えるのイラストだけなんで難しいです。
では、今後もよろしくお願いします。