生きる方法を教えてほしい
暇があれば、仕事のない日にがんばるんで気長に見てくれると嬉しいです
おれは、真面目でコツコツとをモットーに生きてきた社会人8年目の29才だ。
趣味と言えばマンションの窓辺で育ててるサボテンに水をあげたり、創作料理を作ったりと休みを過ごしている。
時々友達に、「この小説面白いから読んでみろよ!」とかいわれたりするが、ファンタジーとか異世界転生とか、正直興味がなかったので、興味がないので断っていた。
だから、どうしてこうなったのかわからない
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眼を開いてみると、そこは森の中だった
(えっと、なんだこれ。何で森の中にいるんだ?)
屋ヶ田 蒼真は周囲の確認をするために体を起こそうとするが、なぜか体が思うように動かすことができない。
(なんだこれ手と足なら少し動かすことはできるけど、他がうまく動けない)
蒼真は体を動かすのをとりあえず諦めて、見える範囲で周囲の確認をすることにした。周りは大きな木々に囲まれ、空からは僅かばかりの日差しが差し込み夕暮れのような薄暗さとなっていた。
そして周囲からは、何かの動物かはわからないが不安になるほどの鳴き声が聞こえてくる。
(正直このまま、ここにいてもしょうがないし誰か助けを呼ばなと不味いよな)
周囲の鳴き声に不安になりつつも、声をだしてみることにした。
「オギャア オギャアアアア 」
(えっと今俺がだしているのか?マジでどうなっているんだ!?)
本人は、誰か助けてくれと叫んだつもりだったのだか、なぜか赤子の用にしか叫ぶことが出来なかったのだ。
--ガサガサ ガサガサ--
「!?」
ふと近くの草むらから、草をかき分けるような音が自分の方に、近付いてくるのに気づき。期待半分と、不安半分で音のする方を注視していると、草むらからおよそ身長140㎝ほどで、髭を長く伸ばし筋骨隆々の小男と呼ぶべき男が現れた
(ヤベェ!?マジでヤベェ!?こいつが犯罪者とか言われても納得しちゃうくらい恐い顔だ!)
ビックリし過ぎて、またしてもオギャアと泣いてしまった。
「ん?鳴き声が聞こえたと思ったら、何でこんな所に人族の赤ん坊がいやがるんだ?」
「ガルサ、何か見つけたか?」
「おう、ルードこっちきてくれ」
髭の男が呼び掛けると、草むらから続いて二人の人物が現れた。
ひとりは、黒と白の縞模様の毛を体に生やして、猫ぽい耳とシッポを生やした身長180㎝ちょいの顔の整った男と体長20㎝あるかないかの、背中に虫のような羽を生やした少女飛んでやってきた。
「おう、ちょっと見てくれ」
「なになに~何か面白いもの見つけた~?」
「面白いものってこんな森の奥に魔物や動物以外に何もないだろうって、え!?」
猫ぽい男はこちらを見て驚いたような顔をして固まっていた
「凄い!なにこれ!?赤ん坊!!ガルサ産んだの?」
虫ぽいのが、そんな事を叫びながら、俺の近くまで飛んできたと思ったら、髭の男に襟の部分を摘ままれてしまい。
「バッキャロー!!さっきお前らと離れたばっかだし、オレは男でドワーフだぞ!人族の赤ん坊なんか産めるわけないだろうが!!」
「そうなの?じゃあどうしたのその子?」
「そ、そうだったフィンの言うとうりだ、なぜここに人族の赤ん坊がいるんだ!?」
「そんなのオレが知るか!声が聞こえたと思ったら、『生命の大樹』の幹のそばにいたんだからな」
(生命の大樹?このデカイ木のことか?まぁとりあえずそれはいいや、この三人?の会話聞いた所この髭の男がドワーフ?ガルサ?多分ガルサ名前だと思うがドワーフってのはなんだ?そんで動物ぽい男がルードて名前で虫ぽい小さい少女はフィンとか呼ばれてよな)
と蒼真はなるべく冷静、に三人の会話を聞きながら状況を把握しようと努めていたが、しかし会話の中の一つの単語に同様をせざるおえなくなっていた
(赤ん坊って俺のことか?)
「とりあえず、こんな所に放置するわけにはいかないしその子を集落まで、連れていかないか?」
「そうだな、この子を連れて行くから、そっちにオレが狩った魔物がいるから運んでくれ」
そういうとガルサはしゃがみそのムッキムキの腕で俺を抱えあげた
「わーい、わーい!赤ん坊だ赤ん坊だぁ」
そう言いながら俺の周囲を飛び回っていた
(髭のおっさんに抱き抱えあげられるっということは少なくとも赤ん坊サイズになっているんだろうが)
「よしっ魔物も回収したし行くか」
ガルサとルードは草をかき分けながら森を抜け出しはじめた
(俺、こいつらに連れていかれてるんだが大丈夫なんだろうか)