復帰×制覇=生・存・戦・略!
あの後、ギルドには変わった事が起きた
まず一つ、圧倒的な雰囲気の悪さ
「「「・・・・・・・・・・・」」」
まあ、そうもなるよな
死んだら帰れない世界で、今まで簡単に生きてきた世界で
それが困難ともなれば、多少苦にはなる
そして、もう一つ
「・・・・・・・・・」
「ソラちゃんが帰ってきたってのに、なんだこれ」
銀髪少女のソラちゃんが来たってのに
・・・しゃあねぇな
俺がなんとかしてやっか
ユイは考えていた・・・
ヒロシ君が部屋から出てって
数分が経った・・・
私たちは、絶望に打ちひしがれていた
だってそうでしょ、メンバーの人間が
殆ど全員傷だらけで、中には死にそうな人もいたのよ
今回の任務は、危険の多い物ではない
この時期の魔獣は、強い訳ではない
鉱山や特定の場所でなければ、危険な魔獣は出ない
「(・・・どうすればいいのよ)」
死ぬ可能性が群と高くなって
かといって、魔獣や危険を取り払わなければ
いずれ、時が経てば全滅する・・・
「どうすればっ!」
「逃げちゃ駄目だ!」
「・・・は?」
「逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ、ウン無理視線が辛い」
やっぱ無理でしたwww
シンジ君じゃwww
状況は打開出来ませんwww
「・・・みんな、聞いて」
俺が震えていると、ソラが口を開く
「この世界には、四皇と呼ばれる魔獣がいます」
「ソラちゃん、その情報はどこで?」
「騎士団を抜ける前に、エクスから聞いたの」
エクスとは、前にタイラと戦った兜無し隊長格だ
「世界の東西南北、その方向の位置に存在する神格の魔獣、神格は四皇にしか無い種族なの」
「聞いた事があるわ、神格の魔獣を見た者はおらず、その理由は、その強大な力によって存在を消されるからという・・・」
ユイの説明によって、場は更に緊張に包まれる
「実際には見たことは無いけど、恐らくその四匹がこの世界の一番の危険要素・・・」
そこまで言って、根暗眼鏡のタシロが口を開く
「つまり、その四匹を倒せば、この世界での死亡率がほぼ無くなるという訳ですね」
「・・・無茶だ」
そこで更に口を開くオダ
「ただでさえ魔獣が強くなっているのに、一番強い魔獣を四匹だなんて」
「そうですね、余り現実的とは言えません」
「情けない話だが、俺の斧がまともに通らない、これ以上の強敵を相手にする場合きつい物がある」
「格闘術が通じる相手も少なくなってきたしな」
「銃器や武器もロクに通じなくなってなってきた、女の私じゃ力負けもする」
「女性メンバーも少なくありません、それは少し厳しいと思います」
オダの言葉に続くように他のメンバーも顔を俯かせる
「大丈夫、私だけで何とかする」
「無茶よ!」
ソラの言葉にいの一番に叫んだのは
状況を冷静に判断してるからこそ、恐怖に怯えているユイだった
「幾ら貴方でも、一人で・・・相手は神なのよ!勝てる訳だ・・・」
「いい加減にしろやぁ!」
腹が立って叫んだ
後悔はしていない
「お前等、いつまで怯えてんだよ!全員揃って岩盤に叩きつけられるような野菜王子の台詞並べやがって!ヘタレるのはラノベのハーレム系主人公だけで十分だ!」
正直言って、あの手のへタレは見てて苛立ちを覚える
「ヒロシ君、貴方分かってるの?死んだら・・・帰れなくなるのよ!」
「それでも、俺は生きる。やり残した事が一杯あるからな」
・・・と言っても
やりたい事=積みゲー解消
なんすけどねwww
「ユイ、戦わなければ生き残れないんだぞ!」
テラ龍騎www
「・・・ったく、君にそれを言われるとはね」
座っていた椅子から腰を上げ
ユイは高らかに宣言する
「これよりオペレーション『神格戦争』を開始するわ!」




