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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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君以外はどうでも良い

作者: あるい
掲載日:2026/08/26


 君以外はどうでも良い

 君は唯一僕の心を見てくれた人だ。

 僕の事を分かってくれる人だ。

 やたらと集まってくる令嬢と言う名のゴミ共とは違い君は、淑やかに静かに立って居る。

 君の周りだけ静かで清らかだ。

 だから僕と一緒にいて欲しい

 君に無理ばかり押し付ける同級生や、わがままばかり言う妹、搾り取ろうとする両親とかどうでも良いから

 今日は君と一緒に新しくできたデパアトと呼ばれる場所に行こうと誘ってみた。

 我が家の事業の一環でもあるから女性の意見が聞きたいからという名目で

 でも断られてしまった。用事があると言って・・・

 君に近づきたいのにどうして・・・

 どうして諦めてしまうんだ?


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 また騎士様がいらして居るがお嬢様は会う気は無いようだ。

 お嬢様はなんと言うかご自分を低く見て居る。

 学業も礼法も優秀なのに、なぜか

 「自分はできて居ない」とおっしゃるのだ。

 旦那様や奥様が厳しいのも有るが、一番はお嬢自身に自信が無い事だ。

 だからなのか騎士様の恋慕に気づかない、気づかないフリをしているのか?

 彼の方はお嬢様を愛しているのに

 お嬢様に7日に一度手紙や贈り物を贈ったりしているのにお嬢様はそれを受け取ろうとしないし、見ようともしない。

 「・・・私に受け取る資格は無い」と言って

 どこまで自信が無いのだろう?優秀な方なのに・・・



 またあのお方はあの娘に頓着しておられる

 美しく聡明な令嬢だと聞いているが、それにしてもあのお方に一向に靡く様子が無いようだ。

 名声と財産目当てのふしだらな女共とは違い、慎ましく清楚なお方だそうだ。

 素晴らしい女性だとあの方は仰っているが、正直自分に靡かない女性に嫌にならないのだろうか?

 あの方はあの女に騙されている!あの女は義理の妹を虐げている!

 ・・・と言われているが、実のところあの女というかあの一家がヤバいのだ。

 あの女の家は入婿の現当主が喪が開けた途端に愛人を家に入れたという家なのだ。

 現当主は愛人の娘を甘やかし放題で、前妻の娘であるあの女は家族から放置されていると言うのだ。

 こんな危ない家のものと付き合うなんて!だから皆あの女に近寄らない。

 あの女の義妹は人当たりは良いようだが、近寄るのは金目当ての貪欲なものか身分の低い平民だけのようだ。

 付き合い続けたってなんの利益もないし、非常だと思われるが、貴族同士の付き合いはそうゆうものだ。


 

 あの女があの方に付き纏って居る!

 あの方の慈悲深さに付け込んで!

 あの方には相応しく無いのに!

 あんな見窄らしい女!家を乗っ取られた惨めな女が!

 なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!なんで!

 あの女なの?!!!!!!


 「あれ?教科書がない、ノートも・・・」


 やっぱりあの人たちだ。

 あの人たちはあの騎士侯爵の信望者だ。

 異常なまでに恋慕している。

 騎士侯爵の動向に常に目を光らせて居る。

 生活の一部みたいだ。

 結束して居るのかと思えば、誰かが騎士侯爵に接触すれば妬み合う

 ・・・正直バカみたいだが、あの人たちはこの国では高い身分の女性で有る。

 身分の低い、一般的には金持ちの商家の娘で有る私には何も言えない

 あの人達の標的になって居るあの娘を助けるなんて出来ない

 助けたりしたらこの学園下手したらこの国に居られなくなるかもしれない

 それほどまでの勢いなのだ。

 まあ、変に権力など使わずにイジメ程度、教科書を隠したり、ノートを捨てたり、校舎裏に呼び出したりとにして居るが、いずれ大事になりそう人を雇って襲わせるとか、薬を盛るとか。

 なので、

 ・・・騎士侯爵閣下にお知らせすることにした。

 まあ、注意くらいはしてくれるだろうし、彼女達も大人しくなるだろう

 騎士団に兄さんが居てくれて良かった。

 

 ・・・・・・・・・


 なんて事だ!

 彼女が!彼女が!彼女が!彼女が!彼女が!彼女が!彼女が!彼女が!彼女が!彼女が!彼女が!

 こんな目にあって居たなんて!

 すぐに処罰を下さねば!


 ・・・・・・・・・


 なぜです!私は!私達は!貴方様に目を覚ましていただきたくて!あの女はあなた様に相応しくな

 「うるさい」


 ・・・・・・・・・


 女生徒五名退学処分とする。

 同学年の女生徒一名を何かにつけて呼び出したり、持ち物を無断で処分したりといわゆるイジメをしていたので、退学とした。

 親元でゆっくりと反省するように


 ・・・・・・・・・


 今日未明、長雨による崖崩れに巻き込まれた馬車に乗って居た六人の死亡が確認されました。

 事故と判断。

 

 ・・・・・・・・・


 嫌な事件ばかりだ。

 退学者が出てきたと思ったら、そいつらは事故で死ぬ。

 やっぱりあの娘に関わっちゃいけないんだ。


 恐ろしいあの方が恐ろしい

 あの女に近づいたもの共を始末した

 自分が気に入ったものは愛でるが、気に触るものは持てるものを持って排除する。

 恐ろしい恐ろしい方だ。

 

 


 お姉様はまた塞ぎ込んでいる。

 あの人のせいだ。

 あの人がお姉様のためとか言って、碌なことをしない

 今回だっていじめた人を退学させるどころか・・・

 お姉様が何もしないからあの人が先回りして居るつもりで何でもやってしまうからこんなことになる。

 私たちが何か言ってもお姉様は、嘆くばかりで何もしない。

 お姉様には早く決断してもらわないと・・・

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・


 公爵令嬢失踪!?

 〇〇家令嬢が失踪した。

 彼女は普段から家族仲が悪いことを周囲に漏らして居たそうだ。

 〇〇家は家出として届出を出した。


 ・・・・・・・・・・・・・・・


 やっぱりあの娘嫌になって逃げ出したんだ!

 そりゃあんな奴に目を付けられちゃこの国では暮らせないよね。

 家族とも仲良悪かったみたいだし、学校でも噂のせいでいずらかったみたいだしねえ。

 ちょっと話しただけだけど、普通に良い娘だったなあ。

 あいつに睨まれたけど、親の身分高くて助かったわ

 私は妾腹だけど。

 苦労するだろうけど、幸せになってくれると良いな。


 

 ・・・・・・・・・・・・・・


 さあこれで僕たちを邪魔するものはいなくなった!

 これでやっと一緒になれる!

 さあさあさあ!!!

 僕と結婚してずっっと永遠に一緒にいて欲しい!!!

 君のためにこれだけやったんだから!僕の望みだって聞いてくれるよね!!!!




 あの方が怖い

 あの方は私を愛して居ると言う

 でもあの人は本来私なんかが関わってはいけない方

 なのにあの方は私に関わって来る

 なぜなのだろう?

 私なんかよりも良い人は居るだろうに・・・

 私をじっと見て居る目が合うと微笑む

 私外の令嬢には冷たい暴力を振るうことも有るのだそう。

 あの方が恐ろしい・・・

 でもあの方は私を愛して居ると仰る。

 そんなこと言われても私には・・・分からない・・・

 周囲から押されてあの方と結婚するけど・・・

 やっぱり恐ろしい・・・

 それにあの方がやって来た凶行は・・・私のためだと仰って居る・・・だから

 だからお婆様からいただいたお薬を使う

 口紅代わりに塗ってこれであの人に引導を渡す・・・

 

 もう私はあの方に煩わされたくない・・・

 

 

 溺愛ものってちょっと怖い

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