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第7怪 火車

十吉と美穂の2人は、老婆に出会い、この家の真の名…[妖の巣食う庭]と、外に出る方法を教えてもらうのだが

これまでの妖は到底信用のできない存在だった為にまだ疑っているのであった。


十吉「あの婆さんが言ってたのが本当だったとしても何で俺等にそれを教えたんだ?」

美穂「…分かんない、妖の大半は私達を喰いたがっているのは確かなんだけど…」

十吉「じゃあ何であの婆さんは何もしてこなかった上に俺等に色々教えてくれたんだ…!」


十吉と美穂がそう言い争っていると、ガラガラガラ、とこちらに来る音が…

それは次第に大きくなり2人がその音に気づき振り向くと、車輪の中央に巨大な顔に火をまとった何かが、声を上げて向かってきた。


輪入道「ガはハ!鬼ノいうトお理う魔ソうなガき蛇ねー化!」

十吉「逃げんぞ!」

美穂「う、うん!」


十吉と美穂は全速力で輪入道から逃げる。しかし相手は車輪、2人の脚ではすぐに追いつかれてしまう。


美穂「逃げれない……!もうやるしかないよ!」

十吉「あんな化け物こんな武器でやれんのか?!」

輪入道「はッハっは!俺化らハにゲれんゾ!」

美穂「私にいい考えがある!」


そう言って美穂は十吉に話し一か八か決行するのだった。

美穂と十吉は同時に逆を向き、武器を輪入道目掛けて投げつけ突き刺した。


十吉、美穂「せーの!」

グサッ!

輪入道「ガあぁァ!いダイイ多い!が気ガ、や里矢がっタなァぁ!

美穂「やった!当たった!」

十吉「ナイスだ!この隙に逃げるぞ!」


初めて致命的な一撃を与えた十吉と美穂は、隙をついて逃げこの勝利を2人で喜ぶのだった。





地獄の火車は、目に付く者を轢き殺し、子供を攫う。


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