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トリガーが”死”の転生物語
”オギャァ”僕はこの声で目が冷めた。
何だ、すごく体が重いような...体が、重くて動かないとはちがう...
何故か自分体であったであろう、体は動かなかった。
しかし不思議だ。
自分は、首をくくって自殺したような...?
なぜ、僕は誰かもわからない女性と男性に囲まれているのだ...?
なにか見たことあるような、始まり方だ。
そうだ。ラノベで読んだことがある...そんなふうな始まり方だ。
「〜〜〜?〜〜〜〜!!」
なんて言ってるのかわからない。
「バブゥ」
なんでだ。
「ビバぁ」
どうしてだ、いつもなら話せる言葉も話せない。
それどころか少しの発音もできない。
しかし不思議だ。
なぜ自分は、生きているのだろう..?
まあ、十中八九あのスレッドの話は、本当だったのだろう。
しかし、その場合ならあのスレッドにもう一人俺はやると言っていたやつがいたはずだが。
まぁそいつは、やってないだろうしそいつのことを考えるのはやめよう。
それよりも、今はこの女の人と男の人が誰なのか気になる。
しかし、予想はつく。
この人たちは僕の”両親”だろう。