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ある恋愛事情

作者: Soraきた

手の届かない場所にいるんじゃなくて

届いてもいい距離を

自分で届かないと

思い込んでいるだけじゃないかな


ランチを食べたあと

お腹も一杯になったときの

あなたの一言

その言葉なら

いまのわたしにとって

デザートよりも先に

その言葉を優先するべきかな


黙っているほうが

楽なときもあるけど

物事なんて始まらないと思うよ


昨日のあなたの言葉は

暇な時間をもて余す

わたしには

じゅうぶんすぎるくらいの時間で

考えさせられた



恋愛がうまくいくのか、いかないのか

そんなことより

まずは

相手の気持ちを考えてあげられること


あなたの言葉を借りるなら

そういうことかな


と、思いつつ

あなたの言葉を

どこかで待っている



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