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鏡の部屋

作者: 腐った納豆

ヴゥーーー ヴゥーーーー


ハッと目を覚ます。

いつもの聞き慣れたアラーム音が、今日だけは、なぜかうるさく感じて、スマホに向かって拳を振り落とす。


パリンッ


画面が割れた。

でも何故だろうか、寝起きだからなのだろうか、何も感じない。

頭の中が真っ白の紙のような感じになっている。


 「ッ、、、痛」


手に鋭い痛みが走る。

見てみると割れた画面の破片が手に刺さっている。


 「どうしよう、痛いなぁ、、あれここどこ」


周りを見渡すと真っ白な壁が私を囲んでいる。私の知っている場所ではない。


 「え? なに? どうゆうこと? どこ!!」


混乱している。

だけどまだ頭の中は白い紙のままのようで、不思議な感じがする。

ともかく、出口を探さなければ。

手で地面をぐっと押し、立ち上がった、つもりだった。

手の中に何かが入ってくる。

細長く、鋭い、何かが。

冷や汗が湧き出してくる。

そして見つめる。

そこには手を貫通している鏡があった。


「あぁ、、、、あああああぁぁぁ!!」


あれ、なんで忘れていたんだろう。

鏡が手に刺さっていたのに。

心臓の鼓動が手から響いてくる。

その鼓動に合わせてドバドバと血液が流れる。


「まずい、これは死んでしまう」


とっさに片方の手を伸ばし、近くにあったスマホを掴む。

電源ボタンを押す、が何も映らなかった。


「他に何かあるんじゃ」


あたりを見渡す。

何もない。


「天井は!?」













そこには大きな鏡があった。

自分を見つめる自分が見える。

その目の中には扉があった。

あぁ、なんだ。ゴールは目の前にあったのに。

また空回りしていたのか。

両手を伸ばしてみる。

鏡なんて刺さっていないし、最初からこんな部屋もなかった。

スマホも壊れていないし、なんにもなかった。

また無意味なことで時間を費やして、焦っていたのか。

そして、それを振り返ることもせず、忘れて、新しいことで記憶を塗り替えていたのか。

私は鏡に映る自分を見ながらそう、思っていた。












[コメント]

2回目の投稿です。

今回は意味不明だと思います。

次は異世界とか書いてみたいなぁ

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