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こちらメイド探偵会です!  作者: 二見
佐倉先生と宝探し
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暗号の答え

「うーん、ダメ。わかんないわ!」


 数分考えてみるが、答えは思い浮かばない。

 降参して北條は式から答えを聞き出すことにした。


「ねえ、答えは何なの?」

「この文の文頭と文末の言葉を見てみてください」

「えっと……」


 式に言われた通り、文頭と文末を見てみる。


「一行目は「り」と「は」、二行目は「は」と「と」、三行目は「と」と「る」、四行目は「る」と「た」、五行目は「た」と「え」ね」

「あ、これって……」

「そう、この文章はしりとり形式で書かれているんです」


 式は紙に書かれている文章を指差した。


「わざわざ馬が通れそうな道を「白馬が通る道」という表現にしたのは、少し無理やり感はあるけど、それは謎を解きやすくした配慮なのかもしれないですね」


 そう言いながら式は四文字の言葉をはめ込んでいく。

 最後の一文字をはめ終えた瞬間、地面が動き出して宝箱が出てきた。


「これが暗号に書かれていた宝ですね。北條さん、中を開けてみてください」

「ええ」


 恐る恐る宝箱を開けると、そこにはフィルムが入っていた。


「これは映画のフィルムね」

「これが宝なの? なんか拍子抜けな気が……」

「映像の中身が何なのかはわからないので、その中身次第ですね。北條さん映写機はないんですか?」

「そんなの、今は持ってないと思うけどなあ。昔はあったかもしれないけど」


 どうやって中身を見るのか、しばらく考え込む一同。


「そうだ、榊さんに頼んでみましょう。彼女なら何とかできるかもしれない」


 方法を思いついた式は、早速榊に電話をする。


『……事情はわかりましたが、一つ言いたいことがあります』

「え、何?」

『何故私を宝探しに誘ってくださらなかったのですか!? 私も探偵会のメンバーですのに』

「そ、それは……」


 北條から口止めされていたとは言えない。


「こ、これくらいの暗号なら俺一人で解けると思ってたから、榊さんを呼ぶ必要もなかったかなって思ったんだよ」

「……まあそういうことにしておきましょう。それよりもその映画のフィルムについてですが、明日学校に持ってきてください。明後日データを渡しますので」

「そんな早くできるの?」

「一晩頑張れば何とかなるでしょう」

「わかった。じゃあ明日持っていくよ」


 後は榊が映像を見れるようにしてくれるらしい。

 式たちは榊の仕事が終わるのを待つことにした。

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