表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
こちらメイド探偵会です!  作者: 二見
偽りと仮初
31/123

その後の探偵会

 翌日、式たちは探偵会の部室に集まっていた。

 榊から事件のその後を聴くためだ。


「榊さん、あれから陽子はどうなったの?」

「殺人を犯したわけではないので、その罪には問われませんが、現場を偽装したことは事実なので、その方面では何かしらの罪を問われるかと思います」

「そっか、それは仕方ないよね……」


 春崎はがっくりと項垂れた。


「ですが、彼女は自分のやったことをしっかりと反省し、未来へ進もうとしているようです。これなら後は時間が解決してくれることでしょう」

「……そうだね」


 春崎は大きく息をついて、


「よし、今日は皆で打ち上げをしよう!」

「え、打ち上げ?」

「うん。式くんも事件を解決してくれたし、そのお祝いってことで!」

「な、なるほど?」

「そうと決まれば、さっそくレッツゴー!」


 そう言って春崎は部室から出ていった。


「今日の春崎さん、ちょっと様子が変だったな……」

「まだ奥田さんのことが吹っ切れてないのでしょう。今はまだ空元気ですが、いずれその傷も癒えてくると思いますよ」

「そうだね」

「では私たちも行きましょう。待たせてしまいますので」

「うん」


 式たちも部室を出て、春崎の後を追った。

これで「偽りと仮初」は終わりです。

新シリーズは6月下旬頃投稿予定です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ