1/2
人物紹介
秦河勝
語り部。飛鳥時代の豪族にして厩戸皇子の臣下。変若水の災厄に偶然巻き込まれる。
迹見赤檮
厩戸皇子の舎人。寡黙な武人。とある秘密を抱える。
厩戸皇子
河勝の主。食人鬼と化した人間を癒す能力を持つ。
蘇我馬子
豪族。崇仏派で、厩戸皇子と関係が深い。ある事件をきっかけに不老不死を追い求めるようになる。
東漢駒
馬子の舎人。馬子の娘である河上娘に密かな恋をしている。
物部守屋
廃仏派の豪族。馬子とは先代から対立する仲。彼が偶然変若水を発見したのが、今回の災厄の発端となる。
中臣勝海
廃仏派の豪族で守屋の側近。呪術の知識が豊富で、自身も呪詛を行なっている。
太媛
守屋の妹にして馬子の妻。異様なまでに変若水に詳しく、度々警鐘を鳴らす。