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モンドの異世界徒然の日々  作者: 腹グロひつじ
3/5

検証事案:青い炎

 俺の名前は、モンド。日本のサラリーマンだった。

 異世界転生――俺はそれに巻き揉まれた。

 彼女は、ラインさん。

 俺が巻き込んでしまった、俺の相棒みたいな人……人じゃないけど。

 人工の……いや、神工の存在。手足を機械化した人型の何か。誰もが振り返る至高の造形美を持つモノ。

 グラスファイバーを思わせる光沢ある長い髪に。悪魔のような鋭く長い大きなきな機械の手。つま先立ちを強制するゴツゴツしたブーツと呼べないそれは、なぜか地面から少し浮いている。

 機械的で無い部位は、ボディペイントじゃないのか思わせるほど、体のラインを惜しみなくエロい……本能が溢れた。知らしめている。

 何一つ、特別な能力を持てなかった俺だが、ラインさんの能力ちからを借りて、何とか毎日を生き抜いている。

 そんな俺たちは今――



 決闘を、見届け終わっていた。

 

 

 先に言おう、「勢いでやった。今は後悔をしている」と。

 

 俺の目前には、

 焦げた大地。

 泣き崩れる男の娘。

 両膝をついて、空に向かって乾いた笑い声を上げ続ける女の子。じゃっかん失禁気味……

 

「これは……何とかしなければ」

「どうやって?」

 

 ラインさん、その突っ込みは適切すぎます。

 たしかに俺が悪いんだけどよ。

 いや、あいつの無責任な教授がトリガーで、心を旅立たせた笑い女がエントリーして、俺はチョロっとエンタメを施しただけだよ、うん。

 なんだ、この惨事の責任は三分の一じゃないか。

 いや、責任分配を経緯から分析すれば、十分の一もないかもしない。

 うん、そうだ。そうに違いない。HAHAHAHA。

 

「どうやって?」

 

 ラインさん。背中を向けたまま繰り返さないで下さい。

 そもそもは学校の終わり……いや、あの授業がフラグだったのか?

 

「青、青い炎。青い、青い、青い、青い」

 

 待て、待て、待て、待て。

 プレッシャーを掛けないでいただきたい。今、貴方をこちらへ帰還させる準備をしますから!

 と、とりあえず、冷静に事の経緯を思いだしてみるんだ俺。

 アレだろ。

 帰り際に奇跡の男の娘と一緒になって、安くて上手い食事処があるって言うから、じゃあとなって、そしたらなんちゃって貴族のヒキガエルが、絡んできた。

 

「おいドボン。どこへ行くんだよ?」

「おいヒキ。何でお前が、その質問をするんだよ」

「ああっ? 締めんぞごら!」

「ああっ? 釣りの餌にすんぞ、ゴラ!」

「手前、真似すんじゃねえぞ!」

「手前に真似できない事すんぞ!」

「な、なに? 急に。どうしたのモンド君。後ろから抱きついてきて、こ、困るよ。僕、男だよ」

「何してやがる! お、男同士で! 今すぐ、そいつを放せ!」

 

 ふん、まだ騒ぐか。ほれ、ぎゅっ。

 

「ど、どうしよ。こんなに求められたの初めてだし、こ、これはもう……」

 

 あ、やばい、やりすぎた。ここはっ!

 

「それっ」

「わっ」

「なんだよ。あぶねえだろう」


 ヒキ……喜びが惜しみなく溢れてるぞ。

 背から首に腕を回して抱きしめていた男の娘を、自分の保身のために、ヒキに突き飛ばしてみた。

 案の定、ヒキは見事に放り投げた卵を受取るように、壊れ物よろしく抱きしめた。

 俺に文句を言ってきたが、まあなんともだらしなく緩んだ顔だな? おい。

 さてと、ラインさん。

 

「ここに立っていればいいのですか。モンド?」

 

 これから違う世界に目覚めそうな危険な状況の俺へ、治療をを行いますのでご協力下さいと、お願いした。

 具体的には、後ろから抱きしめさせてもらう。

 

「何、急にイチャついてんだよ」

「僕の事は、遊びだったの?」

 

 しまった。ラインさんに屈んでもらうんだった。まあ、腕を組むように抱きしめると、こう、幸福の柔らかさが。なんとも言えない。

 うん、もちろん。君の事は遊びだよ。遊びじゃなかったら、まずいでしょ。

 

「ちょっと、いいかしら?」

 

 誰だ俺の幸福タイムを奪うのは。

 

「今日こそ、決着をつけさせて頂きますわ!」

 

 ビシッと指を突きつけているのは、金髪縦ロールX十本の、いかにもな感じのご令嬢様だった、マル。

 って、チート野郎のドラマクィーンじゃん。

 指差した先はヒキだが、どんな接点が? あ、ひょっとしてヒキ、お前?

 

「な、俺は何もしてねえぞ。マジだぞ、な」

 

 そうかよ。なんで男の娘に向って言い訳するかね。素直なやつだな。

 うん? よくよく見てみれば、あの指若干下がってないか。

 

「新しい知識を得た今の私は、パーフェクトですわよ。よろしくて」

 

 おいおい、すげーな。突き差した指を引っくり返して『よろしくて』なんて、リアルで見るとは。ちょっと感動が入ってる自分に、びっくりだよ。

 ヒキ。幸せタイムは終了だ。そろそろ男の娘を放してやれよ。

 お前の体臭でそろそろ限界みたいだぞ。顔が引きつって、既に顔面神経痛レベルだぞ。

 

「違うよっ。なんか泥くさいけど、別に嫌とかじゃないから。うん、気にしないで。でも、そろそろ放して」

 

 あ、膝から崩れた。

 もちろん、ヒキが。

 

「で、どういった関係なんだ?」

「あのね、モンド君。実はね」

「ライバルですわ!」

 

 あ、うん、もういいです。ご令嬢は、沈黙が素敵ですよ。きっと。

 

「私こそが、最強の炎獣使いですわ! 今日こそ、それを証明いたしますわ。いざ、勝負ですわ!」

 

 この雰囲気からすると、昨日今日のイベントではなさそうだな。

 

「うん。三日に一度くらい勝負を挑まれてる」

「そいつは、面倒だな」

「うん。さすがに大変だから、二回に一回は断ってる」

 

 三日に一度。二回に一回。と言うことは、大体一週間に一度は相手にしてるのか。そうなると、何時からってのが気になるところだけど……

 

「ほら、入学した後にあったクラス交流の授業」

「マジか!?」

 

 あれって、入学して直ぐのやつだろう。

 確か所長先生の話では、『入学試験結果でしかないクラス分けに、優越感や劣等感にのまれてその後の成長を妨げない為』、『クラス分けの意味は、進級してからが本当だよ』とか言っていたあれだろう。

 なるほどね、ご令嬢は成績別クラス分け最上位のSクラス。

 かく言う俺達は、Cクラス。大多数を占める“一般的な才能があるね”なクラスだ。

 その授業で勝っちまったわけだ。どっちが勝ったかは、言わずもがなだろう。

 で、それから事有るごとに、勝負を挑まれていると。

 てことは、累算十回以上?

 いや、待てよ。この口ぶりだと、最初の頃は律儀に付き合っていたみたいだからな。実際には二十回近いのかもな。

 そんなにやって一度も勝てないとか……どういう事だ?

 さすがにその戦績だと、二人のクラス分けが間違っていたとか。もしくは、入学試験で体調を崩していて評価が極端に低くなったとか。そんなのかしか思いつかないのだが。

 でも、こいつと授業を一緒に受けてるけど、そんな片鱗は無かったと思う。

 もしや、普段は力を隠していて、戦いとなると強大な力を振るう修羅となるとか。何気にかっこいいな、おい。

 

「相性の問題もあるんだけど。彼女の炎獣は、フェニックスなんだ」

「まじかよ!?」

 

 あ、ヒキが復活した。

 

「ちょっと黙ってて、ヒキ君」

「お前まで、『ヒキ』呼ばわり……」

 

 轟沈再び。南無ー。

 

「あれ? お前の炎獣って、炎兎えんとだったよな」

 

 真っ赤な兎にしか見えなかったけど、フェニックスよりも強力だったのか。見た目では判断できないな。

 

「ううん、全然。向こうの方が凄いよ。比べられないくらい」

 

 じゃあ、術者か。お前には秘められた力が!

 

「召喚は、物凄く魔力を使うんだ。彼女の魔力量は決して少なくないんだけど、フェニックスを維持するのは大変なんだと思う」

 

 なんとなく、見えてきたぞ。

 

「僕の炎兎は、逃げ回るのが得意で、同じ炎獣だから強力な攻撃にも有る程度耐えられるんだ」

「逃げ切りわっしょいか」

「『わっしょい』がわからないけど。毎回、召喚維持限界まで逃げ切ってるんだ」

「今日こそ、コソコソ逃げ回る卑怯な貴方と決着をつけて差し上げますわ」

 

 つまりだ。

 ご令嬢は負けて悔しいじゃなくて、チョロっと勝てると思った相手に勝てなくてご不満なわけか。

 強者に許された傲慢だな。

 面白くはないが、これがリアル。

 って、何時の間にゴング鳴ったんだよ?

 はい、決闘中。

 

「戦いなさい! 卑怯ですわよ!」

「無理言わないでよ」

 

 さっきの話通りの展開だな。

 フェニックスの攻撃は、嘴か鉤爪での直接攻撃は強力だ。炎兎より十倍以上巨大な体躯だが、決して動きが遅いわけではない。

 逆に炎兎が素早いのかというと、そうでもない。

 動きは、ほぼ互角。単純に、小さい的は当てづらいという事のようだ。

 

「フェニックス! 火の羽を放ちなさい!」

 

 ご令嬢の指示に一鳴きして答えると、フェニックスが地面に降り立った。

 翼を大きく広げて羽ばたくと、無数の燃え盛る羽が勢い良く打ち出される。

 

「炎兎! 空を蹴って逃げて!」

 

 おお!

 あの炎兎。どういう理屈なのか知らないが飛び跳ねた後、空中を蹴って方向をかえてるよ。

 しかし、空中跳びを駆使しても、さすがあの量の火羽は避けられないようだな。

 何本かは当たってる。いや“紙一重”“カスっている”だな。でも、ダメージが入っているようには見えないな。これが同じ属性って事か。

 

「もう、やめようよ」

「何ですの、その上から視線は?!」

 

 いや全然『上から』とかないだろう? どちらかと言えば、お前さんの方が『上から』だと思うぞ。

 

「でも、その余裕も今日までですわ!」

 

 なんだろうな。突然小物臭のするセリフを吐き出しやがった。

 

「知っています? 炎は赤より青い方が高温なんですのよ。燃え上がりなさい、フェニックス! トゥルーフレイム、オーバーライド!」

 

 フェニックスは、苦痛を訴えるような不快な鳴声を一つ。足元から猛烈な炎が噴きあがると、

 

「燃え尽きた?」

 

 誰の言葉かわからないが、その通りに全てが灰となって崩れ落ちた。って、これってあれか?

 

「フェニックスは、灰から再び燃え上がる。ですわ」

 

 やっぱりソレを言うのかよ。

 灰の中に青い火がチラチラ見え始めたと思ったら、突然燃え上がり、そのまま鳥の形へと姿を変えていく。

 青い炎で染め上げた火の鳥が一羽。

 

「コレこそが私の真の力ですわ。お覚悟は、よろしくて」

 

 ご令嬢はこの言葉を皮切りに、胸糞悪い“なぶり”をはじめやがった。

 

「もう、もう止めてよ! 僕の負けでいいから!」

 

 男の娘の叫びに、ご令嬢はまったく聞く耳を持たない。

 ていうか、あれ完全に酔ってるな。

 さすがドラマクィーン。力に酔ってるのか、悪役に酔っているのか。

 フェニックスの攻撃は、特別変わっていない。変わったのは姿が青くなっただけだ。今までの戦闘を再現するように、紙一重で炎兎は直撃を避けている。

 が、今までと違うのは、カスった攻撃もダメージを与えているって事だ。

 どうも、あの青モード。俺の知識じゃ、ただ酸素の供給量が上がった結果でしかないはずなのだが、魔力的には、周囲の火素を極端に消費するみたいだ。

 あのダメージも攻撃を食らったと言うよりも、火素を奪われて弱体しているというところか。

 とは言え……

 

「手前! もう負けを認めてんだから、いい加減にしろよ! このブス!」

「おほほほほ。弱者の遠吠えとは何て甘美なのでしょう……蛙の鳴声でも遠吠えって言うのかしら?」

「手前! ブスブス、ドブス! 胸の詰め物がズレてきてんぞ!」

「え、あ、な、何を言いますの。コレは本物ですわよ! このドロ蛙!」

 

 ドロ蛙か。コレって出世なのか、降格なのか? 後で調べてみるか。

 それはそれとして、ヒキとの口論に時間を割いてる今がチャンスだろうな。

 そこのベソかき男子、括弧疑問よ。ちょっと耳を貸せ。

 

「ぐす、何、モンド君。え、そんなの聞いた事も。うんわかった。あのね炎兎――え、出来るの?」

 

 希望に満ちた瞳を向ける子羊に、俺は全力の笑顔で心のままに応援してやった。

 

「やっちまえ」

 

 もちろん、親指で首を掻っ切るジャスチャーもセットだ。

 

「何がそんなに憎いのですか、モンド?」

 

 あれ? ラインさん俺、笑顔ですよ。これ、笑顔ですよ。あれー?

 

「いくよ、炎兎! 輝炎きえん召喚!」

「ふん、今更なんですの?」

 

 よしよし、炎兎が近づいても酔いどれご令嬢は、思った通り火鳥を下げたり迎え撃ったりしないな。

 

「そのローソクの火でどうしようと言うのですの? 追い詰めすぎてしまいましたかしら? 強者であるのも考え物ですわね。おほほほほほほほ」

 

 へえ、流石はフェニックス。同じ炎獣だけあってアレが何かわかっかってるみたいだな。

 ご令嬢、フェニックス、炎兎、男の子。鳥と兎の間に召喚された手の平程度の火がゆっくりと進むと、同じ様にフェニックスも少しづつ下がっていく。

「炎兎!」

「おほほ、とうとう目障りな兎が消えましたわね。これが本来の結果なのですのよ。さて、今までの苦渋……晴らさせていただきますわよ。ねえ?」

 

 ドラマクィーンは良い空気を吸ってんなー。

 兎が消えた。多分アレを召喚したせいで、自分を維持できなくなったとかだと思う。アレと引き換えに消滅、とかは無いはず。無いよな?

 

「フェニックス。そんな小さな火なんて踏み潰してしまいなさい」

 

 あーあ、可哀想に。フェニックスは動けないみたいだ。ご令嬢の支配力が中途半端なせいで、命令無視も出来ないが、抵抗出来ないわけでもないとい結果なんだろうな。

 蛇に睨まれた蛙とは、正にコレだろう。な、ヒキ。

 

「ブース、ブース、ブース」

 

 お前、まだ言ってたのかよ。

 

「なあ、空の太陽は青いか?」

 

 俺は、空を指差してドラマクィーンに投げかけてやった。

 

「ほ~ほほほほほ……はあ? 何です突然、気分の良いところで。貴方馬鹿ですの? 太陽が青いわけないじゃありませんか」

 

 格好をつけた俺が、凄く格好悪い。くそー、何でこんな自己嫌悪を味わされることに?

 空を指していた指を一度ご令嬢に向けてから、フェニックスを指差してやった。

 

「だからなんですの? ……フェニックス……?」

 

 青い鳥は、真っ赤に燃え上がりました。それはもう真っ赤に。

 

「何で……嘘。だって、青い炎のほうが高温だって……あの人が……」

 

 あれって“女の子座り”っていうんだっけ? ペタンと腰を落として地面に座り込むご令嬢は、ちょっと放心気味だ。

 あの火は、太陽フレアに相当する。

 俺の説明が拙い。術者の理解が出来ていない。炎兎の能力では行使に足らなかった。それらの理由で、真紅に染まる火の召喚は、劣化した黄色火の召喚になったんだろうな。

 それでも、効果は抜群だ。

 

「ねえ、モンド君。コレってどうやって消せばいいの?」

 

 あん? あれ? まだ消えてないな……燃やすものが無くなれば消えるはずなんだけどな? って、まずくないかコレ!

 

「に、逃げてー!」

「へ?」

 

 ジリジリとご令嬢に迫る火に、危機感を覚えた男の娘の叫びが響いた。

 

「え、何、や、止めてくださいまし。私の負けですわ。だから――」

「止められないんだよ! 逃げてー!」

「嫌、腰が抜けて、動いて……嫌、嫌、嫌ー!」

 

 やっちまった! やっぱ調子に乗ると駄目だ俺。とりあえず走るか。

 

「ヒキ! 水!」

「お、おお」

 

 ! 嘘! 拙い説明、理解不足、その上での行使……こうなってたのか!

 ヒキが打ち出した水球は火に触れると、燃え上がった。

 まずい、アレ、火じゃねえ。劣化したアレだ。どうしてだ? 今日の鎮火実験でラインさんの火を見たからか。

 アレ――熱さは無く、燃えるという事象が具現化したモノ。

 まずい、まずい、まずい。

 火じゃないから燃え移りは起きないが、アレに燃やされたら存在も燃やされちまう。癒しの魔術でも回復できないぞ。

 喉から血の味がする。頼むもっと動いてくれ! もう少しなんだ。

 

「もう、嫌ー!」

 

 ご令嬢の地面に広がるスカートに、アレが着てやがる。

 

「届けー!」

 

 ――俺の手は届かなかった……

 

「青、青い炎。青い、青い、青い、青い」

 

 女の子座り万歳。

 アレは膝の間を進みよいよという処で、消えてくれた。

 

「た、助かった……」

 

 とは言え、この状況。

 俺の目前には、

 焦げた大地。

 泣き崩れる男の娘。

 両膝をついて、空に向かって乾いた笑い声を上げ続ける女の子。じゃっかん失禁気味……

 

「これは……何とかしなければ」

「どうやって?」

 

 本当にどうしよ……

 教訓、調子に乗るな。はい、後悔してます。はい。

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