『帰ってきたキャラ作り編』 さあ、喋ってもらおうか
お久しぶりです
ども、文化祭が終わって自由を満喫! したいけど卒論をやらないといけなかった作者です。
やっと終わったのでものすごくホッとしています。
さて、いきなりですが作者は読者の皆さんに謝罪しなくてはいけません。
実はこの作品の更新を今回で停止……とかではないのでご安心を。
……いや、ホントごめんなさい。悪ノリが過ぎました。
えー、謝りたかった内容は今回は前回の次回予告を無視してキャラ作り編の続編書きましたという事です。
実はキャラ作り編の初回にやったキャラシート作るのがめんどい。という話を読み直しているうちに、「あんなこと書いた以上は、作者の我流作成法を書かないと不味いよなー」と、思いまして。
思った後に「あー、でも話の差し替えは面倒クセーな」とも思ったのでこういった形での付け足しとなりました。いやー、サブタイを『最終話(?)』にしといてよかったです!
……広い心でお付き合いください。
作者がキャラを作る場合、面倒とか言いつつも一応キャラシートは書くようにしています。
キャラシートの内容は「性格」や「考え方」を全部で6、7個。「外見的特長」や「くせ」をいくつか、そして言いそうな「セリフ」に簡略化していますけどね。
一応作者が重要視しているのは最後の「セリフ」です。
ゲームの説明書にあったキャラ紹介ページを見た時に「あ、コレいいな」と思った書き方で、そのキャラに言わせると決めているセリフ、または言いそうなセリフを書くことで、キャラの見せ場や性格を掴むのが狙いです。
ポイントは1つのセリフで終えるのではなく、少なくとも3、4個の作ること。作者の場合はそのうちの最低2、3個は見せ場的な盛り上がるシーンを想定して書くようにしています。
こういうセリフは書こうと思うとなかなかのクセ者で、作者の場合1つ、2つなら思いつけてもそれ以上となるとなかなか出てこない。
ですがその結果、セリフを書こうと色々と考える事になり、キャラのトークや考え方の方向性を掴むことにつながります。
なんだかんだと考えているうちにストーリーの展開まで一緒に考えれてしまいますしね。
まあこの書き方を思いついたのは最近なので、ここで載せている小説にはまだ反映されていませんが……。と、ともかくイメージを組み立てやすい書き方なんじゃないかなあと思います。
ちなみに作者の場合は「セリフ」が決まったら、そのセリフを言うまでの流れや、シチュエーションを考えたりと、頭の中でキャラを動かして大雑把だった所をさらに詰めていって細かい後付なんかを付けるようにしています。
キャラのイラストなんかがあると作り込みも進みやすくなるので、絵の描ける人が知り合いにいるなら書いてもらうのも良いですね。
大体ここまでが作者流のキャラ基本設定の作り方になります。
一応この作り方は作中で動かすのを前提に作っているので、実際に書いた時のキャラブレなんかは起きにくくなるかなーと思います。
セリフの書き出しは意外と使えるので、その気になったらやってみてください。
さて、キリも良いしそろそろこの辺で終わりたい……ところですがこの書き方講座? を書くに当たって、作者は自分に基本ノルマ2000字という今考えるとわけのわからないルールを決めていまして。
ぶっちゃけて言うとまだ終われません。
そこで今回はキャラ作りに関係ありそうな蛇足として、「主人公とライバルキャラ(?)をどこまで反対の設定にするか」についてちょっと書こうと思います。
基本的にこの2つのキャラを作る時に前提となるのは「分かり合えない」点を作ることだ。というのが作者の考えです。後々仲間になるパターンにしても、最後まで分かり合えないパターンにしてもまずは敵対関係から始まり、一度は必ず敵になるのがこういったキャラの特徴。というか宿命ですからね。
で、敵になった時に問題となるのが主人公との比較ポイントです。
敵対関係になる2人のキャラクターを見た読み手は、自然とその2人を比べてしまう(作者だけだったらごめんなさい)ものだと思います。
その時に「違う出会いなら友達になれた」のか、「絶対に分かり合うことができない」のか、「言いたいことは理解できなくもないが、認める事ができない」のか。みたいな事を分かってもらうために、キャラ設定をやってるうちに衝突するポイントを決めておこう! という話ですね。
個人的には「分かり合えてしまうところ」と、「絶対に分かり合えないところ」の2つを作るのが好きですね。作っておくことで見せ場や会話でのメリハリが付けやすい気がします。
また、これをさっきやった「セリフ」と合わせる事で、それぞれのキャラのイメージがより固めやすくなるんじゃないかなあ? と思います。
一応この書き方はライバル関係のキャラ以外にも使えますので、コチラの方も気が向いたら使ってみてください。
と、いうわけで次回予告。今度こそ『コメディーとシリアス』やります。
では、待て次回! ということで。
ちょっと一息つきますね。
ども、谷口ユウキです(-_-)/
この書き方講座? もはや16話。
作品全体を見たら予想外の文字数で驚きました。




