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『キャラ作り編 最終話(?)』 書いたら分かる事もある

本当にコレが短編の最終話なのか? ソレは誰にもわかりません



 ども、夏休みに古墳を掘りに行った作者です。

 半分くらいは土木作業でした。


 では本題。

 今回のテーマ。キャラ作りにおける『キャラの掴み方』に入りましょう。


 コレ、極論を言ってしまえば「一回作品を書いてみる」が多分一番確実で手っ取り早い方法だと思います。

 今作者が書いてる作品も1章が終わったのを良い事に2ヶ月くらいかけてのんびり修正改造しているんですが、こうして見直してみると「あ、コイツはこうじゃなかった!」という所が見える見える。

 書いてから時間がたっているせいでより読み手に近い感覚で見直せるのか、「あの時のオレのバカー!」と頭を抱えることもしょっちゅうなわけです。


 以前感想で「お宅、このままだと黒歴史な予感だぜ?」みたいなのをいただいた時には「フフン、せいぜいグレーゾーンさ」的なこと考えてたんですが、ぶっちゃけ見直すと黒い所が所々、しつこいシミのように滲・・・・・・。

 いやホント、見直しは大事ですね。自分の欠点が自分にモロバレです。

 今は修正改造でどうにか見れるように調整中しつつ、二章の方へと入りました。

 

 さてさて、ではでは、いつもと変わらないノリですが、キャラ自体への理解が深まる・・・・・・かもしれないキャラの作り方を書いていこうと思います。



1、「その一線に背を向けて立つ」信念の一分法。


 コイツはシリアスモードを書く時の作者のお気に入り? な書き方で、キャラクター。というかその人の絶対に超えない信念を線引きするやり方です。

 普段ゆるくてもコレだけはゆずれない。この一線を越えないと決めているからこういう生き方ができる。

 書き方、捉え方は色々ありますが、こういう人間はある面で筋が通っていたりブレない芯みたいなものがあるのではないでしょうか?

 個人的にはすごい尊敬できると思います。

 いざというと時に動ける人を書こうと思ってこの作り方を思いつきました。



2、「名言と構想をすり合わせる」思考バックヤード法


 これは昔の人達がせっせせっせと考えて書いた名言を元にその人の方向性を探っていくやりかたです。

 通常のキャラ作りに上乗せするやり方がメインで、話の流れの中で「コイツにはこの名言的なことを言わせよう」と意識することでそこにつながっていくまでの言動や行動がある程度見えてきます。


 「元ネタが分からないようにパクればソイツはオレのオリジナル」な書き方もでき、無理して実際の名言をベースにしなくてもいいので書くほうの気はすごい楽だったりします。


 またセリフにこだわらず、あらかじめ作っておいたキャラの設定、その中の強みを元にあらかじめソイツの具体的な見せ場を考えておくのもアリではないでしょうか。

 名言探しと併用することでイメージが掴めるのではないかと思います。



3、「くりかえしでソイツらしさを見せる」誰かさんの犬法


 タイトルの通りパブロフの犬式な書き方です。特定の言動、行動(クセとか?)や所持品を強調することでソイツがソイツであることをインパクト付けてしまおうという考え方の元、地味に静かにコッソリと、そのキャラらしさを積み重ねていきます。


 例えば漫画やアニメではキャラのトレードマークが視覚に訴える形でいくつも描かれています。

 逆に小説では髪型とか武器になることが多いです……よね?

 そこで何気ない所持品や音を強調したりしてキャラの差別化のポイントにするわけです。


 しかもサイドエピソードも作りやすいというオマケつき。


 ちなみに特定の言動に関しては口癖や口調もいいですが、人に対する姿勢をそのまま表すだけでもかなり違ってくると思います。


 作者が小さいころ大好きだった「新女神転生・デビルチルドレン」で毎回出てくるヤラレ役レギュラー。フェンリル、アバドンの中ボス(?)コンビは登場シーンで『ハロー』とねっとりとした声の割にさわやかな挨拶をかましていました。

 「ポケモン」おなじみのムサシ、コジロウ、ニャースは最初にどでかい決め台詞を決めていましたね(今はエリート幹部候補だった設定を生かしてマジメに悪役やってると風の噂で聞きましたが)。


 軽く当たるか、きつく当たるか、それともあくまで仕事なのか。既存の敵さんも主人公側に対する対応パターンはかなり豊富です。

 一口にらしさと言っても色々とあるみたいですね。



4、「残念だったな、コイツは化けの皮だぁ!」な後付方法。


 これは一見敬遠されがちな設定の後付をあえて推奨する書き方です。

 ぶっちゃけた話、人柄の後見せって相当なポカをしない限りは有効な書き方だと思うんですよね。

 現実の人付き合いでも「あった時はこんなヤツだとは思わなかった」という事は結構あると思います。

 思うのも思われるのも、どちらのパターンも作者なんてしょっちゅうです。


 メガネかけてるヤツに「オイ、メガネ」言われた時はほんとどうしてくれようかと思いました。

 いやー、あんなやつだとは思わなかったですねw


 とにかく第一印象というヤツは重要なくせに当てにならないので初対面で猫を被らせるのも1つの手だと思います。

 付き合っていく内に見えてくる一面。シチュエーションとセットで考えてみてはどうでしょう。


 主人公側がやるのも良し、第三者がやるのも良し、敵さんがやれば悪役らしくてよしの3点セット。以前書いた『心理戦』と合わせてなおお得!

 ……何だこの茶番は。


 いや、まあ、そんな感じです。



 さて、今回はこんな所ですね。

 やっぱり短いですがコレで「キャラ作り編」もひとまずは終了です。


 そして次回からはとうとう「ストーリー構成編」に手を出します!

 どこまで続くかはサッパリですが初回は『テンプレの裏切り方』について書いていくつもりです。



 では待て次回! という事で。

 乞うご期待下さい。



ども、谷口ユウキです(-_-)/


今回で『戦闘シーンが書きたくて』のリメイクは終了。

次回の『ストーリー編』からがある意味本当のスタートとなります。


なんにせよよろしくです。

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