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『キャラ作り編 第一弾』 ようは誰もが通る道

この手の作り込みは何だかんだで頭を悩ませますよね。

 ども、長々とリメイクする中「『戦闘シーンが書きたくて』ってこんなに量書いてたっけ?」とちょっと呆れている作者です。

 こんな続いているとリメイクするのも疲れます。


 それでも勝手に休載できる作者特権って良いな。とも思います。


 ……では、気を取り直してキャラ作りについて書いてきましょうか。

 小説を書こうとして本やネットでを調べた事のある人は大抵こうズラーとしたアンケートコーナーみたいなのを見た事があると思います。


 キャラ作りしてえならコイツを全部埋めな! っていう男気溢れた嫌がらせみたいなヤツ。


 アレすごいですよね。

 作者は面倒なんでスッ飛ばしてますが、確かにあれだけ書けばキャラの輪郭、人物像が掴めて来ると思います。


 しかしこの手法、書き始める前も後もちょっと時間が掛かりそうじゃありませんか?

 情けない話ですが作者は多分1人1人かいてる内に飽きます。


 そこで、この回ではサクッとキャライメージを固めるために作者が使っている小技をご紹介。ついでに『僕、私はこうしてます』を感想の方で大募集します。


 てか常時募集してます。


 後々になって「もうこの募集の書いてある回が投稿されてからだいぶ経ってるし、書きづらいから書かないでおくか」とか思っているソコの貴方、気にしないで気軽に書いちゃってくださいね(必死)!


 ……よし、きっとこの時間差を考慮した宣伝が後々になって生きてくるはずだ。

 信じよう。


 じゃ、いつものノリで小技を紹介していこうと思います。


1、「あのポジションっていったらこういうヤツ向きだよな」な『役割パターン法』


 スポーツでいう所の「背があってパワーがある奴は……」とか「素早くてテクニックのある奴は……」って感じの書き方でかなりポピュラーな方法です。

 言ってしまえば一種のイメージ戦略で「主人公はモテモテの朴念仁」的なパターンを利用する書き方になります。ポジションにあった性格、言動を当てはめるわけですね。


 ツッコミキャラのパターンとしては「全体を第三者的な俯瞰で見れる」とか「他人の会話に問答無用で割り込める図々しさ」が。

 ボケなら「お約束を忘れない紳士な心」とか「後先も周りも、そして自分の身すらも顧みない謎のクソ度胸」とかが組み込むピースになると思います。


 後はそのピースをストーリー上のどのポイントで出していくか。

 そしてソコに上乗せする書き手自身の性格をどこにどれだけ塗るかになてくるのではないでしょうか。

 キャラには自然と書き手らしさが現れますからね。


 ちなみにこの書き方の利点はそれぞれのキャラの性格がハッキリしているため役割が被りにくい事。

 欠点はどこかで見たようなキャラになる可能性がある。になると思います。




2、「ん?あ、このアイディアいいんじゃね!?」から広げる『ワンポイント法』


 これも作者がしょっちゅう使うキャラの作り方で、『トリコ』の島袋先生も使っているらしいという作り方です。具体的には思いついた戦闘方法やセリフ、1シーンなんかを軸にしてそこから全体像を膨らませるやり方ですね。

 さあ来い、ネタ神! なノリので行くタイプだと思います。

 こういうインパクトのあるワンアイディアの爆発は、そのままそのキャラの見せ場やキャラらしさにもつながりやすくオリジナル感が非常に出やすいです。

 まさにキャラ作りにおけるジョーカー。悩める書き手達の救済法!


 しかし肝心のネタ神が下りてこなけりゃ使えないという恐ろしい落とし穴があります。




3、「君の一面を呼び起こせ!」とか言えそうな「性格特化法」


 コイツは書いてて楽しい(?)トンデモ手法で、自分をベースに性格や思考パターンの方向性を決めて突っ走らせる書き方です。

 有名な「自分をベースにキャラを作る書き方」の亜流とも言えると思います。

 経験から言うとギャグ系に特化させるとものすごい事になる……かもしれません。


 またマイナス系の感情を特化させて悪役を書くと地味に理解できてしまうキャラが書きやすいです。下手にソレっぽい悪役を書くよりもキャラが立つのでオリジナル感が出てくると思います。


 ただこの手法は自分自身をベースにする以上キャラ以上に自分を深く掘り下げる必要があり、「自分が全力でふざけたらどうなるのか?」「自分の嫌な所、ダメな所はどこか?」「死についてどう感じるか?」などアホな事から鬱なことまで色々考えないといけない……んじゃないかなあ? と作者は思っています。


 まあ方向性次第ですけどね。

 作者はこの手法で生んだ問題児のボケシーンを読み返して、自分というものが『ボケたらすげえ性質悪いヤツなんじゃないか』と思い、色々と考えさせられました。



4、「ハッハー、失敗作の主人公を引っ張って来たぜ!」というまさかの『リメイク法』


 ある意味で至高の製作法、ある意味で究極の手抜き。

 過去に挫折した作品なんかからじっくり時間をかけて作ったキャラを引き抜いてくるお手軽手法です。


 皆さんが執筆に挫折した小説や「ああ、今見るとすっごいダメ小説や」と言いたくなる黒歴史は意外としっかりとキャラを作りこんでいる事が多い……と思います。ソレを無駄にせず、主人公並に魅力のあるキャラとして生かせる完璧使用。


 唯一の欠点(?)は「モロ裏技」な事ぐらいだと思います。

 それまでの積み重ねが無いと使えませんしね。



 さて、作者がパッと思いつくのはこんなもんですか。

 小技っていう割には結構基本的な事ばかり書いた気もしますけど、これらの手法以外にも色々とやり方はあると思います。


 次回はその辺の事を踏まえて今回の+α。そして『キャラの掴み方』について少し掘り下げるつもりです。



 では待て次回! という事で。

 第十三部でした。



ども、谷口ユウキです(-_-)/


いつの間にかの3万文字越え。


若干遊びながら書いていたら何だかんだでアッという間でしたね。


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