『トーク編 第一弾』 あえて作者の本音を話そう
内容が一部愚痴だったりしますが気にしないでください
ども、リアルでつね日ごろからツッコんでおります。作者です。
ツッコミできるヤツ周りにいないんで、小説の中でボケるのみにしています。
さて、今回はそんな作者が『ツッコミ』について語るその前にちょっと愚痴を言いたいと思います。
実は作者、リアルな話をすると物心ついた幼稚園のころから実家でも学校でも友人関係でもツッコミポジションです。それはもう幼稚園時代からの友達の保障つきです。
『この17年間の血の重みを!』とか言いたくなるくらいにツッコミです。
ならばと思ってボケても周りがボケ一色でツッコミを入れてくれるヤツがいません。
「何故誰もツッコまない!?」
と常日頃から思っております。
会話は心のキャッチボールです。
決してバッターボックス立ってんのに見逃し三振。みたいな事をしていいようなモノではありません。
皆さん。ボケて、スベって、シラケるという悲劇を生まないためにもふとしたボケにツッコんであげる優しい心を大切にして下さい。
てかな、関西に行けばボケとツッコミの両刀はいくらでもいるというのに、何故東日本にはツッコミ役が少ないんだ!?
ネット上でツッコミについて語られてるページは結構あるというのにリアルで全くと言っていいほど見かけないとか悲しくなるわ! 皆、ボケにツッコむ事を諦めないでくれ!
……失礼、取り乱しました。
とりあえず作者の愚痴は置いといてツッコミをする上で意識しときたい事を1つ上げとこうかと思います。
ネット上のサイトや質問版に対する回答とかで意外とスルーされてる超基本事項。
『ツッコミの基本は揚げ足取り』です。
相手のボケに対してどんなに捻くれた応答で返そうと、ツッコミがミスや甘さの指摘であることに変わりはありません。
ただ普通の指摘と違い、テンポやノリ、言い回しに重点を置くため、言うほうも言われるほうも指摘を指摘として感じないんですよね。
「え、そこにツッコむの!?」パターンのようにボケとツッコミが両立してたりする事もありますしね。
またツッコむ場合は、なるべくツッコミを入れた相手に嫌な思いをさせない様に気を付ける心遣いが大事です。
「ツッコミには愛が必要」という考え方で、色々な人が言ってる大切なポイントですね。
具体的に言うと内心で人を見下しながらツッコむのがタブー。
そういう感情は無意識に表面に出るモノなのでほぼ確実に相手に気付かれ、嫌な思いをさせてしまいます。客観的に見たら、ただ揚げ足取りをして見下してるだけに見えてしまいますからね。
人を見下す時に自分がどんな顔をしているのかを考えるとやり切れません。
また誹謗中傷なツッコミも避けてください。後々で人間関係に響きます。
アレが許される(?)のはテレビくらいです。
と、まあ作者の語れる基礎はこんな所ですか。後はボケにせよツッコミにせよ個人の感性に左右されるところが大きいので何とも言えないです。
一応ネットで「ツッコミ」とか「ツッコミの仕方」を検索すれば色々なご意見が出てきますので、どうしても「もっと詳しく」と言う人はのでそちらを見て下さい。
さてと、じゃあ一番の基礎を書いた所で今回のメイン。『小説だからこそできるツッコミ方法』について書きたいと思います。
現実でのトークと言うのはアッという間に流れ去ってしまう水モノです。
ですが小説の場合、何度も読み返す事が出来るためトークそのものの性質が当然の様に変わってくる。と作者は思っています。
まあぶっちゃけて言えば現実で長々とツッコミを入れるとうっとうしい。という理由から短いツッコミが一般的な現実と違い、小説ならセリフと心理描写の2つを使う事で長く細かいツッコミを入れる事ができる! と言う話です。
自分で書いといて何ですが、分かりにくそうだったんでちょっと例を書いてみます。
例えば「なんやかんや」あってツッコミキャラがツッコむとします。
するとその時のツッコミとして『なんやかんやって何だよ!?』みたいな事をキャラに言わせた後で、さらに心理描写として『作者め、さてはちゃんとした例を考えるのが面倒になったな!』という追加のツッコミを付け足せる。というのがセリフと心理描写の2つを使うツッコミです。
普通に書くと。
「なんやかんやって何だよ!?」
作者め、さてはちゃんとした例を考えるのが面倒になったな!
ってなります。
コレはこういった長いツッコミを全てセリフで表すと会話のテンポが悪くなる。というリアルでもたまにある欠点を、今の様にセリフと地の文での2パターンの描写を使い分けスムーズに読ませるテクニック。
色々な人が無意識に使っていたりする裏技です。
普通のツッコミとの使い分けることでボケとツッコミの会話文がさらに楽しくなるので、使った事が無い。と言う人はぜひ使ってみてください。
ボケの連鎖にも使いやすいですしね。
例としてさっきの続きを書くと。
「うるさいな! ただでさえネタ切れぎみでテンション落ちてるんだ。面倒に思って何が悪い!」
「そんな裏事情を暴露してんじゃねえ!」
ていうか作者、アンタ今心理描写の方にリアクション入れたよね?
……コレ作者権限の乱用じゃね?
みたいな感じで繋げていくことができます。「心を読まないで」ネタには特にも繋げやすいですね。
ちなみに今回の話。気付いてる人もいるとは思いますが内容的には「戦闘シーン編」の最初らへん『セリフ』と『説明』を使ったパターンの1つだったりします。
まあそんな訳で以上、『ツッコミ』話でした。
では、この辺でいつものように次回予告。
次回はこの『ツッコミ』編と対をなす『ボケ』編です。
では待て次回! という事で。
ども、ありがとうございましたー。
ども、谷口ユウキです(-_-)/
今回も相変わらずの隙間産業精神な内容になっております。
これからも他と被らない小技なんかを中心に書きたいですね。
何はともあれよろしくです。




