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あとがき
あとがき
第一部を最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
のぞみと迂闊の旅は、
決して派手ではないけれど、
誰の心にもある“すれ違い”や“弱さ”を抱えながら進んできました。
のぞみの静かな強さ。
迂闊の不器用な優しさ。
陸の寸止めの拳。
そして、あの夜の新羽駅での涙と自白。
読者の皆さんが、
二人の痛みや迷いに寄り添いながら読んでくださったことが、
作者として何よりの支えでした。
✦ 第二部について少しだけ
第二部では、本格的な“恋の主導権バトル”が始まります。
のぞみの前に立ちはだかるのは──
あの、迂闊の幼馴染の澪。
のぞみの“真っ直ぐな愛”と、
澪の“純真な愛”。
二人の間で揺れる迂闊の心。
恋リア的な火花が散る一方で、
物語は冬へと向かい、
クリスマス編では、
三人の関係が大きく動き出します。
笑って、泣いて、嫉妬して、また笑って。
第一部とは違う意味で、
“心臓が忙しい”展開になるはずです。
✦ 最後に
のぞみと迂闊の物語は、まだ始まったばかりです。
二人がどんな未来を選ぶのか、
そして澪がどんな風に物語をかき乱すのか。
あなたの心の中で、
彼らが少しでも生きてくれていたら嬉しいです。
第二部も、どうか見届けてください。
憮然野郎




