旅路の暇つぶし 1
少し音がして 「あら遠雷かしら」母様が言うとエレンがチラッ 私は寝たフリ
「奥様オーガです カーテンをお開けになりません様に」と護衛の女騎士の フェリスが言うけれど「そう」
と言っただけ ああ「私の剣が必要?」とも言ったっけ
やっぱりオーガって鈍いのは確かなのね、私は魔力は抑えているけど母様とエレンはあまり抑えて無いのに
オークや獣型の魔物は魔力に敏感だから 近付いて来ないのに 17位居るみたいだから強気?(何とかバトラーかしら)冒険者達が新人に馬を預けて、走ってくわねー騎士は馬車の護衛で動かないけれど、家では
3台の馬車に2人ずつ付いてるの、普通は主人の馬車に皆んなで付くらしいけれど家ではそう決めいるの、なにしろ母様とエレンが1番強いから、母様が出たら冒険者達の余禄が無くなっちゃう 劫火とかしそう・灰が少〜し残るだけだもの・・・。 ああチナミに騎士小隊の隊長は ヴァンダイン・父様は中隊規模付けるって言ったらしいけれど。
母様が扇で御口隠して、「沢山居ると騒がしいモノ」(意訳・ウザイ)と。
ソロソロかなぁって思ったら母様が「シャル 起きて居るのでしよう 止まると少し暑いわお願いね 」って
「ヒエヒエ君使います?」って馬車の屋根裏にエレンに付けて貰ったわ、馬車用は風魔法も付いているから
中は大体24度位になるわね、体感だけどね、厨房に冷蔵庫造っちゃたから、実は騎士の皆んなのヒエヒエ君のが凝ってるの鎧の中は25度 光属性で常に適度にクリーンが掛る、フェリス達は忠誠心大盛り?
後から男の子の騎士達が(隊長が演習場で)私の騎士の女騎士に「お嬢様にお願いしてください」と「男の子は良いんじゃないの其れも鍛練でしょう」って言ったのだけれど、「私達も鍛練中は使いませんから」って
仕方ないから、180作ったわ(自動化ですぐだったのだけど少しずつ渡して 水魔石と風魔石沢山取ってきたし多分光属性が掛るのは気付いて無い プラチナの台に魔法陣切ってあるから見えない様に)大体魔力込め無くて動くの疑問に思わないのカシラ(騎士は脳筋!)母様と父様にはピンクダイヤにマイクロレーザーで魔法法陣で メイドちゃん達には無属性魔石で 執事さんに聞いたら「私共は結構です、お気遣いに感謝を」
って メイドちゃん達には私の命令よって(でも階級に拠っては使わない母様と私の側付きだけみたい)
え〜と 下男(力仕事出来る人) 下働き(13才位からの男子 女子ね) ハウスメイド (お掃除 洗濯等)
メイドちゃん お茶や食事の時食器やカトラリーの用意とかね そしてメイド長 母様に王家から付いて来た人
優し怖い・・・。