転生編3
朝餉は何時もの ダイニングで 家族だけの時には円卓みたいなテーブルで採るのが 我が公爵家の
習慣で 何代も前の御当主が 切れて 家族で摂る朝餉に声を張らなくては話もデキナイ様な正
餐用の 食卓で喰らうなんてバカバカしい とか言ったとか 御かげで母様の隣で大体何時も 食べてでしっかり身についたみたい。
でも知っているの、母様が 王家で お転婆姫とか 不思議姫とか 言われていた事 何でも正餐の時にしか ドレスなんて着なかったって 何時も騎乗用の服で 王家の森で遊んでいたとか・でも何でも
人一倍出来たから周りは、何も言えなかったと、今の王太子6つ下の母様に色々教わったとか
王太子の家庭教師は、王太子の後ろで母様の教えを学んでいたんですって王家の家庭教師ともなればその自尊心も並大抵の物ではなかったらしいのだけれど 円を描かせてその円の周りの長さを計算で出してみてってやったとか、円周率なんて概念さえ無いものね↝
で王太子の下に何人か王家の縁者が居たみたいで、その子たちに確っかりと教育するのが貴方の使命だとかなんか丸め込んだ?
何でも父様が母様の護衛の様に王家の森にも付いてきたらしくて10
歳差で丁度良いからって降嫁したのね。
まあ社交が貴族婦人のおしごとなのだけれど。母様はコルセットがキライで Aラインのドレスを作らせてそれで出ているの何しろ公爵家の王族から降家した公爵夫人は王妃とほぼ同じまあ皇太后の娘に成るわけだから。
でもコルセットしないドレスは スタイルか゛良くないとね~
母様のおかげで8つの時から厨房に 直ぐに出入りは無理だったけれども貴族の娘としては破格に直に調理に口出しさせてもらったわ。
厨房長が母様が王家の厨房から連れて来た人だったし。
注文を色々つけ始めたら姫のお嬢様ですねぇ~ とか目があきら目になってたから母様もしていたのねきっと。
陶器の壺にクリーンを掛けてタブンりんごを自分で出した水で洗って 漬けたの、3日位でシュワシュワしてきたから、中身の身を捨てて パン種に入れて焼いて貰ったら、ふかふかパン母様が驚いていたから きっと母様は王女だったから、厨房にはあまり興味無かったのね、王家の食事は美味しいもの。
リンゴにクリーンを掛けたらシュワシュワしなかったのはアレ?
だったけれど゛
魔法が 有るのよね 当たり前なはずなのだけれど、何処かで
ううん頭の中の誰かがフィーバーしているのね
ゲームみたいだって ナニかしら 夢の中の誰かなのだけれど
家族にはとても言えないわ、8歳の時から魔法の家庭教師が来たのだけれど 困ったわ 詠唱だとか属性だとか 教えてくけるのだけれど
お箸みたいな(お箸?)杖を持って 「我が意によって炎の精霊よ
・・・」とか ナニかしらそんな事言わなくても意思だけで何でも 出来るのに 一通り基礎だとかでやらされたわ。