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自堕落 〜橋野 康二〜

橋野 康二(はしの こうじ)26歳は今日も部屋で求人サイトを覗く


先月に仕事をやめて今は無職


アパートで1人暮らしをしている。


「えーと、大卒以上?俺は高卒だっつうのー」


スマホをベットに投げてため息を吐く


昼間の街の喧騒こうしている間にも時間が過ぎていく


焦燥感と無気力とあとはどうにかなるさという能天気さ


なぜやめたか、、、いやになったから、、、、それだけ。


メールが届く


内容はこの前受けた面接の結果だ。


見事、不合格


「ムカつくな、、どうしようもないか」



気晴らしに公園に出かけることにした


平日の公園には子連れの母親とか老人がチラホラいるだけで


まあ、静かだ。


ゴロゴロと子供が遊んでいたボールが転がってくる


「すみません」


と小走りで母親がやって来る。


「いえ、どうぞ」


「ありがとうございます」


そういうと子供の所に戻った。


同じ歳くらいだろうか母親をやってるなんて本当偉いよな


俺と言えばただのニートだもんな。情けないよ全く。


しかし、暑いなもう少し日陰に行こう


その場を離れ木の下にあるベンチに腰を下ろした。


「あー〜〜ヒマー〜〜」


ベンチの背もたれにもたれて伸びをする。


っと視線を戻すと先程の母親がこちらを不思議そうな目をして見ている。


物凄く恥ずかしくなってそそくさとその場を離れた。



「あー恥ずかしい、家に帰るかな。あっその前にコンビニに寄ってアイスでの買おう」


俺は無類のアイス好きだ、まあ、どうでもいいが


いらしゃいませー


10代後半の女性が鼻に掛かった声で気だるそうに言う


さあーて今日の気分は、メロン味のソフトクリームだこれにしょう


俺はアイスと新刊の漫画をレジに持っていく


「いらしゃいませー」


またしても気だるそうに言って袋に商品を詰めていく


「2点で600円になりますー」


俺は1000円を出し300円のお釣りをもらう


「ありがとうございましたー」


俺があんたになにかしたかよ。気だるそうにまた言う


いいか、気しないでおこうけど名前は覚えたぞ


榎本 楓(えのもと かえで)


けど、コンビニ店員の名前を覚えても仕方ない


どうせすぐに忘れる


商品を受け取ると立ち去る。



「行け行けーーー!」


競馬中継を1人で楽しむ


好きな馬が居てコイツが出てる時にだけ競馬を見ることにしている


特別脚が速い訳じゃないし余り人気がないが


ひたむきに走っているこの馬に俺は惹かれてとても魅力的だ


今日もビリ


そう、その馬の名前もビリー


競馬中継が終わりアイスを食べ終わり


やる事のないから


寝た。











読んで頂きありがとうございます♪


また、近日投稿します^ - ^




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