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時の管理人  作者: モタ
1/1

プロローグ

《プロローグ》


蝉が鳴き交わし、太陽は休むことなく地を照らしている。

そんな夏真っ盛りな日。

少女は安らかに寝ていた。

時計の針はもう11時をさしている。


少女はゆっくりと目を開けた。

「またあの夢・・・」

少女はゆっくり体を起こす。

いつも同じ夢を見る。

だけど起きると夢の内容は忘れ、虚しい思いだけが残る。


内容は覚えていない。


だけど私にはわかるのだ。

またあの夢だと。


なぜかって?


それは私にもわからない。

ただとても大切な夢なのは確かだ。


なぜかって?


私の中の何かがそう言っているから。


この夢は私に何かを伝えようとしている気がする。

私はとても大切なことを忘れている気がする。



外から子供の声がした。

とても明るく、無邪気な声。

でもうちの近くに小さな子供がいる家などあっただろうか。


いや、別にどうでもいいことだ。

私の日常は変わることはないのだから。




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