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モーセの海割りのようだ

いつもの2倍の文字量になってしまいました。てへぺろ☆(・ω<)

今回からスキルの詳細を少しずつ後書きで載せます。

あれから歩き続けてかなり時間が経ち、塔のすぐ近くまで僕は来ていた。

携帯を確認してみると、時計は11時を指している。


「RINEの通知メッチャ来てる!」


コミュニケーションアプリのRINEには、母からの安否確認を主とするメッセージが届いており、父からはすぐに帰宅しろと、姉からは今何処にいるのかと送られてきていた。

その他にも学校の男友達からメッセージが来ているが、面倒なので既読しない。

メッセージを送ってきたのは人間としては信用できる奴らだが、口は堅くないので下手に情報を送ると、未来の強敵が増える可能性がある。

奴らにとっては信用できる相手でも、僕にとっては赤の他人であり、信用できるわけがないのだ。


それは向こうも同じで、もし僕の情報を使って外で活動できるようになったとして、やることはまず食料確保だろう。そして、自分達の安全のために多くの食料を抱え込むはずだ。

そしたら、その地域の食料は殆ど無くなる。そして、情報を提供した僕が「食料を分けてくれ!」と言っても彼らがくれるはずもないだろう。

友達の友達は赤の他人でしかないのだから。


僕は、家族のグループにメッセージを送る。


「武者修行の旅に出ます。探さないでください、と。」


最後に、元気にやっていますと付け加えて送り、電源を落とす。

今はインターネットも、電気、ガスなど、今まで通りの生活が遅れているが、いつ使えなくなってもおかしくない。

だから、電源を切って温存しておく。

それに原子力発電などの危険なものが管理できなくなった時に起こる被害は想像がつかないほどに大きいだろう。

だから、逆にあの塔の中の方が安全なのではないかと僕は思っている。

塔の中と外では空間が異なるとか、不思議な力で絶対に倒壊しないとか、ファンタジーあるあるだろう。

少なくとも、人間の作ったものよりかは突如現れた塔の方が壊れそうにない気がする。


僕は目の前に聳え立つ、天まで届きそうな塔を見上げた。

塔の周りには深い堀が出来ていて底が見えない。もしかしたら底がない可能性もある。

掘には橋が架かっており、大きな両開きの扉へと続いている。

周囲は水面のように揺らいでいる。結界だろうか?

結界?は堀に沿うように張られており、橋を避けるように分かれている。

モーセの海割りのようだ。


とりあえず、結界をどうにかする必要もなく扉までは行けそうなので進んでみる。

この大きな扉は自分の筋力で開くのだろうか?

僕は扉に手をかけようとして、思いとどまる。


「あ、ステータスの確認をしてなかった。」


どの程度の強さなら安全なのか分からないが、一応確認しておいた方がいいだろう。

道中ゴブリンや、ワーグという狼(途中から名前が分かるようになった)、コボルト程度なら簡単に倒せるようになっていたので、それなりに強くなっているはずだ。


「ステータス」


神童達也

種族:人間Lv5

職業:魔法使いLv3

Age:17


HP:140/140

MP:100/100(50)

ST:100/100


STR:8

VIT:8

DEX:10

INT:1

MEN:1

SPD:5


職業補正

MP+50

INT10%UP

MEN5%UP

攻撃魔法補正(攻撃魔法の威力12%UP、操作性上昇)


武術

戦闘術Lv3


スキル

精神苦痛耐性Lv1、隠密Lv1、強弱看破Lv3、両手持ちLv3、見切りLv3、回避Lv3、魔力感知Lv1、出血耐性Lv1、歩行Lv2、思考Lv1、治癒Lv1、鑑定Lv1



「あれ?思ったより上がっていないな?」


うーん。レベル3から上がりにくいのかな?

あと、STRとDEXが上がってる。

それぞれの能力値に応じた行動をすると上昇するのか?

これまで、行ったことがほぼスキルとして反映されている。

ならばスキルに応じて何の能力値が上がるか分別できそうだ。

しかし、中には分別できないものもある。

例えば、耐性スキルだ。

防御力系としてVITやMENに分けるのは何か違う気がする。

だって、精神苦痛耐性は百歩譲ってMENとして分類できても、出血耐性はVIT、MENのどっちにも分けられないだろう。毒や麻痺も同じだ。


耐性以外にも、強弱看破、思考、鑑定、見切り、隠密など全く分からないものもあるし、魔力感知はINTが一番近い気がするが、魔力を感じるだけのスキルなので魔法攻撃力に関係するINTとは別な気がする。

歩行はSPDが近いだろうが、歩くのが上手くなったからといって行動速度が速くなる気がしない。


というか、能力値の中でもSPDは別格な気がする。

レベルで能力値が上がらないってことは、なにか他の行動、恐らく各能力値に対応したスキルを使うことで上がるのだろうが、STRは攻撃系スキルを使えば上がるだろうし、VITは攻撃を受ければいい。

そして、INTとMENはそれの魔法版だし、DEXは細かい動作をするスキルを使えばいい。


では、SPDを上げるには速度に関するスキルだろう。

だが、ここで問題が発生する。

今持っているもので一番近いものが歩行スキルなのだが、このスキルによって変わったのは、効率的な歩き方が分かるようになるだけだ。

それによって歩いて疲れることが減ったし、歩行速度も少し上がった。

このスキルを上げれば歩行速度は上がるだろう。


しかし、上がったとしても、足で直線を移動するのが速くなるだけだ。

能力値のSPDの速度というものは、全体的な速度なはずである。

そこには、体全体の動きを速くするための筋力、神経系の伝達速度の上昇、脳の処理速度が少なくとも必要になる。

もちろん、不思議な力とやらで解決すればいいと思うが、体感ではそこまで雑なシステムではない気がする。

ならば、全体の速度を上昇させるスキルを入手することだが、行動したことがスキルになる中で動きが全て速くなるような行動など全く分からないし想像できない。


では、SPDだけは上げることができないのではないか?

もしかしたら、不思議なアイテムで上げられるかもしれない。

不思議なアイテムで解決。一番可能性が高そうである。


脱線してしまったが、スキルの仕分けがようやく終わった。

STRは戦闘術と両手持ち、VITは治癒Lv1でDEXは回避Lv3だ。

あとはETC(その他)ということにした。


ステータスウィンドウを弄れたら見やすくなるのだが、できないだろうか?

~スキルの解説(武術や魔法も)~

戦闘術:

基礎的な戦闘技法、初歩的な体重移動や足さばき、武器の振り方に補正がかかる。攻撃時にダメージ補正がかかる(1+Lv×0.01 倍)。


両手持ち:

両手武器(二刀流ではない)での攻撃時、ダメージ補正がかかる(1+Lv×0.05 倍)。


治癒:

体の傷が速く治る(休憩時やリラックス状態のみ、戦闘時やスタミナが減るような行動をしている時には回復しない)。


回避:

攻撃を躱す時の体の動きに補正がかかる。


動きの補正について~

体を動かしたときに、その行動のレベルより低い動きをするとレベルに応じた動きに修正されます。無意識に少しずつ修正されていくので、どれだけ才能が無くてもレベルに応じた行動が出来るようになります。また、その逆で現在のレベルよりもいい動きが出来る場合は動きに修正はかからず、経験値に補正がかかるので早くスキルレベルが上がるでしょう。

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