状態異常は結構エグイ
家に戻り、エントランスで情報を整理する。
種族、職業レベルが上がっていた。
職業レベルで変化したのは、攻撃魔法補正だけだ。
10%から12%だから、そこまで職業レベルの恩恵は強くないってことかな。
武術は戦闘術が上がった。
スキルは強弱看破、両手持ちが1レベル、見切り、回避が2レベルあがっている。
ゴブリン30体程度に巨大狼8体でこの成果だ。
1日の成果としては結構高く見えるが、低レベルだから上がりやすいのだろう。
回避、見切りは戦闘のほぼ8割を占めているので上がりやすいのだろう。
1対多の戦いは、どうしても回避重視なってしまうのだ。
そして新しく習得したのは、魔力感知と出血耐性。
魔力感知は、魔法の練習をした時に覚えたのだろう。
出血耐性は嬉しいが、一度食らわないといけないシステムに意地の悪さを感じる。
そして、レベルを上げるには何回も繰り返し攻撃を受ける必要があるのだろう。
毒とか、麻痺、眠りなど、耐性を完全にしようと思ったら、ひたすら状態異常にかからなければいけないのだ。うん、地獄でしかないな。
そして出血から分かるように、状態異常は結構エグイのかもしれないってことが分かった。
もっとダメージを受けていたら出血ダメージで死んでいただろう。
あとは、狼に噛まれたときに痛みを感じなかったこと。
これはつまり、HPがある限りは痛みを感じないということでいいのだろうか。
なるべく攻撃は受けたくないが、肉を切らせて骨を断つようなことができるのは大きい。
そんなことを考えながら魔力感知で色々試行錯誤をしていると、自分の体の中にからも微量の圧力を感じることができた。
(前は分からなかったよな。MP、魔力総量が少なかったから感知できなかったとか?それとも、魔力感知のおかげかな?)
さて、この内側にある圧力を動かそうとしてみるが全く動く気配がない。
出血ダメージから考えても休憩時間は必要なので、このまま練習を続けることにした。
それから30分ぐらい時間が経ち、何も変化が起きず諦めようかと思ったとき、いつの間にか圧力の塊の形が感じ取れるようになっていたことに気付いた。
ただし、相変わらず動かすことができないので、練習を中断して時間を確認する。
「6時半ってことは、もう大騒ぎになっているだろうなぁ。」
それに、親も起きているだろう。一度戻ったら外に出れなくなることは間違いない。ならば、することは一つ。
「レベル上げの旅だ!」
一応明後日には学校があるのでそこに向かって進むことにした。
幸い、塔と同じ方向なので、一石二鳥だと思ったのだ。
「学校やってるのかなー?」
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その頃Twitperでは
「なんか家の前に化け物がいるんだけど!」
「私のところにもいたよ!今日彼氏とデートなのに…」
「今日仕事あるのにどうしよう…?」
「電車って動いてるのこれ?」
「夢が叶った!こんな世界に憧れてたんだよなあ。」
「ktkr、俺の時代だ!本気出すぜ!」
「政府は動いているのか?」
「あれ?そういえば電気ってどうなっているんだ?」
「なんか建物は安全みたいだね。」
「シフト終わったのに帰れないんだが、最悪」
「営業中止でよくないかこれ?」
「学校休みたよな?月曜日が楽しみだなw」
「車で外走ってた人によると、亡くなられた方もいるようです。」
「怖い。家出なくていいよね?」
「車なら化け物がいても大丈夫だってさ、ただ乗るまでや降りたときが危ないらしいけど。」
「寝るか(笑)」
「親が危ないから外に出るなってうるさいんだけど。」
「あ、ニュースやってるよ!」
「通勤したんだな。社畜魂か?w」




