ん?今何でもするって....
最近気づいたのですが、意外と自分が思っているよりも読んでくださっている方が多くてびっくりしました。
次話投稿するときにブックマークや評価者数、ポイントが表示されてチラついていたのですが、ブックマークだと7人の方がいらっしゃるので、読者数もそれくらいだと思っていたんですよね。
しかし、アクセス解析を見たら想像以上に沢山の方が読んでくださっていることに驚きました。ゲームシステムを考えるのが好きで、そんな趣味から執筆し始めたのですが、これから続けて投稿していきますので、お付き合いいただけると幸いです。
構成が上手くないので読み辛いかもしれませんが、基本的にはこの変人の行動や思考を細かく表現しようと筆者は躍起になっているので、話の流れが結構遅いかもしれません。特に、考察が多くなったりとか(笑)
他にも、設定のこだわり(特に魔術)によって1話まるごと使ってしまうことや、技術の向上までに時間がかかるなど、スローテンポになってしまう要因は沢山あるのですが、筆者の中では一番書きたい内容なので直しません。ごめんなさい。m(_ _)m ε≡(・ω<)> てへっ!
なるべく分かりやすいように書こうと思っているので、設定に関して気になったこと、分からないことや具体的例が欲しいなど、感想をもらえると有難いです。「ここが面白い!」とかでも参考になるので、気軽にコメントしていってね。
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※重要なお知らせ? 後書きを読む方は必ず読んでください。m(_ _)m
お願いします!読んでください!何でもしますから!(何でもするとは言ってない)
未だに主人公以外の登場人物が殆ど出てきていないことについて、気になっている方がいる方がいるかもしれないので、後書きの下の方に記載しておきましたので、気になった方はどうぞお読みください。
ネタバレ(この章の概要を少し話すため)が嫌な方は、読み飛ばしてくれると有難いです。
――外部から魔力を当てられないと、魔力は動かない。
僕は本を閉じる。
「......」
そして、近くにあった篝火を掴み、自分の方へ倒した。
「...ッ!?」
脹脛に鋭い痛みが走る。
炎は履いていたスラックスから上着のパーカーへと広がり始める。
「...ゥグッ...ウァグエァァァァ!」
痛みで涙が出そうになるが、歯を食いしばり、もう一つの篝火に手を伸ばす。
そして、2つ目の篝火も自分の方へ倒した。
火の勢いが増し、全身が火だるまになる。
「ゥ...ォァァァ...」
全身が痛みに襲われ、息が苦しくなる中で僕は本の一文を思い出していた。
『まあ、例外として、命の危機を感じるような痛みを受けた時にも魔力は振動するが、学習方法として選ぶものではない。』
そう、僕は自分を燃やすことで壮絶な痛みを自分に与えて、魔力を動かす方法を学ぶことにしたのだ。
バカなことをしているとは自分でも思う。
しかし、食料や水を確保する方法、僕に残されたのは魔術だけなのだ。
だから、この命を賭けた博打に挑んだ。
僕は必死になって自身の魔力を感じ取ろうとする。
(やばい、マジで死ぬ!)
痛みで頭がおかしくなりそうだ。
そんな中、僅かに揺れ動く自身の魔力。
その僅かに揺れ動く感覚を必死になって覚え、動かそうとする。
しかし、魔力は揺れ動くだけで、動いてはくれない。
(痛い、痛イ!イタイ!)
痛みが、頭の中を支配していく。
(イタイよ!イタイってばッ!)
あまりの痛みに、涙がこみあげてくる。
頭の中が痛みで満たされ、他に何も考えられなくなった頃、心の奥深くから、なにか熱いドロドロとしたものがこみあげてきた。
なんでこんな目にあっているのか、なぜこんな方法しかないのか、そもそも食料が何故ないのか、せめて水ぐらいあってもいいじゃないかといった、負の感情が幾つもこみあげてくる。
熱いドロドロとしたものはダムに押し止められていたが、やがてダムは決壊し、それと同時に頭の中の何かがプツンと切れる音がした。
――クソが。
――オイ、動け!動けよッ!
――俺の魔力だろうが!俺の言うことを聞けよッ!
ググッ...
「!?」
魔力がゆっくりと、目的の指先までフラフラと左右にブレながら動いていく。
――動いてるッ!?
だが、魔力のブレは激しく、なかなか思った通りに動いてくれない。
――く、くそムズい!
まるで足で箸を持って、ゆで卵を掴む感覚だ。少し油断すると、制御を外れて体の中央へと戻っていってしまう。
――だが、動かす感覚は掴んだッ!
再び魔力を指先へ持っていこうとするが、痛みが邪魔して上手く動かすことができず、何度も失敗してしまう。
――くそっ。いッてぇなああああッ!こんちくしょうッ!
なるべく痛みを気にしないように、指に意識を集める。
(指に集中、指に集中、指に、指、指、指指指指指指指指指指指指指指指指...)
鋼の精神で痛みを跳ね除け、全神経を魔力を動かすことに集中させ、魔力を指に移動させていく。
(あと、もう少し、もう少しだ!)
体内の魔力が、指に集まっていき、人差し指の先が仄かに光り始める。
(よし!あとはこの指でルーツを!)
魔力を集めた指先で空中にルーツを描き始める。
(服と髪の毛の周囲の空気から酸素だけを移動させて、炎を消す!)
力を加えるルーツに、対象を酸素分子、範囲や座標、方向を指定するルーツを、制御のルーツを使って数秒だけ繰り返すように組み合わせ、術式を作る。
そして、自然の魔力を指先に集めた自分の魔力で引っ張り、術式に流し込んだ。
すると、術式、つまり各ルーツ達に流れた自然の魔力は、それぞれの文字に注ぎ込まれ、やがて文字が粉々になって小さな粒子になり、服と髪の毛の周りに集まった。
そして、光りの粒子が掻き消えると、次の瞬間には火が嘘のように消え去り、僕は安心して気が抜けて、そのまま眠りについてしまった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「....ぐッ!?」
痛みを感じ、急に意識が覚醒する。
気絶したことにより、睡眠が取れたおかげか、頭が働くし疲労もない。
ただ、空腹によって体はガリガリだが。
「いッ!?」
またもや、急に痛みが走る。
慌てて、ステータスを確認してみる。
神童達也
種族:人間Lv5
職業:魔法使いLv3
Age:17
HP:82/84(140)
MP:100/100(50)
ST:74/74(105)
餓死状態Lv1:ST30%減少、全能力値15%減少、速度30%低下、自然回復速度50%低下1秒毎にHPが1減少
重火傷状態:STR、VIT、DEX、速度が20%減少、HPは40%減少、ST消費時にHPが3減少
脱水状態LvMAX:1日毎にランダムでバッドステータスが発生
STR:9(11)
VIT:9(10)
DEX:13(15)
INT:2(2)
MEN:1(1)
SPD:3(5)
職業補正
MP+50
INT10%UP
MEN5%UP
攻撃魔法補正(攻撃魔法の威力12%UP、操作性上昇)
武術
STR
戦闘術Lv4
スキル
STR
両手持ちLv4
VIT
治癒Lv3
DEX
回避Lv5、罠解体Lv2
INT
魔力操作Lv3、術式生成Lv1
MEN
瞑想Lv1
ETC(その他)
見切りLv4、隠密Lv3、魔力感知Lv3、罠感知Lv2、強弱看破Lv4、鑑定Lv2、歩行LvMAX、疾走Lv1、思考Lv3、精神苦痛耐性Lv5、出血耐性Lv1、炎耐性Lv2、地図Lv4
(へ?)
――俺、あと82秒で死ぬの!?
一瞬、自分の置かれた状況が理解できず硬直するが、直後死にものぐるいで指先へと魔力を集め、ルーツを書く。
(痛え!魔術使うのにもST消費するのかよッ!)
どうやら術式を組んで間ST消費をするらしく、HPがゴリゴリと減っていく。
(残りHP40しかねえッ!)
ようやく術式が完成し、自然魔力を引き寄せてルーツに魔力が注ぎ込まれ始めた。
――間に合えッ!
掠れた声で叫んで自分を鼓舞しながら、全身全霊で魔力を注ぎ込み、魔術を完成させた。
――炭水化物、タンパク質に脂質と糖質、ビタミン各種が合わさった物体よ出ろッ!
術式が粒子へと変化し、目の前に集まり球場の形をとる。
やがて、小さな粒は、少し黄色いがほぼ白と言っていいほどの色へと変化し、ピンポン玉サイズの錠剤?へと変化した。
そして、出来上がると同時に、僕は僕はその物体、錠剤と言うにはデカすぎるその球体に齧りつく。
「ッ!」
その球体は、比較的簡単に砕けて口の中に入り込み、次の瞬間、体を寒気が襲った。
(なッ!なんだこれ!?クソマズいッ!)
ただ必要な栄養だけを詰め込んだその物体は、味としては最悪で、その味に思わず涙が出てしまう。
しかし、生きるためには食わねばなるまい。
意を決して、流した涙とともにブツを飲み込む。
(あと数秒!これ消化間に合うのか!?)
因みに、体の中に生成しなかった理由は単純で、生物からは魔力の力場というものが存在しており、肉体へ近づくほどその力場は強くなる。
これが、いわゆる魔力抵抗と言われるもので、MENが強いほど強くなるとされており、特に体内の魔力抵抗はとてつもなく強いため、魔術で直接人体へ影響を及ぼすことはできないとされている。
だから、回復魔法的なものや転移魔法、精神攻撃魔法などは存在しない。
そのため、魔術で攻撃する場合、炎や岩を飛ばしたり、雷を落とすことになるだろう。
また、自分の力場はそんなに反発してこないため、自分の魔力抵抗が強くて魔術を使えないということはない。
因みに、体内の魔力抵抗は別格であるので、自己回復とかできない。
つまり、MENが強いと魔力バリア的なものが強いため、岩を作って飛ばしてきても、届く前に粉々になったり、力場に止められて落ちてしまうということだ。
これは、間接的に行っても同じで、斜方投射、つまり遠投なげのように操作するのではなく、力を加えて加速度を与えて当てたり、大規模な爆発や、上空で雷雲を作り上げて雷を落としても、魔力を伴う現象は魔力力場に阻まれて防がれてしまう。
要するに、MENはしっかりと仕事します的な?
ということで、一旦体外で作成して摂取することにしたのだが、この空腹の状態異常が、どのくらい栄養をとれば消えるのか、消化は間に合うのか分からない。
(間に合ってくれ!お願いだからッ!)
こんな時に限って、意味もない祈りを捧げてしまうのは何故だろう。
無宗教で占いも信じない、神などいないと思っている自分が、何に祈るというのだろうか。
それでも、この命がかかった状況、コイントスで裏か表かを決めるときと同じで、何故か祈ってしまうのだ。
――お願いします!何でもしますからッ!
本当に何でもする気はないが、そのくらいの気持ちで祈ってしまう。
いや、「ん?今...」じゃなくてですね...
ん? あれ?
痛みが消えている。
俺、助かったのか?
~スキルの解説(武術や魔法も)~
魔力操作:
魔力の操作に補正。
術式生成:
ルーツを組み合わせ、術式を組む際に補正がかかる。(術式生成速度上昇、複雑な術式を組めるようになる。)
瞑想:
MP自然回復量が上昇する。(精神を集中させることで精神集中状態になり、MP回復速度が上昇する。)
炎耐性:
火傷状態の効果が弱まる。炎系ダメージの減少。
※ここからネタバレあり。
この章は、世界の変化後から、主人公が塔から外に出るまでに、持ち前の狂った頭と、それによって磨いた謎の技術で苦難を乗り越えながら、この環境に慣れていく章です。
なので、この章では殆ど主人公しか登場しません。いや、ぶっちゃけると、この章ではこれ以降、主人公以外の人間は登場しません。
これ以上は章の内容に深く突っ込んでしまうため、詳しく話すことができないのですが(色々とメタ的な要素で考察もできるので)、二章に関して一つ言えることが。
二章からは外に出た後の話なので、人がいっぱい出てきますぜ、旦那!(^∇^)ニヤニヤ
(^ω^)ノシ




