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俺は聡、陰キャ童貞という点を除けばごく普通の高校生だ。

今日も高校から帰って趣味の粘土細工をしながら

自分に都合の良い妄想をしている。今日もいとしの

綾さんで妄想中だ。彼女は黒髪のボブヘアでいつもマスクをしていてあまりクラスメイトと話してる様子は見かけないそんな所に、気高さや仲間意識を感じている。もちろんうざい奴が粛清される妄想もする。

うざいのはなんといっても俺に陰口を叩く女帝の香織と、いつも睨んでくる同じ陰キャの雅人。なんとこの二人が一緒に話しているのが度々目撃されている。

(別に同じ陰キャなのに女子と話していることに嫉妬なんてしない、もう一度言おうぜっっったい嫉妬なんかしない)

「雅人のやつ羨ましいなぁ」


「そんなこと言うなら、何でも叶う異世界には興味がないか?」


「ファッ!!」


ついつい心の声をもらしてしていたときに、なんと誰もいないはずの後ろに、仙人の爺さんみたいな奴がいたのだ。


「な、なんだよコイツ通報するぞ」


「儂の姿はお主にしか見えんからな」


ふと、俺は窓を見たが爺さんの姿は反射してなかった。


「ま、まじかよ...

んで、なんでも叶う異世界って何?」


「切り替えが早いのぉ

まぁお主にはそこで、仕事をしてもらいたいのじゃ」


「面倒くさいなぁ、なにすればいいの?」


「まぁ、人が願えば何でも叶う世界だからのぉ

中には、良からぬことをする輩が多くてのぉ」


「じゃあ、そいつらを倒せばいいのか。でもなんで法律とかで縛ったりしないの?」


「いや、法律自体はあるのだがこいつが厄介でなぁ

大抵の奴はこの法に触れることのリスクを考えて、

抑制するのだがこの法律にすら窮屈さを感じて更に危険な願いを願う輩がおるのじゃ」


「ふーん、てかなんで願いがかうの?」


「それはのぉ、人は願いを叶えるためにそれを代行するー虚影ーを生み出す。しかし、自分で叶えたい願いに関していえば自分が生み出したー虚影ーを取り込んで、自身をー半虚影ーにするのじゃ

でも人の害にならなければ容認されておるが、危険と判断された虚影すなわちー害影ーとよばれておる奴があってのそいつがお主の標的じゃよ」


「そういうことかぁ、じゃあ早く連れてってよ。」


「まぁ、まつのじゃ。かなり時間がかかるから寝ながら待つのじゃ」


「わかった」


俺は、異世界に希望を託しながら就寝した。


〜〜〜〜翌朝〜〜〜〜


起きたらいつも通りの風景が広がっていた。


「なんだ夢かよ」


そう独り言を言いながら、ワンチャンあると思い

昨日粘土で作った短剣を、実体化しろと願ってみると

なんと、本当に実体化したのだ!


「これなら粘土の量次第で、竜○しの大剣すら作れるぞ」


俺は、手に入れた力の強さに感動した。


「この力で、雅人と香織とかいうクソどもをぶっ殺せるぞ...」


が、突然窓を破り二人の人間が突入した。


「うわぁ!何だ」


「害影発見!」


「今度は俺がやる!」


「てか、こいつら雅人と香織じゃねーか」



続く



〜〜〜〜〜〜

ここまで読んでいただきありがとうございます。

初投稿なので、ぼちぼち頑張っていきます。

もし、よろしければコメントお願いします。

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