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孤独な少年のわずかな命  作者: 大根先生
第一章
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プロローグ

何気ない日常を日々送る17歳の現役高校生。

そんな平凡な人生にとある悲劇が起こる...。



---



「キーンコーンカーンコーン」


6時間目の授業を終えると校内全体に下校のチャイムが鳴り響いた。

いつも通り道草をくわず帰宅すると、ふと何か喉に違和感を感じた。タンでも絡んでるのかと思い、洗面所へ向かうと違和感の正体であるタンを吐き出した。

僕は、顔が真っ青になった。

なんと、タンに真っ赤な血が混ざっていたのだ。

これは何かの病気ではないかと思い、身支度を済ませ病院へと向かう...。



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