表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/41

 唐突に、それは来た。

 雲を割いて、後光が差すように神々しく、天から降りて来る人影。

「ロ……ロボ……なのか? そ、その姿……は……?」

 白装束に緋色の袴。一見、巫女装束にも見えるが、その白装束は虹のような光を湛え、人間の技術では到底再現出来ない輝きを見せている。何より、背中には日輪の如く輝く、光背が燃えていた。

 それはきっと人が想像する神の姿に似ていた。

「土着して来た」

 土着……した?

「この地の守り神と契約し、眷属(けんぞく)となった。即ち、神の末席となったのだ」

「バ……バカか貴様は! 土地に縛られるという事だぞ!」

 ホッケが泡食って叫んだ。つまり、それだけの事をロボはしたらしい。

「自分は本気だ。今の自分はもはや人狼ではない。大神……とまでは行かないがな。尻尾をまいて逃げだすがいい」

「そんな簡単になれるものか……いや、どれだけの犠牲を払った!」

「貴様の知った事ではない」

 彼女はホッケを目で制しつつ、倒れ伏すおれの前に降りて来た。

「さぁ、『供え物』を。そして加護を願うのだ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ