3話
今日は、探検するのを止めて帰ろうとしていた。
だけど、何と一宮さんが追いかけて来たため帰れなくなった。
近くにある喫茶店で、話しを聞く事にした。
あ、勿論割りかんだよ?
一宮さんに奢って貰うのは、さすがに悪いし。
一宮さんは、ほっとしてたけど…そんなに私って人にたかるイメージがあるのかな?
とにかく、私はコーヒーを頼み一宮さんは、ミルクティーと苺のタルトを頼んだ。
「一宮さんは、甘い物好きなの?」
私は、タルトとミルクティーを嬉しそうに食べたりしている様子を見て言った。
「!?…そ…そうよ!!悪い!?」
かなり、動揺している様子の一宮さん。
私は、コーヒーを一口飲み…やっぱりブラックは苦いな~。
止めとけば良かった。
「いいと思うよ。少しでいいから、タルトくれない?」
「…ダメ…」
おっと、涙目でタルトを庇ってる。
普段、ツンツンしている女王様な一宮さんが…。
素だとしたら、やっぱりツンデレな人だ。
氷母や姉の蓮姉の二人なら、からかうんだろうけど…。
「分かった。ミルクだけでもましだろうし…」
私は、テーブルの上に常備されているミルクと砂糖、ガムシロップなどの中から、ミルクを1つ取ってコーヒーに入れて飲んだ。
うん、ましになった。
まぁ、別にブラックのままでも良かったんだけど…。
「所で月ノ宮さん。昨日の事なのだけれど…」
唐突に始まった一宮さん語り。
長かったので、半ば聞き流した。
「ようするに、部活の先輩に振られたって事だね。」
「短いわね…。さっきまでの話を聞いて、感想がそれなのかしら?」
まぁ、聞き流してたし…。
「でも、事実でしょ?」
「うっ!…そうよ!!」
そして、やけ食いと愚痴が始まった。
約30分くらい続いたよ…。




