前へ目次 次へ 21/28 15話 文化祭当日。 リルラ皇子が来る事は回避された。 来たがっていたのだ。 それをフィル皇子が説得したのだ。 氷母達は、何も言わないけどきっと私の心情を分かって…くれてるよね? ともかく、私は色々と忘れるために働いた。 周囲に慌てて止められるぐらい。 頑張ったんだ…私。 「はぁ~、…頑張り過ぎて倒れちゃ意味ないでしょうに…」 保健の先生が呆れつつ、私の看病をしてくれていた。 「…ごめんなさい…」 うん、いくら何でもやり過ぎた。 結局、文化祭はほとんど楽しめなかった。