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閑話<1>


我が祖国は、グリラーナ王国という緑豊かな国だった。



だが、十年前に友好国であったソラシア帝国によって滅ぼされた。



ソラシア帝国の次に大国である、アストラッド王国とその友好国であるジルーラ王国に我らは逃げ延びた。



いや…、グリラーナ王国第12代国王…ガリラ王達グリラーナ王家の人々に逃がされたのだ。



王と王妃、王太子殿下の三人以外の我らを二国へ逃がしてお三方は、国に残られ…殺された。



唯一生き残った、最後のグリラーナ王族。


第一王女ファル・グリラーナ殿下を我らに託して…。



ファル様が居る限り、グリラーナ王国は滅んでいない。




ファル様は、グリラーナ王国再建を我らに約束し、その準備を始めている。



我らも、ファル様の指示に従って動いている。



我らグリラーナ王国の民は、全てファル様の忠実な臣下であり、家族なのだから…。





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