1/2
序章
むかーしむかし、あるふかいやまおくのおしろに、わるいわるーいまおうがすんでいました。
まおうはおそろしいかいぶつたちをひきつれ、にんげんにいじわるしたり、まちをこわしたり、あくぎゃくのかぎりをつくしました。
こまったおうさまは、つよくゆうかんなせんしたちにまおうをたおすようにおねがいしました。
12にんのゆうかんなせんしたちがあつまり、まおうをたおすためにぼうけんをはじめました。
せんしたちはひとり、またひとりたおれてさいごには3にんになってしまいました。
しかし、その3にんのせんしたちはついにまおうのもとにたどりついたのです。
ながいながいたたかいのすえ、かれらはみごとまおうをたおすのでした。