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林檎の木の下で  作者: 瑠樺
三章
27/208

猫かぶりの灰かぶり 【2】


「貴族って本当に一日八回も紅茶を飲むの?」


 ベッドで取るアーリーモーニングティー、朝食時のブレックファスト、午前中の用事が一段落した後のイレブンジィス、午後に菓子と楽しむアフターヌーンティー、夕食後のアフターディナーティー、就寝前の寛ぐ時間のナイトティーなどなど。シューリスの貴族は一日八回紅茶を飲むという。

 そこまではいかないものの、ここで暮らす皆は労働後のハイティーを含め、一日四杯の紅茶を飲んでいる。庶民のクロエからすると紅茶は朝食時と、余裕がある時に午後のティーブレイクを楽しむ程度だったので、その四杯でさえも多く感じてしまう。

 実際はどうなのかと問うてみるとレヴェリーは唸り、ルイスに振った。


「八回も飲んだかな。お前、八回も飲むか?」

「六回は飲むと思う」

「午前中三杯、午後三杯か。身体に悪そうだなー」

「キミみたいに毎度毎度ジャムやキャラメルを入れなければ、紅茶は身体に悪い飲み物じゃない」


 マーマレイドを大量投入した紅茶を啜っているレヴェリーに、ストレートティーを飲むルイスは冷たい言葉をぶつける。クロエも真似してジャムを入れていたので、その冷たさはぐさりと心に突き刺さる。


「んだよ、キャラメルとストロベリーを莫迦にすんなよ!」

「菓子を莫迦にはしていない。キミを莫迦にしたんだ」

「兄ちゃんを莫迦にするな!」


 そうして双子の戯れ合いを聞きながら、クロエは仲裁したり無自覚に掻き回したりして、いつもの休日のように午前の紅茶の時間は過ぎてゆく。

 特別刺激がある訳ではないけれど、平穏な空気に満たされた素晴らしき何もない日々。


(やっぱり何もないことが一番だよね)


 施設で過ごしている時からクロエは落ち着き過ぎていると先生に嘆かれていたが、やはり一番に望むものは平穏なのだ。

 物心付いた頃には実の両親は険悪だった。怒鳴り声と、泣き声と、何かが割れる音とぶつかる音と、赤く濡れたもの。それが幼いクロエの世界だ。

 いつか迎えにくるから待っていて。そう言って母はクロエを置いて家を出ていった。

 施設に容れられて、捨てられたのだと諦めて。その中で一時期、母の言葉に期待したこともあったけれど、結局捨てられた事実に変わりはなかった。

 クロエは普通を愛している。自分が普通の育ちをしていないからこそ平凡な人生に憧れる。

 この平穏が長く続くことはないといつも予感はしている。それでもクロエはこの穏やかな時間が長く続きますようにと願わずにはいられない。


「あ、エルフェさん」


 クロエがティーセットの後片付けをしていると、今まで自室にいたエルフェがやってきた。

 もうすっかり太陽は昇ってしまっているが律儀なルイスは朝の挨拶をする。


「お早う御座います」

「ルイスか。もう具合は良いのか?」

「はい、大丈夫です。お騒がせして済みませんでした」

「何その差別」


 レヴェリーやヴィンセントには決して見せないその素直な態度に、実の兄であるレヴェリーは差別だとぼやく。それを黙殺するルイスにエルフェはこんな誘いを持ち掛けた。


「この連休で射撃の予選大会が開かれる。競技射撃に興味があるなら見に行かないか?」

「大会というと【レミュザ】のですよね」

「ああ。気分が優れないのなら強制はしないが」

「……いえ、行きます。御一緒させて下さい」


 自分を置き去りにした会話にレヴェリーは益々むっとするので、クロエは皿拭きを頼んだ。

 レヴェリーにとってエルフェは父のような兄のような存在で、ルイスは実の弟だ。二人に仲間外れにされるのは面白く思わなくて当然だ。


「レヴィくんも一緒に行ってきたら?」

「無理無理。上層部にオレ入れねーし」

「そうなの?」

「【ロートレック】に上がるのだって検問きついだろ? 上層部へ上がる許可なんか一日掛かりになっちまうよ」


 クロエやレヴェリーのような平民が上階へ行くには、その層の者からの許可証が必要になる。その許可証はエルフェもルイスも出すことはできるのだが、彼等は【ロートレック】の貴族なので、それより上の階層へ行く為にはまた別の者の許可を得なければならないのだ。

 レヴェリーはそういった面倒な事情を理解しているからこそ、引くのが早かったのだ。


「連れて行ってやりたいのは山々だが……」

「分かってるって! 手続きとか面倒だもんな。二人で行ってこいよ」


 申し訳なさそうなエルフェに対して、レヴェリーは笑顔で応えた。それから思い付いたように付け足す。


「あ、でも土産忘れんなよ! 土産忘れたらオレ一週間家事やんねーから」

「レヴィ、それは暗にメイフィールドの負担を増やすと言っているようなものだが」


 土産をせがむレヴェリーの子供染みた様子にエルフェはやれやれと肩を竦めるが、意図するところは分かっているのだろう。こういう時に最もレヴェリーを批難しそうなルイスが黙っているのがその証だった。






 午後、エルフェ等と共に家を出たクロエはセントラルの集合商店で紅茶を見ていた。

 ここは近所の商店街では手には入らないものを多く扱っているので、クロエも週に一度は訪れている。

 クロエは紅茶の茶葉を補充しにやってきた。

 この紅茶店の売りはオリジナルブレンドの茶葉で、可愛らしい缶が棚に並んでいる。レヴェリーたちと紅茶談義をした後だからかブレンドティーが気になってしまった。


(レヴィくんは飲んでくれるはず)


 いざという時は自分で片付けようと決心して、クロエはマロンとクッキーティーの缶をカートに入れた。

 カートの中には今日の夕食のトマトファルシに使う食材がある。

 トマトファルシは、トマトをくり抜き、その中にパテを詰めてオーブンで焼く料理だ。

 パテはハンバーグを作る要領で、合い挽き肉にタマネギや卵を混ぜたもので良い。細かく刻めばレヴェリーも野菜を食べてくれるはずだ。肉嫌いのルイスも脂の少ない肉なら食べられると言っていたので、大丈夫だろう。


(明日のお昼はトマトパスタにしようかな)


 トマトファルシを多めに作り、残った分は明日の昼にパスタのソースとして使おうとクロエは考える。


(ローゼンハインさん、いつ帰ってくるだろ……)


 二日前、クロエはヴィンセントに従僕の癖に生意気だと痛い目に遭わせられた。

 普段のクロエならすぐに謝るので、ヴィンセントも手を上げるまではいかなかったろう。クロエがそこまでしても引かなかったのは、自分に落ち度はないとはっきり言えたからだ。

 諍いの原因は、ヴィンセントが冬紫陽花の鉢植えを故意に引っくり返したこと。

 クロエも自分で買ったものなら諦めが付いた。しかし、その花はルイスから譲ってもらったものなのだ。

 義母と義妹に贈るのだと用意された冬紫陽花。クロエがその可憐な花に見惚れていると、それが余程物欲しげに見えてしまったのか、ルイスは一つ鉢を寄越した。その鉢をヴィンセントは割った。

 ヴィンセントがあまりにも理不尽に思えてクロエは彼を批難した。その結果、炎上した。

 一昨日の夜と昨日一日は酷いことになった。

 ルイスは沸点も過ぎたのか恐ろしいほど冷めていてヴィンセントの相手はしなかった。だが、クロエはヴィンセントを無視できるほど心が強くはない。色々考えていた所為で昨晩は殆ど眠れず、今朝寝坊することになった。

 同じく寝坊をしたレヴェリーはルイスをゲームに付き合わせたと言っていたが、それはきっと建て前だ。

 レヴェリーは気配り上手だ。ルイスが何でも良いから吐き出すようにと時間を設けたのだろう。


(私は従僕だけど……、そういうのじゃなくて……)


 クロエはヴィンセントに疎まれるのは仕方ないと思っている。従僕という立場なのだから仕方がない。

 けれど、そういったことを抜きにしてもヴィンセントは理不尽な時がある。根本的にクロエという存在を恨んでいるとしか思えなかった。


『役立たずの癖に何でのうのうと生きてるわけ?』


 己が好かれる人間でないことをクロエは知っているが、それでもこうも憎まれると落ち込む。

 継母とヴィンセントが似ているからクロエの怯えは益々拍車が掛かる。


(駄目だ……しっかりしないと……!)


 しっかりしないと――心を強く持たないと、また笑えなくなる。

 微笑めば「へらへら笑って何が楽しいの良い子ちゃん」と因縁を付けられ、真顔をしていれば「辛気臭い顔は止めろ疫病神」と疎まれる。継母との生活から抜け出して、クロエは漸く【普通】に戻り始めていた。それなのに――――。


「い……っ」


 考え事をしながらレジに並んでいたクロエは悲鳴を上げる。後ろに並んだ者のカートの車が、踵に引っ掛かったのだ。


「おっと、失礼」

「だ、大丈夫です」


 ぼうっとしていた自分が悪いとクロエは頭を下げる。そうして顔を上げると、思いもしない声が掛けられた。


「おや、貴女は……ミス・メイフィールド」

「ええと、ジルベール先生……?」


 染色したのかというほどに真っ黒な髪に、夏の終わりの草木を思わせる落ち着いたグリーンの瞳。銀縁眼鏡が印象的な彼は、ヴァレンタイン小侯爵付きの従者ジルベールだ。


「やはり貴女でしたか。ご無沙汰しております」

「あ、こちらこそご無沙汰してます。その節はお世話になりました」


 混雑するレジの列に並びながら、クロエはもうひと月以上も前になる件の礼を言う。


「いえいえ。あの方の友人を救うのは従者として当然の務めですから」

「ジルベール先生はこんな所まで買い物に?」

「ええ。あの方がいない間、私は休暇を頂いているのでちょっと遠出のお買い物です」


 失礼かなと思いながら、ジルベールのカートを覗く。

 梅干し、大根、黒蜜、蜂蜜、生姜、ホウレン草などなど。何の料理に使うのか見当が付けられない纏まりのない品々が並んでいてクロエは思わず首を捻る。


「お夕飯ですか?」

「いいえ? ジルベールスペシャルです」

「は、はあ……」

「妙に優しく余所余所しい態度で流さないで下さいよ。ただの栄養ドリンクですから」


 勝手に想像と誤解をして生暖かい眼差しをするクロエに、ジルベールは心外だと言わんばかりの様子で答えた。


「栄養ドリンクですか?」

「はい。今年は風邪も流行っていますから栄養補給をと思いましてね。あ、因みにこれに鮭の生き血、高麗人参、摺り下ろした林檎、卵黄などを入れると更にグッドです」

「お、覚えておきます……」

「栄養満点ですから、是非あのちびっこいお兄さんに飲ませてやって下さいね」


 悪意も害意もない様子で言って、ジルベールはにこりと微笑んだ。

 毒を抜いたヴィンセントの相手をしているような気分を味わいながら、一足先に支払いを終えて食材を袋に詰めていると、そんなクロエの隣にジルベールもやってきた。


「近くに具合の良いデ・シーカ料理店があるのですが、タコ焼きでも摘んで行きます?」

「お誘いは嬉しいんですけど、遠慮します」


 寄り道をしたら怒られる。エルフェはクロエを信用して外出の許可を出しているのだ。そんなエルフェを裏切るような真似をクロエはしたくなかった。


「付き合い悪いですねえ。友達なくしますよ?」

「す、済みません」

「いや、別に謝ることでもないのですけどね」


 萎縮するクロエを見下ろして、ジルベールはふうと息を吐く。


「では、ティーブレイクなんてどうでしょう。飲み物くらいなら寄り道になりませんよ」


 凄まじい押し切りによってフードコートに連行されたクロエは、ジルベールと共にアフターヌーンティーを取る。

 ジルベールお勧めの黒タピオカ入りミルクティーは砂糖を焦がしたような味がした。

 デ・シーカ料理は寿司や蕎麦というものが有名だが、この紅茶も独特な風味だ。

 喉が焦げるようなとろりと甘い液体を飲み干していると、徐々に腹の底が暖かくなってくる。気がささくれていたクロエも漸く落ち着いてきて、強張りを解くことができた。


「甘いものは良いですねえ。人の気持ちを程良く解してくれる」

「甘いものがお好きなんですか?」

「そう見えますか?」

「その本……、ジルベール先生もお菓子作りとか好きなのかなあと」


 ジルベールの持つショップバッグの中に【彼に作りたい極上スイーツ】という題の料理本が見えた。

 突っ込んで良いことか悩んだものの、気になっていたクロエは訊ねてみる。


「あー、いや、私の趣味という訳ではないですよ。弟が菓子作りをするので私も話題作りの為にとね」

「ご兄弟がいらっしゃるんですね」

「八人の姉と二人の兄と、弟が一人います。十二人兄弟ですよ」

「す、凄いですね」


 一人っ子のクロエはジルベールが十二人兄弟と聞いて驚いた。


「そうですか? とまあ私の話はどうでも良いのですけどね、そちらの双子の様子はどうですか?」

「レヴィくんとルイスくんは仲は良いと思います……けど」

「思いますけど?」

「ローゼンハインさんとはちょっとぎくしゃくしているかなと……」


 無関係という訳でもないクロエは昨日、一昨日のことを再び思い出して落ち込む。


「その様子だととばっちりを食らってますね?」

「い……いえ、私は何ともないです!」

「隠さなくても良いですよ。あの二人はどちらも協調性ないですからね。それにしても……はあ、またあの男ですか。良い年なんだからいい加減、自重というものも覚えて頂きたいものなんですがねえ」


 ジルベールは呆れ顔でカップをテーブルに置く。それから蓋を開けると、カップの底に残ったブラックタピオカを潰すようにストローの先で弄り始めた。

 どす黒いタピオカが拉げていく姿にクロエは気味の悪さを感じるが、ジルベールは意に介さない。


「あれは本当にどうしようもなく……、我が儘で残酷で身勝手で救いようのない生物ですね」

「…………っ!」


 何気ない【ジルベール】の言葉にクロエは気圧される。

 ヴィンセントなどと付き合っていると声の高低で機嫌の良し悪しが分かるようになってくる。しかし、今のジルベールの声はそういったものを通り越して別人のものだった。

 得体の知れない悪寒にクロエは恐る恐る視線を上げる。そこにあるのは変わらない柔和な医者の顔だ。


「まっ、人間なんて一皮剥けば見るに堪えないほど醜いものですけどね」


 クロエの怯えに気付いたジルベールはこの話は仕舞いだというように明るく言い切った。

 その瞬間、喉許に突き付けられていた鎌が退けられたように呼吸が楽になる。


「それは私やジルベール先生もですか」


 違和感を消す為にミルクティーを一口飲んだクロエはぽつりと呟いた。


「はい、そうです。誰だって近付けば嫌な面も見えてきますよ」

「近付けば……?」

「例えば人間を陰陽に分けるとします。太陽はレイフェル殿、レヴェリー殿。月はルイス殿、ローゼンハイン、そして私。太陽は自ら光っていて眩しいくらいだけど、月というものは何かに照らされないと輝けない。しかも照らされている間はその輝きに隠されているけれど、近くで良く見てみれば岩だらけで全く綺麗じゃない。……考えてもみなさい、星は近付いて見ると醜いんです。人間もそれと同じなのですよ」


 ジルベールはとても砕いて己の持つ人間観を話してくれた。

 雑多な空気に包まれたフードコートで聞くにはあまりにも重い話に、クロエは益々困惑してしまう。それでも悪意がない代わりに善意もないジルベールの講釈は止まらない。


「友情やら恋情やら人間には色々ありますね。憎しみや憐れみというのもある。そういう様々な感情があって人と人は繋がっている。でも、関わるなら陽の人間にしておきなさい。不用意に私側の人間に関わると傷付くことになる」


 つまりは、ヴィンセントとルイスのことに深入りするなということだった。


「でも、放っておけません」


 極論としてヴィンセントとルイスを無視し、エルフェとレヴェリーだけと関わればクロエの心は平穏だろう。だが、クロエはそんなことはできない。


「それは義務感みたいなものですか? 聞くところによると、貴女は十年前のいざこざの関係者ですよね」

「それを気にしない訳じゃないです。でも……それよりも、一緒に暮らしている人たちですから」


 ヴィンセントの理不尽ともいえる憤りの理由、ルイスの心が凍て付いてしまっている理由。

 それは例え関係者でなくとも、傍にいれば無関係とはいかない。少なくともクロエはそう思う。


(私ってこんなにお節介だったっけ)


 どちらかといえば踏み込まず踏み込ませずのはずだった。ということはジルベールの言うように、それだけ責任や罪の意識を感じているということだろうか。寝不足の為に冷静な思考ができず、クロエは内心唸る。


「そうですねえ、同棲していればそれくらいの情は湧きますよねえ」

「ど――っ!? 同居です!」

「まあ、どちらでも良いですけどねどちらでも。けれども、必要以上関われば、ローゼンハイン流に言うと【居候の分際で節介を焼くな】という感じに、八つ当たりされることになると思いますよ?」

「存在しているだけで疎まれているようなので今更です」


 今が底辺なのでこれ以上嫌われようもないだろうとクロエはネガティブに考える。

 後ろ向きが開き直ったような言い方にジルベールも数瞬ぽかんとする。


「貴女は後ろ向きですねえ……。でも、人

を和ませる才能がありそうだ」

「え……?」

「満身創痍、一生懸命生きている感じが泥臭くて見苦しくて人間臭いので、愛しささえ感じます。端的に言うと可愛くて面白いです」

「……あの……褒められているのか貶されているのか分かりません……」

「そんな面白い貴女の負担が減るよう、ルイス殿にあのろくでなしの挑発に乗らないように言っておきますよ」


 泥臭くて見苦しくて人間臭くて可愛くて面白い。それは珍獣を見るような言い方だった。

 褒めるか貶すかのどちらかにしてくれとクロエが目で訴えると、ジルベールはけたけたと笑った。掴みどころのない人だとクロエは心底思う。

 心の底から疲れたアフターヌーンティーだった。

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