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林檎の木の下で  作者: 瑠樺
第二部 序章
123/208

番外編 誰も狂わない世界を夢みて ~side Mellcier~ 【1】

本編より九年前の話になります。

 メルカダンテ伯爵令嬢メルシエ・メルネスはずっと昔、小さな恋をしていた。

 相手は一つ年上の幼馴染。

 兄の妻として嫁いできた娘には十一人の兄弟がいた。その末子が彼だった。

 メルシエが生まれた時、メルカダンテ伯爵家には既に嫡子あった。家を継ぐのは年の離れた兄。もしその兄に大事があったとしても、教会に預けられているもう一人の兄がいる。

 メルシエは家の為、政略結婚の道具となることを定められて生まれてきた存在だった。

 産声を上げたその時から用途の決められた命。女のこの身はそれだけしか存在価値しかないのだと言い聞かされてきたメルシエは、けれど嘆くことはなかった。

 恋なんて、知らない。知る必要もない。

 貴族には果たすべき義務――高貴なる者の責務ノブレス・オブリージュがある。持てる者として担う責務も理性も放棄して自らの幸福を求めるなど、恥ずべき行為だ。

 貴族の娘として完璧に育てられたメルシエは、己の運命を嘆く心すら凍り付いていた。


『……次は、あたしの番』


 名門侯爵家と伯爵家の婚儀。次期伯爵夫妻を祝う宴には沢山の人が集まった。

 兄と兄嫁に群がり、祝いの言葉を述べる人々を眺めながら、メルシエは次は自分の番なのだと覚悟する。

 どの家に嫁ぐことになるかはまだ分からないが、親の取り決めた縁談に従うだけだ。覚悟するまでもなく、受け入れていた。

 壁際の衝立の傍に寄りながらスパークリングティーを飲む。そんな憂鬱な少女に声を掛ける者がいた。


『こんにちは、メルシエお嬢様』


 声を掛けてきたのはまだ十に満たない少年だ。

 兄嫁と同じ銀髪碧眼の容姿からレイヴンズクロフト家の者だと察することはできたが、如何せん十二人兄弟だ。一度紹介を受けた程度では名前と顔が一致しない。


『お初にお目に掛かります、レイフェルです』


 レイフェル――聖典に出てくる癒しを司る天使の名前だ。

 メルシエはその名前から、彼が兄嫁ガブリエラと同腹の弟で、十二人兄弟の末子だと知る。

 挨拶を返すと、彼は綺麗に微笑んだ。


『あっちにケーキがあるよ』

『……え……? え……と、あの……』

『こんな隅にいないであっちに行こう』


 貴族の階級制度とは絶対のもので、公の場で声を掛けるのは女性から男性にというのが礼儀だ。そして、互いの領域を弁えた付き合いをすることが優れた紳士淑女の第一条件とされている。

 この場合はどうすれば良いのだろうと、まだ社交界に出たことのないメルシエは冷や汗を流す。

 兄と義姉の婚儀は政略結婚だ。相手の家の家族と問題を起こすのは兄の不利益に繋がる。つまり、この誘いに乗ることが伯爵家の人間として正しい振る舞いなのだろうか。

 小さな頭で必死で考えても、答えはちっとも見付からない。

 ただ差し出された手を取らないことの方が無礼に感じられて、メルシエは手を伸ばした。

 そうして知り合ったレイフェルは、メルシエと似た境遇の存在だった。

 ドレヴェスでは家を継ぐことができるのは長男だけで、次男より下は兄の家来となることが定められている。

 兄の駒になる為に生まれてきたレイフェルは、家の道具として生まれてきたメルシエと似ていた。

 けれど、末の子として期待の薄い彼は自由で、家族皆に愛されていた。

 愛されて育った彼は当然のように他人にも愛情を向け、メルシエは妹のように接せられる。

 凍り付いていた心を溶かす、あたたかな感情が人知れず生まれる。

 狭い世界から連れ出してくれた、兄のような存在を慕うのに時間は掛からなかった。






 葡萄畑を駆け回った子供の日々にも終わりが訪れる。

 メルカダンテ令嬢の元にも縁談の話が持ち上がるようになった。

 父親の名前や爵位を看板にして求婚してくる者もいれば、母親譲りの顔を目当てに寄ってくる者もいた。

 メルシエはそれ等を全て撥ね除け、十八になっても婚約者の一人も決めずにいた。

 淑女の窘みである刺繍やピアノ、詩に歌にダンス。他は何も必要ないという両親を押し切って、都の学園に入学した。

 勉強をしたいからまだ婚約はできない。そう言い訳をして逃げ続けていたメルシエだが、両親は婚約者を決めようとしない理由――娘の想い(こいごころ)など、疾うに気付いていた。

 学園に入学して一年が経った頃、はっきり言われた。家の政策の足しにならないから諦めなさい、と。

 メルシエが人生という名の階段を踏み外したのは、そんな時だった。

 無我夢中だった。

 彼を襲う刃の前へ出て、背中に傷を負った。

 背から腹に刃が貫通していた。

 死んだはずだった。

 けれど、生かされた。

 人間として死を迎えたメルシエは、化け物として生まれ変わった。

 病室で目を覚ましたメルシエの前で彼は泣いた。見ている方が可哀想になるくらいに泣いた。

 男性の泣く姿を初めて見たメルシエはどうすれば良いのか分からず、宥めるしかできない。

 彼は毎日のように病室へやってきて、済まない済まないと詫びる。朝から晩まで離れようとしない。お前はここにいろと――傍にいてくれ、と乞われる。


『大丈夫ですよ。わたくしは傷付いていませんから……あなたを恨んではいませんから』


 心の中で何かが折れてしまった彼を突き放すことはできなかった。

 彼の心を罪悪感という鎖で縛ってしまった後悔がメルシエを苛んだが、恨んでいないという言葉に偽りはなく、仄暗い安堵さえあった。

 化け物なら嫁がずに済む。そう考えてしまうメルシエの心も既に何処か壊れていたのだ。

 だが、化け物でも妻にしたいと言う物好きはいた。


『……どう……して……』


 どうして結婚しなければならないのだろう。どうして自分ではなかったのだろう。どうして自分の兄と彼の姉だったのだろう。どうして傍にいてくれという彼の手を取ることができないのだろう。どうしてどうしてどうして。

 そんな問いに意味などないと分かっていても、心痛は消えることはない。


『男に生まれたかった……!』


 そうすれば、友人としてずっと傍にいることができるのに――!

 そこまで考えて、はっと気付く。

 化け物でも女なら利用価値があるというなら、女の自分を殺してしまえば良いのだ。

 メルシエは鋏で髪を切ると、その髪を掴んだ手を暖炉に差し入れた。

 大切に伸ばしていた自慢の髪も、手入れを欠かしたことのない手も要らない。

 赤い炎に白い腕が包まれる。

 髪と肉の焦げる嫌な匂い。永遠に忘れられない痛み。

 焼いている最中から塞がり始める傷口を見てメルシエは泣いて笑う。

 これは好いてはいけない相手に恋をした罰だ。そう言い聞かせて卑しい女の心を焼き払った。



*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*



「――で、あんたはあたしを何だと思ってるわけ?」


 エルフェが子供の面倒を看ることになったというのは噂で聞いていた。

 噂の子供を連れてやってきたエルフェは開口一番に、子供を一週間預かって欲しいと言った。

 引越し作業で子供が邪魔になるというのは分かる。その手の施設に預けるより、知り合いの手を借りたいというのも分からないでもない。メルシエが言いたいのは、事前に連絡して貰わなければ困るということだ。

 自分本意で強引なところは昔からちっとも変わっていない。


「お前しか頼む相手がいない」

「ファウストお兄さんは?」

「仕事があると言われて断られた」

「ヴィンセントは……訊くまでもない。駄目だね」

「ああ。だからメルに頼みたい」


 【上】の事情を知っている人間で私的な用事を頼める相手となると限定される。

 メルシエはこういう時だけ頼ってくる幼馴染を恨めしく思いながらも、結局いつも断り切れないのだ。

 そうして一週間、共に暮らすことになった子供は、見た目通りのやんちゃな性格をしていた。


「こら、レヴェリー! まだ食べちゃ駄目だよ」

「わー、おばさんが怒ったー!」

「だ・か・ら、おばさんじゃないって言ってるだろ! 摘まみ食いも禁止!」


 クラインシュミット家の養子で、生き残りの【非死人】。そんな凄惨な過去を窺わせない明るい子供。


(男の子ってこんなもんかなあ……)


 自分の兄は十も年が離れているので幼少の頃を知らないのだが、少なくとも九歳のエルフェは落ち着いていたとメルシエは記憶している。

 しかし、レヴェリー少年は同じ九歳でもまるで違う。

 食事の摘まみ食いなどは可愛いもので、塩と砂糖、シャンプーとボディソープの容器の中身を入れ替えたりと、地味だが腹の立つ悪戯ばかりをしてくれた。

 メルシエも三日目までは注意した。だが次第に怒るのも億劫になって、何も言わなくなった。

 預かっている子供だからといって甘やかしたつもりはなかった。ただ、子供の扱い方が分からないのだ。

 普通の人生を歩んでいればメルシエは息子が――下手をすれば孫も――いて可笑しくない年齢だ。

 子供を作るのは貴族の妻としての責務。少なくも、二人の男子を産むことが求められる。

 家の跡取りと、教会に預ける男子。可能であれば政策に利用できる女子を産む。生まれた子供は乳母(ナニー)が面倒を看るので、そこで貴族の妻の役目は終わる。

 メルシエはそれだけのことしか教わってこなかったのだ。子供の愛し(しかり)方なんて知らなかった。


「トマト食べないの?」

「嫌いだから」

「そう。じゃあ、ご馳走さましてもう寝なよ」


 咎められることのなくなったレヴェリーは悪戯を加速させ、店に出す商品まで壊した。

 然しものメルシエもこれにはかちんときた。


「そんなに悪戯ばかりするなら出て行きな」

「……ごめん……なさい……」

「口だけの謝罪なんて聞きたくないよ。他人に迷惑掛けたいなら好きにすれば良いじゃないか。もうあたしはあんたのことなんて知らないから」

「ごめんなさい……」


 レヴェリーは何度注意しても言うことを聞かない。

 無意味なことに時間を費やすほどメルシエには余裕がない。女一人で生計を立てていくのは大変なのだ。

 背を向けて仕事に戻る。そんなメルシエにレヴェリーは縋り付いた。


「ごめんなさい」

「仕事の邪魔だよ」

「ごめんなさい……ごめんなさい! もうしないから嫌いにならないで! ごめんなさい!」

「……な、何だよ……」


 軽い気持ちで突き放したメルシエはその尋常ではない様子に気圧される。

 レヴェリーの赤紫色の瞳にははっきりと怯えが滲んでいた。


(そうだ、この子は親を亡くしたんだった)


 レヴェリーが悪戯をしていたのは、叱られたいから――構われたいから。誰かに存在を認めて貰いたい彼にとって、無視されるのは何より堪えることだった。

 無視しないで、こちらを見て、傍にいて。そう訴えるレヴェリーの眼差しはかつてのエルフェと重なる。

 親友を失って心が砕け、化け物の女に縋るしかなかった哀れな男。

 今でこそ立ち直ったように見えるが、あれからエルフェは他人との間に壁を作るようになった。

 幼馴染が歪んでいく過程をずっと傍で見ていたからこそ、メルシエはレヴェリーを突き放せなくなった。


(はあ……、絆されてどうするんだか)


 その夜、レヴェリーは機嫌を窺う為か、それとも心細かったのか、メルシエのベッドに潜り込んできた。

 曲がりなりにも淑女のベッドに潜り込むとは良い度胸だ。子供だから許されると計算付くなのだろうから性質が悪い。だが、甘え上手なところは迂闊にも可愛いと思ってしまう。

 自分はつくづく駄目な男に弱いということをまざまざと感じながら、メルシエはレヴェリーの頭を撫でる。

 すると、レヴェリーは子供であるからこその残酷さで訊ねた。


「ねえ、おばさんの左手って何でしわしわなの?」


 髪と肌を焼いて、家を追い出された。

 父と兄は最後まで「磔にしてやる」と時代錯誤なことを叫んでいた。メルシエが生きているのは、母が最後の最後で容赦してくれたからだ。

 貴族の女の悲しい運命を知る母だからこそ、娘を逃がした。


「これはね……、あれだよ。若気の至りってやつだ」

「やっぱ、おばさんなんじゃん」

「はいはい……。もうおばさんで良いよ。おばさんで良いです」


 もう若くないのだという現実に溜め息が出た。

 メルシエの憂鬱な気分など知った風ではないようにレヴェリーは言う。


「おれもレヴィで良いよ」

「え……、愛称にするの? 折角綺麗な名前なのに」


 夢想曲(レヴェリー)なんて素敵な響きだ。そんな優美な名を略してしまうのは惜しいと感じた。

 だけど、レヴェリーはその響きが嫌だと首を振る。


「女みたいじゃん」

「そうかなあ。ちょっと高貴そうで素敵だと思うよ」

「おれを捨てた奴が付けた名前だし、嫌だね」


 レヴェリーはクラインシュミット家に引き取られる前、施設にいたという。

 こんな幼い子供を捨てる親の気持ちはどういったものなのだろう。

 子に向けるべき愛情を知らないメルシエだが、子を捨てることに嫌悪を覚えない訳ではない。

 遊びでできた子にしても、産み落としたからには責任を持つべきだ。責任を負えないのなら産まなければ良い。子を捨てる人間に、堕胎が悪だという感情があるとは思えなかった。

 子を産んで、育てる。愛し愛される、女の幸福。

 それ等に背を向けたからこそ、メルシエは双子の両親に同族嫌悪にも似た吐き気を覚える。

 じぐり……と罪の傷跡が膿むように痛んだ。





 一週間はあっという間に過ぎ、エルフェは約束通りレヴェリーを迎えにきた。

 だが、思いの外メルシエに懐いたレヴェリーはエルフェの元へ行こうとしない。


「おじさんが困ってるから帰りなよ、レヴィ」

「おい」

「怖い【お兄さん】の雷が落ちそうだから。ね?」


 既に数ヶ月を共に過ごした男より、たった一週間を過ごした女を選ぶのだから子供は素直だ。メルシエは一般家庭に於ける男親の立場の弱さを知った気がした。


「また遊びにきて良いから」


 膝を折ってレヴェリーと視線の高さを合わせたメルシエは言い含めるように諭す。


「ほんと……?」

「ほんとだよ。ほら、友情の証にドクロのコインをあげよう」

「うっわ、呪いのアイテムっぽい……。教会で呪い解除しないとやばそうなんだけど」

「呪いじゃなく、友情の証だよ。失礼な奴だね」


 これはメルカダンテ家の紋章――【ロートレック】への通行証としても使える貴重な銀貨だ。

 何かあったら使いなさいと母が持たせてくれたものだが、メルシエは自分の為に使うつもりはない。

 立場の弱いレヴェリーには庇護が必要だ。

 腐っても五大伯爵家の名は大きい。メルシエ自身は力にはなれなくとも、盾くらいにはなるかもしれない。そんな願いを込めて、レヴェリーの掌に銀貨を握らせた。

 それからもエルフェは度々レヴェリーを連れて遊びにきた。

 最初こそ子供の扱いに戸惑っていたメルシエだが、自分の後ろを付いて回る小さな存在を愛しく思うようになる。気付けば、自分から率先して彼等に会いに行くようになっていた。

 エルフェが忙しい時にレヴェリーと二人で外食をしに行ったり、時に彼を交えて三人で買い物に行ったり。

 彼等はメルシエが手に入れられないはずの甘くて美しい夢を見せてくれた。


(あたしたちはどう見える?)


 こちらの事情を知らない他人から見たら自分たちはどう映るだろう。

 幸福な家族にでも見えているのだろうか。そうだとしたら滑稽な話だ。


(……あなたから(ジュ・デゼスペール)愛される(・デトル)望みなんて(・エメ・ドゥ)もうない(・ヴ)


 髪を切り落とした姿を見せた時、エルフェはショックを受けたような顔をした。

 姿は変わらずとも、変わり果ててしまった。そこにいるのは外法狩りの魔女。神に生涯の独身を誓った、磔刑の聖女などではない。彼の幼馴染だった娘はもう死んでしまった。

 あの日からエルフェはメルシエを女性として扱わない。そして、傍に女を寄せ付けなくなった。

 爵位は持たずとも彼には名門侯爵家の象徴の恵まれた容姿がある。惹かれる乙女の数は少なくない。事実、恋文を渡されている姿も見たことがある。

 しかし、彼は絶対に受け取らない。その【理由】に気付かないほどメルシエは愚かではなかった。

 互いの性格や過去を良く知っているから、嫌でも分かる。

 彼が独り身を貫くのはこの自分に遠慮をしているからだ。

 いっそ離れてしまえたら良かったのだ。互いの知らない場所で新たな人生を歩むことができたなら、それぞれ幸福になることもあったのかもしれない。

 だけど、幼い頃からずっと傍にいたから今更距離を置くということもできなかった。

 会話が途切れても気まずさを感じないほどに馴染んだ存在は最早、空気のようなものだ。

 もう焼け付くような痛みを感じることもない、燃え尽きた想い。

 かつて確かにあった恋心も今は燻るだけで、時折鈍い痛みを発するだけになってしまった。

 けれど、後悔はしていない。

 これは己の手で選んだ人生だ。誇ることはあっても嘆くことはしたくない。そうやって生きたい。

 だからメルシエは嘆かぬ代わりに祈る。


(この子には幸せになって欲しい)


 可能性に満ちた若い芽に多くの幸がありますように。

 お伽噺のような美しい夢でなくても良い。ただ誰かを愛し愛される、そんな人生をどうか。

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