第三話 一つ、屋根の下
なんか更新が遅くなってしまいました。完成していたんですが短いし中途半端で投稿していいものかどうかなやんでしまいまして・・・
それにですね、言い訳っぽいですが、文芸部さんに出す用の小説も書いたり、電撃用のほうも進めたりで忙しかったんですね。
まあ、そんなわけでどうぞご覧くだされ
「ただいまー」
「お、おじゃまします……じゃないのか。えっと、た、ただいま」
恐縮しつつ、玄関で靴をそろえて家の中に入る。まだ小さいのにすごくしっかりしていると思う。
「えっと、父さんは仕事でいないけど、爺ちゃんは……」
いつもなら玄関を開けるとすぐに来てくれるのに、今日に限って足音すら聞こえない。どっかに出かけてるのか。
「おー、なんだどこ行って……うおっ!? そうかお前、ついに幼女を誘拐してきたか……家族としては少し複雑だな~。ちょっと待ってな、いま警察を……」
奥から分厚めのトレーナーと膝上の半ズボンで、いかにも寝起きという感じで一人の女性が現れた。身長は俺よりも多少低く、百六十センチぐらいある。
あまり身体に凹凸が無いので、肩まである髪をもう少し短く切れば、多少童顔だが男子にも見間違えそうだ。いや、すでに男と間違えられるときがある。
「ちょ、姉ちゃん。誰が誘拐なんかするか! この子は佐藤萌香っていって、えっと、一応今日からうちで一緒に暮らすことになった……みたいな?」
「みたいな? じゃねぇよ! 説明するならもうちょっとちゃんと説明しろ」
寝巻き姿のまま、俺の胸ぐらをつかみかかってくる。まあそんなに強くないふざけ程度のことなので、特に抵抗しない。
「あ、あの! 兄也さんにそんな乱暴しないで下さい!」
でも、萌香は俺のことを心配してくれた様子で、大きめの声で仲裁に入る。軽くしか掴まれてないし、そんなに心配しなくてもなぁ……。
「まあ本人に直接聞けばわかるか。えっと……ごめん。名前なんだっけ?」
「萌香だよ! 佐藤萌香」
「ああ、そうそう萌香ちゃん。で、どうしてこの家で暮らすことになったの? あ、別に嫌とかじゃないんだけど。ん? ああ。私は小野稀羅。弟がいつもお世話になってまーす」
いつもながら、寝起きのくせにテンションが高いなーと思いつつ、しばらく二人のやりとりを見ていた。それにしても……。
「それよりさ、爺ちゃんはどしたの?」
「ああ、じっちゃんなら……どこだっけ? いやーすぐ帰ってくると思うんだけど。それよりお客様をこんな所に待たせちゃいけないでしょ! とりあえずこっち来て」
萌香の腕を引っ張って半ば強引に――居間の方に行った。姉ちゃんは早歩き、俺はゆっくりとそのあとを追いかけて行った。
「――なるほど。まあ大体の事情は把握できたと思う。つまり、――惚れちゃったと」
「ちがう!」
「お前は黙ってろ」
うぅ、さっきからあんまり俺、喋ってないような……。大体、どこをどう解釈すればそうなるのか、全く理解ができない。
「ま、いいか。とりあえず、これから一緒に住むわけだから、よろしく!」
こうして姉と、妹のような婚約者(?)との初顔合わせは、いい感じで終わった。
しばらく二人が親睦を深めるためにか、お互いのことを話し合っていた。
意外に気が合うようで、すぐに打ち解けあえた様子だった。とりあえずは一安心、といったところだろうか。
しばらくしても誰も家には帰ってこず、姉ちゃんも友達のところに遊びに行くといって家を出てしまった。二人きりではあるが、今更緊張も何もない。
「あ、あの……お手洗いってどこですか?」
「ん? ああ、えっと。迷っちゃうとなんだし、一緒に行こうか?」
俺がそう言うと、萌香は静かにうなずき、「おねがいします」とだけ言った。
なんだかんだで家の中は広いので、慣れていないと迷うかもしれない。
廊下に出て、広い敷地を走る長い廊下を渡り、1,2分かけてトイレに着く。静かにノブを回し、閉めるときもこれまた静かに扉を閉めた。
カチャという鍵を閉める音が聞こえ、壁によりかかり萌香が出るのを待った。今後の事などを少々考えていたが、鍵の開く音に続いてドアが開き、再び萌香が姿を現した。
「あっ……!」
俺を見たとたん、萌香の顔がほのかに赤みを帯びた。桜色のほほの上の目が、段々と大きくなっていく。
「その……ず、ずっと居たんですか……」
「え? うん、もし迷っちゃうとあれだし、一応」
「……あ、ありがとうございました」
頭から煙が上がるかと思うほど真っ赤な顔を、隠すように下へ向ける。
「? ……あっ! ご、ゴメン……あ、でも気にならなかったから……って本当にごめん!!」
「いえ、別に謝られるようなことじゃないですから。こちらこそ、待っていて下さってありがとうございます……」
それだけ言い終わると、萌香はそそくさと歩き始めた。
――逆方向へと。
その後、どうにか居間に戻ることができた。当然、居間には誰もいなかった。
「あー、お茶入れてくるね」
「あ、はい。お願いします」
しんとした雰囲気に耐えきれず、俺はお茶を入れるために席を立った。
給湯ポットと急須と茶葉、それに茶碗をお盆に乗せ、すぐに居間に戻った。
「おまたせしましたー」
盆を置き、急須に茶葉とお湯を入れて少し蒸らした後、ゆっくりと注いだ。
湯気と共にお茶のいい香りが部屋中を漂う。ほんのりと渋く、しかしほんのりとまざる自然の甘い香り……。
二つの茶碗に緑の液体を注ぎ終えたところで、ガラッと玄関が開く音が聞こえた。だれだろう?
「ちょっと見てくるね。すぐだと思うから待ってて」
俺は、腰を浮かせ玄関の方を見に行った。
でゅふふ
さあさあ! あと3か月ちょっとで電撃に投稿しなければなりません!
ですが! 俺はへたれなので、するぞするぞ・・・と思っていても怖くなって出せなくなっちゃうという現象が起こり得るので、さあどうなる・・・?
俺得乙な作品だけど、入植ねらいというわけのわからんことですが、どうか温かい目で見も待ってやってくれbyデロリンの体の持ち主




