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シーとアフガンの光  作者: ユッキー


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8/8

終章



 アフガニスタン東部のダラエヌール渓谷の村民およそ1000人が、日本のN医師を現地代表とするNGOのスタッフとして働いていた1人の青年の葬儀に集った。青年は朝方、現場に車で向かっていた途中、武装グループに拉致され殺害された。


 ──彼は兄弟のように尽くしてくれた!


 集まった村人たちは、彼の死を(いた)んだ。



 あの少女は、ダラエヌール渓谷にあるNGOの試験農場に広がる、大好きな黄色の菜の花畑へ向かった。その日も、アフガニスタンの灼熱の太陽が、焼き尽くすかのように黄色の菜の花畑を鮮やかに煌めかせていた。

 この菜の花畑は、この殺害された日本人の青年が、菜の花はやがて肥料となり肥えた土壌つくりに適しているはず、貧しい村民でも負担なく肥料が得られる、と試験的に植えたものだった。


 少女は、ひとりで眩く光を浴びた鮮やかな黄色の菜の花畑を走り回り、やがて歌をうたいながら菜の花を摘んで行った。

 彼の墓へたむける花を……






挿絵(By みてみん)



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