表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/29

ギルド目標

 オルデンナイト王国からは、ペングラム村の消火、ブラックオークの後始末の為、数十名が動員された。

 そして案の定姫達を襲った5人は、オルデンナイト王国の盗賊と密な関わりを持っていたので、ウラディンへのお咎めは無くて済んだ。

 むしろ、迅速に対応をした姫達に対して、ハヴレイン国王は表彰をしてくれた。


 

_________


 今は、洋食店「カル・カルネ」にウラディン、ロロベルト、姫の3人でいる。

 姫とロロベルトはオムライスにした。

 もちろんウラディンは、分厚いステーキを頼んでいる。

 他人の金だからか、とても幸せそうにガツガツと食べている。

 

 今の服装についてだが、結局ウラディンはまたもや豹柄のジャケット姿である。

 ロロベルトはと言うと、、蛇皮かな?

 なんかそっち系の素材で作っている原住民みたいな服装。

 ウラディンのせいでなんか姫達の印象がガラッと変わった。

 全員野生に統一されている。

 野生3人衆だ。



 「そういえばラナプーはさ、ブラックオークの攻撃にちゃんと対応できてたけど、もしかしてもう何個かskillとability持っているって事?」


 「そうだな。」

 姫は自分の持っている能力を全て言った。


 「え?早すぎるでしょ。適応神経とかって普通獲得するのに早い人でも1ヶ月ぐらいかかるんだけどな、」


 それだけ姫は凄いということか。


 「多分god crownのお陰だ。天才肌だから他のハンターよりも一段と早く能力を習得できる。」


 「一段どころの早さじゃないけどな、、

 ラナプーは戦闘の天才、ロロっちは収集の天才!いいねいいね〜!」

 

 こいつは褒めるのが上手いな。

 合コンとかで場を盛り上げるのが得意なタイプだろう。

 まぁこの世界に合コンという概念があればの話だが、

 

 「ロロっちもさ、もしかしてgod crownあるとか?」


 「俺ですか、いや、そうですねぇ、」

 隠し事でもあるのか、ロロベルトは発言に困っている。

 それに察したウラディンは、

 「別によいよい、god crownがある人は限られているからな。そう隠す事はないぞ。」

 と慰める。


 「そうなんですね、良かった。」

 ロロベルトはホッとしている。



 「そうだ、ギルドの名前についてなんだが、〈野生集団〉ってのはどうだ?」


 ウラディンが、肉を口に含みながら大口を開けて言う。


  「いいですね、それ!」

 ロロベルトが嬉しそうに返事をする。

 何が良いんだよ。

 ただの動物の群れじゃねぇか、、

 

 「いやちょっと待て、名前はもうちょっと凝ろう。あまりにも単純すぎる」

 

 「そうだな、名前は後でいいや。」


 セーフ!危ない危ない。

 

 

 「そんな事よりまずウラ達が最優先しなければいけない事、それは、、

 お前だ、ロロっち!」


 ウラディンは鋭い爪をロロベルトに向けた。


 「俺がどうしたんですか?」

 「お前は武器を持っていないと言ってたな。あの時は戦闘モードだったから特に言及はしなかったが、ハンターが武器を持っていないとはどう言うことだぁ!!」


 店内に響くぐらいの大声でロロベルトを叱りつける。情緒どうなってんだよ。

 他の客がこちらを気にし出した。


 口に頬張っている肉を奢ってくれる相手に対する態度では決してない。


 「すいません、まだ右も左も分からない状態で、」

 ロロベルトの顔は、ウラディンの叫びを機に飛び出た肉の食べかすがあちこちについている。

 

 そんな顔して何真顔で謝ってんだよ。


 「と言う事でだ!今日はもう暗いし、明日早速正式なクエストに行く!」

 「そのクエストがロロベルトの武器と関係があるのか?」

 「ある!前にも説明した通り、〈狩人〉以外の称号を持ったハンターは特殊だ。そしてその中でも、ウラみたいに元々武器を持っているハンターは更に限られていて、世界に12人しかいないと言われている。〇〇使いと言う称号のハンターがそれに当たる。」

 

 確かに、ガトリング使いなのに違う武器を持っていたらおかしいからな。

 それよりも、ウラディンの話が本当なら、姫はその貴重な12人の中に入っていることになるな。

 なんせガトリング使いなもので!!


 「あっでも、ガトリング使いっていう称号は聞いたことがないから、ラナプーがその12人の中に入っているかどうかは分からんぞ。」


 ガーン、なんだよそれ。

 せっかくいい気分だったのに、、

 しかもこいつ姫が喜んでいるのを察してすぐに指摘してきやがった。

 

 「まぁすなわち、〇〇使い以外のハンターは、武器を持っていないから、クエストに行ってお金を稼ぎ、武器をオーダーメイドで作ってもらう、または買う、のどちらかをしなければいけない。

 だからロロっち専用の武器をGETして、ギルドを更に強化する為、第2の陣に行く!」


 


 「会計25000プリンプリンでーす!」

 結局、ウラディンはあの後肉を大量に追加し、姫とロロベルトの所持金は半分になった。

 

 〜翌日〜

 オルデンナイト王国は朝日に照らされ、心地よい暖かさに包まれながら、ホテルの一室で目を覚ました。

 昨日、ウラディンが

 「どうせなら、ウラの家に泊まりなよ!」

 と誘ってくれたが、家ではなく野宿なので丁重に断らせていただいた。

 

 今は、オルデンナイト王国のはずれにある明らかに外観が安そうなホテルにいる。

 お金の問題もあって仕方なくロロベルトと一緒の部屋だが、もちろん姫はベッド、ロロベルトはソファーに寝させた。

 

 昼頃にウラディンと宮殿付近で待ち合わせの約束をして、早速クエストに行く。

 そういえばもう1人のメンバーであるゼムライという奴はどこにいるのやら、、


 

 今の所持金は9500プリンプリン。

 多分だが、結構カツカツだ。

 ウラディンもお金がなくて困っていると言っていたが、あいつはどれほど持っているのか、、

 ってか王族がお金に困っている事なんか普通有り得るのか?

 どんな金遣いだよ。

 

 まぁいい、そんなことよりこの少ないお金をはたいてでもやりたい事がある。

 それは勿論、服だ!

 姫の衣装にいち早く戻りたい。

 〈野生集団〉というギルド名を避ける為でもある。

 待ち合わせの時間まで時間がある。

 ペングラム村で最初にサービスしてくれた服は確か9000プリンプリン。

 ギリ買える。

 「おい、ロロベルト起きろ!服屋に行くぞ!」

 

 すると、ロロベルトは目を閉じたまま寝言のように、

 「分かったぁ〜」

 とヘナヘナ声で返す。

 多分こいつも、今の服について本心は嫌だったのだろう。

 


_________________________________

〜ウラディンから教えてもらったこの世界の事〜

オルデンナイト王国

人口約2000万人

内ハンター約1000名

〇〇使いの称号を授かったハンターは〈神の勇者〉と言われており、武器を異空間に出し入れ出来る為、常に身に付けてなくても良い。


神の勇者の武器である封器〈ふうき〉はいにしえの神の魂を封じた物であり、その力は伝説という名にふさわしい桁外れの性能を備えている。


ラナプリン

〈ガトリング使い〉


ウラディン

〈鎌使い〉


???

???


???

???


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ