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ワンダーキッスシティポップ詩集  作者: 鏑木ワルツ
3/7

始まりの時。

ダンスを踊って、夢色の空で。

紡ぐ言葉は、糸を紡ぐ。

一つ一つ、織あぐげていく、カラフルな布。

形を持たない、実態が、そっと重なり、ドレスとなるとき、すべてが始まる。

高価なドレスではない。

真心を込めて、拾い上げた言葉で紡がれる真の愛情ドレス。

値段はつかない。

ダンスを踊って、晴れた空の下で。

紡ぐ言葉は、糸を紡ぐ。

ダンスフロワーは、花々で満ちている。

むせかえるような女性の香り。零れ落ちる、零落の涙。

そこで、手を取って、お姫様。かかとにキスをする王子さま。

つながれる絆はただ一点。

錯覚パープルバタフライ。

そう、恋は錯覚。

一点でまじりあう、流れ込んでいく、アキレウスのかかと。

喜びのハイヒール。

踏みつける女王様。

始まりの時。

それは、朝日とともにやってくる。

ダンスフラワーは踊り続ける。

死ぬまで、きっと覚めてはいけない、夢がある。

覚めたら死んでしまう恋がある。


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