第1章 戦刀姫の里での戦い
戦刀姫の国で何かが始まろうとしている
俺は戦刀姫と呼ばれる里に着いて辺りを見ていた。
外には刀を持った女性が歩いていた。
「あのさ」
俺はレイカに声を掛けた。
「なに?」
レイカは俺の方を見た。
「この国には女性しか居ないのか?」
俺はそうレイカに聞いた。
「ええ、私達戦刀姫の一族は女性しか居ないのよ」
そうレイカは片手に赤い刀身に黒い線が入った刀を持ちながら言った。
「へぇ~」
俺は辺りを見ながら言った。
女性達は全員髪の毛の色が黒だった。
「なぁ、聞きたいことがあるんだが」
俺はそうレイカに聞いた。
「何かしら?」
レイカはそう刀を片手に持ちながら俺を見た。
「お前以外の戦刀姫の民は髪は黒なのか?」
俺はそうレイカに聞いた。
「ええ、私は希に生まれる戦刀姫の[白銀のツルギ]と呼ばれる種族なのよ。その白銀のツルギはスピードや力は他の戦刀姫とは桁が違うの、だから皆からは恐れられる事もあるわ」
そうレイカは静かに話して悲しそうな顔をしていた。
「そうだったのか」
戦刀姫の彼女は刀や不思議な力を持っているが為に他の者達には怖がられているのか。
俺はレイカの家を見ると外も中も和式に近い家で他の家は洋式に近い家ばかりだな。
つまり場違いだから嫌われているのか。
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夜になり俺はレイカに食事に誘われた。
「ねぇ、リュウガは何でその黒い鎧を着てるの?」
そうレイカは俺に聞いた。
「ああ、こいつは手に入れたんだよ何でかは知らないが」
俺はそう言って片手で肉を食べていた。
「ねぇ、リュウガはさ自分が生きてる意味を考えた事ってある?」
レイカはそう俺に聞いた。
「さぁな」
俺は片手を拳にして空に向けた。
「私はね、生きてて意味があるのか考えてばかりだったの」
そうレイカは下を向いて言った。
「俺もだよ、生きてて誰かに頼られて面倒ごとを任される。嫌な日々だった」
俺はそうレイカに話した。
今の自分に何ができるかわからないが今はこの人のために何かいきる希望を与えようと。
「少しの間だけこの里に居ても構わないか?」
俺はレイカに聞いた。
「はい、構わないわよ」
レイカはそう言って笑顔で頷いた。
「なら、よろしく」
そう言って俺は片手を差し出した。
「はい!こちらこそ」
レイカはそう言って片手を握った。
俺はレイカと店を出て家に向かった。
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夜中になり外がやけに騒がしかった。
「どうしたんだ?レイカ?」
俺は体を起こして聞いた。
「大変です!ドラゴンゾンビの群れがこちらに向かってきてます!」
レイカはそう俺に言った。
「ドラゴンゾンビの群れ!」
俺は立ち上がり片手に剣を持ち走り出した。
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外に出るとそこにはドラゴンゾンビの群れが200近く迫っていた。
「やるしかありませんね」
そう言ってレイカは刀を鞘から抜いた。
「いくぜ!レイカさん!」
俺は黒い剣を片手に持ちながら言った。
「これより!戦闘を開始するぜ!」
俺は剣を片手に持ち走り出した。
ドラゴンゾンビの体は腐敗が進み歩くだけで地面が腐食していた。
俺は剣から技のスキルを発動した。
「フレイムスラッシュ!」
炎の斬擊はいくつも放たれてドラゴンゾンビの群れに直撃した。
「なら、他の技を使うか!」
俺は剣に光と炎の魔法を融合して剣技スキルを発動した。
「シャイニングボマー!!」
地面に剣を突き刺した瞬間ドラゴンゾンビの地面が光の爆発が発生した。
ドラゴンゾンビの体は大半が消滅した。
だが。
ドラゴンゾンビの後ろに甲冑を着た何かが立っていた。
それは騎士のゾンビだった。
片手に剣。
もう片手には盾が装備されていた。
「まさか、あいつが親玉か?」
俺は剣を片手に持ちながら言った。
「まだ、ドラゴンゾンビは居ます!リュウガあなたは逃げてください!」
レイカさんはそう俺に言った。
「悪いが、逃げるのは男としてカッコ悪いからさ!嫌だね!」
俺はそう言って体の鎧を光らさせた。
するとオレンジ色の光が鎧の一部から出てきた。
「何だ?この光?」
光はレイカの方へ向かった。
光はレイカの中に入った。
するとレイカの足下はオレンジ色に燃え上がりレイカの体はオレンジ色の鎧を装備して背中に六つの剣のような翼が生えていた。
「まさか」
レイカはゆっくりと歩きながら俺の隣に立った。
「いきますよ!リュウガ!」
そう言ってレイカは走り出した。
俺は剣を片手に走り出した。
騎士ゾンビは片手の剣を一振りした。
俺は黒龍の聖盾で攻撃を防いだ。
「戦刀姫スキル!螢火!」
ホタルの様な小さな火が騎士ゾンビの体に直撃した。
「黒龍の力をみせてやる!黒炎の息吹!!」
俺は剣の先端から強力な黒い火炎を放った。
「どうだ!」
騎士ゾンビは片手の盾で攻撃を防いだが盾は跡形もなく溶けた。
「いきますよ!リュウガ!」
レイカはそう俺に言った。
「ああ!これで決めるぜ!」
俺はそう言って剣に黒と赤い火を集めた。
「戦刀姫の力は・・・。全てを守るためにあります!全力全開!カガリオーバーフレイム」
「ヴォルカニックタイラント」
二つの強力な炎の斬擊は騎士ゾンビの体を炎で飲み込みそのまま破壊した。
俺はゆっくりと歩き騎士ゾンビの鎧が破壊されて中の人物を見た。
それは黒い髪のミイラの女性だった。
「リュウガ!その人・・・」
レイカはじっとミイラの女性に近寄った。
「どうしたんだ?」
俺はレイカに聞いた。
「間違いありません。12年前に行方不明になった戦刀姫シズクです!」
そうレイカは亡骸の女性を見た。
女性の持つ剣にはシズクと書かれていた。
俺はそれを見て何かが始まろうとしている事を感じた。
次回何かが起ころうとしている
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