表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/121

第37話 新たな力

ミミック3体を食べ終えた僕は早速ステータス画面を確認した。

今回得られたスキルはこの3つ。

【テレポートLv3】今まで行った場所へ瞬間移動が出来る。ただし場所を正確にイメージ出来ることが必要。レベルが上がるごとに移動範囲が広がる。

【サイコキネシスLv2】物体を触れずとも動かすことが出来る

【結界Lv2】結界を作成し、その中に相手を閉じ込める


どのスキルも有用だが、特にテレポートは今の僕にピッタリ。

ピンチになっても逃げられることは、ダンジョン攻略において何よりも重要だ。


「【食べるLv8】がLv10となり、【暴食Lv1】に統合されました」

「【早食いLv8】がLv10となり、【暴食Lv1】に統合されました」

「【暴食Lv1】がLv3となりました」

「【意思疎通Lv6】がLv8となりました」

「【奪うLv7】がLv8となりました」


暴食に統合って?一気Lv3となってるし。


「レアスキルは敵を倒しただけじゃ、Lvアップはしないんだよ。類似のスキルをLvMaxにすることで、そのスキルに統合されLvがアップされるっていう仕組み。


ふーん、わかったようなわからないような。


「あなたのレベルが上がりました」

「HP/MP/SPが全回復しました」


【ステータス】

名前:光

種族:ミミック

クラス:初級ミミック

称号:モンスターイーター、ラッキーマン、マンイーター、闇落ち

Lv:15→18

HP(体力):5300→8800(+5000)

MP(魔力):7500→10000(+15000)

SPスキルポイント:8500→13000(+3000)

筋力:1000→1800(+105000)

耐久:2000→3300(+5000)

知力:3500→5500(+7500)

器用:1800→2500(+5000)

俊敏:1000→2400(+7500)

運:100000→1500000

【スキル】

攻撃系

舌Lv7、溶解Lv5、体当たりLv7、毒針Lv6、狙い打つLv3、飛びかかるLv5、暴食Lv3 、不意打ちLv5、振り回すLv3、格闘Lv4、落とし穴Lv4、投石Lv3、鞭Lv5、斬撃Lv3、呪いLv6、奪うLv8、ポイズンブレスLv2、、

耐性

毒耐性Lv6、溶解耐性Lv2、暗闇耐性Lv3


補助

方向転換Lv8、鑑定Lv7、擬態Lv7 逃げるLv6、異空間収納Lv1、身体強化Lv2、応急処置Lv2、甘い匂いLv5 、マッピングLv3、鉄壁Lv3、攻撃回避Lv2、羽ばたくLv1、隠密Lv3 吸盤Lv3、サイコキネシスLv2、結界Lv2 テレポートLv3


魔法

暗黒魔法Lv1、フィアーLv1、癒しの光Lv2


恒常スキル

視覚Lv6、聴覚Lv6、味覚Lv5、這うLv7、意思疎通Lv8、嗅覚Lv3


限定スキル

ワイヤーLv3、バンジースティックLv4、パチンコLv2、殲滅Lv1(獣神の宝玉)


ミミック固有スキル

魔眼Lv2【魅了】【千里眼】【石化】【吸収】【威圧】【傀儡】【変化】【爆破】【毒】【汚染】【凍結】

重力操作Lv1 おびき寄せるLv1 


収納アイテム

ワイヤー、バンジースティック、獣神の宝玉、鉄の盾



「確認は終わった?」

気だるそうにチュートリアルの声が僕の頭に響く。

僕は彼の問いに頷いた。


「もう【意思疎通】がLv8になったんでしょ?君の気持ちは相手にある程度は伝えられるようになったよ。」


へーそうなんだ。


「100%伝えようと思ったらLv10にしなければならないけどね。じゃあ早速戦い方の練習をしてみよう」



僕は自分の縄張りの中で、チュートリアルに戦い方をレクチャーしてもらった。

今まで考えたことのないスキルの使い方、罠の効果的な利用方法など5日間に渡って練習することができた。


その間にも扉を開けて入ってくるモンスターや人間たち。

そう、彼らは僕の大切な練習相手。

彼らを相手に何度も、覚えたてのスキルを使用した。

命を失ったら全て平らげ、その次の獲物を待つ。

僕は縄張りの中で、練習と捕食を繰り返した。


もう練習も十分だろう。

戦い方にも十分慣れた。

僕は4階層を出て5階層に向かう決心をした。


縄張りを離れ、再びダンジョンに戻る。

しばらくずっと縄張りにこもりっきりだったから、こんな殺風景な風景でもなんだか懐かしい。


僕はマッピングしながら5階層への階段を目指す。

ここでチュートリアルに教えてもらった機能が役に立つ。

マッピングの機能の一つに画像保存というものがある。

マッピングした地点を任意で画像に残すことが出来るのだ。


方法はマップ画面を開き、場所を定めてボタンを押すだけ。

その範囲の画像がマップに記載されるようだ。


普段はあまり必要性のない機能だが、テレポートを覚えた僕には役に立つ。

テレポートは行きたい場所を正確にイメージしないと使えないらしい。

画像機能を使えば、その場所のイメージは容易に出来る。

もちろん、戦闘時にも応用が出来る。

テレポートは遠距離の移動だけでなく、極近距離の移動にも使えるようなのだ。


ダンジョンに出ると、縄張りでは感じなかったいくつもの視線を感じる。

僕はチュートリアルに教えてもらった方法を実践した。

視線を感じる方向を向き、魔眼スキルの一つ【千里眼】と【鑑定Lv7】を組み合わせる。

そうすると、視線の相手の情報が知れてしまうのだ。


【人間】

職業:魔導士

Lv10

スキル:のぞき見Lv3 火炎魔法Lv3

・・・・


視線の相手の1人は、何の脅威も感じない雑魚だった。

僕に知られているとも知らず、僕のことを観察し続けているようだ。

千里眼では、はっきりと相手のいる場所が見える。


魔導士の他にも盗賊っぽい服装をした奴らが数人いる。

僕の隙をつき、レアアイテムを盗もうと企んでいるのだろう。


僕はマッピング機能で彼らのいる風景を画像で保存する。

僕は画像を見ながら【テレポートLv3】を使用した。


僕の体が靄に包まれ、僕は魔導士たちがいるエリアに瞬間移動した。

突然、監視していた標的が現れ、驚き・動揺する魔導士達。

急いで武器を構えようとするも、僕はすでに攻撃の態勢に入っていた。

僕は口を大きく開け、彼らを一瞬の内に平らげたのだった。


「朝起きるとミミックになっていた~捕食するためには戦略が必要なんです~」を読んでいただきありがとうございます!


どんな評価でも構いません。少しでも気になると思っていただければどんな評価でも結構ですので★にチェックをお願いします。


もちろん厳しいご意見も随時受け付けております!


皆さまの応援が力となりますので、ぜひとも応援をよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ