表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私の手紙。  作者: クロユリ
9/9

ぜんぶ

 こんにちは。これが最後なので、長文になっても許してください。…ちゃんと終わりにするから。

 これまでの手紙で、あなたと出会ってからこれまでのことを、端折りながらですけど話してきました。楽しかったことも、辛かったことも…寂しかったことも、全部。

 …でも、色んな事を話してきたけれど、共通している想いがあること、気づいてくれてますか?書いているときも、書いてない時もあったけれど、全部、一つの感情が基になってるんですよ?

 今はもう、あなたに伝える機会も、資格もなくなってしまったけれど…。それでも、伝えずにはいられなかった。吐き出してしまいたかった。…抱え続けることが、苦しくなったんです。ふと思い出してしまう度に、微笑ましくて暖かくなることもあったけれど、最後は必ず胸が締め付けられるような痛みに襲われるんです。あなたが私を見ることがないと分かっていても、頭で理解はしていても、心が、感情が追い付かなかったんです。他のことで無理やりふさいでしまわない限りは。

 私にとっては長い、とても長い時間でした。忘れてしまいたいと、いっそ他の人だったなら…。何度も考えました。考えて考えて、ひたすら考えて…。でも、変えられなかった。変わらなかったんです、これっぽっちも。

 揺らぐことはありました。甘えたくなることもありました。それでも結局、できなかった…。あなたが消えてはくれなかったんです…。こんなこと、今まで一度だってなかったのに。あなたのせいです。あなただけが私をこうしたんです。

 …正直、責任をとれって言いたいです。どれだけ頑張っても、酷いけれどだ誰かで妥協しようとしても、最後にはあなたになってしまう。「これがあなただったなら」そう思ってしまうんですよ。それまで全く思い出さなかったとしても。ふとした時に会いたくなるんです。声が聴きたくなるんです。…連絡が欲しくなるんです…。

 私が面倒くさいのはわかっています。だからこそ、誰にも選ばれないんだってことも。だから、これで最後にします。きちんと終わらせますから…最後はいつもの調子でもいいですか?仲が良かったあの頃みたいに終わりたいです。




 ずっと好きだったよ。どれだけ時間が経っても、いろんな人と出会っても。変わらなかったんんだよ?すごくない?君もこんな経験したことある?…なさそうだよね、ずっとモテてた訳だし?w

 私がさ、茶化してたわけじゃないってことくらいはわかっててくれたかな?全部本気だったよ。意識的なことも、無意識的なことも、何もかも。君にかかわる全部。今でも好き。どうしようもないくらい好き。でも、ちゃんと終わるから。終わらせるから。未練がましくてごめん。



 大好きだった。愛してたよ。さよなら。次会うときは、きっと他人だね。

 ここまで読んでくれてありがと。じゃあね。バイバイ。

 長らくお付き合いくださり、ありがとうございました。本話にて完結とさせていただきます。

 もし今後、機会や意欲があればシリーズとして続きを書くかもしれません。…書きたいとは思ってます。が、期待はしないでいてください。

 別作品もよろしくお願いします。改めて、ありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ