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200文字小説集 vol.2

もうすぐまた一緒に(200文字小説)

作者: 日下部良介

「そこに居るの?」

 返事はない。


 彼女はもうこの世に居ない。

 突然の出来事だった。

 彼女には死んだという自覚はなかったのかもしれない。


 ずっと感じている。

 きっと、まだ僕のそばに居る。

「君がそばに居てくれるから僕は幸せだよ」

 なだめる様に僕は呟く。


 もう、何日も外に出ていない。

 僕が出掛けると彼女が寂しがる。

 でも、そろそろ食料も尽きる。

「もうすぐまた一緒に暮らせるよ」

 僕は寝室で横たわる血まみれの彼女に微笑みかける。




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― 新着の感想 ―
[一言] 最近涼しくなったといいますか、寒くなってきたなと感じた時に、さらに凍るようなお話が・・・。 最初はいいお話だったはずなのに・・・ホラーチックに期待を裏切られました。 特に最後のほうが・・・。…
[良い点] 日下部さん! 最近の200文字小説は、ホラーな作品多いですね!? 今回の作品も、冒頭からホラー色で。 夏にまた読みたくなる感じですね!!
[一言] ほぅ! 何か……。 200字……! なるほど??? 参考になります。
2016/10/13 15:30 退会済み
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