詩
死とは何だろうか。
そもそも、死の瞬間私は幸せでいるのだろうか。
そしてこの世から旅立った後何処へ行くのだろう。
嗚呼、今日も眠れない。
テレビの淡い光がまるで太陽のように、僕の体内時計を狂わせていく。
今日も徹夜ですねと言わんばかりにテレビがカラーバーを流し始める。
私にとって月は太陽で、太陽は月なのだ。
星を見るたびに自分が残りどれだけ輝けるか不安になる。
三年後、十年後、はたまた、三十日後。
自分が関わり、それが一番輝いてる時を見て、それが廃れてゆく様は何とも心が痛い。
黒曜石くらい鋭い刃物で心臓を刺されたみたいだ。
私は思うことがある。
いかに努力し、いかに命を削っても、体を売るアイドルには勝てないのだ。
それは、今の時代に合ってないと思うが、結局この世は有名な人に見つけてもらえるかどうか。
もし、この詩が誰かに見つけられ有名になったとしても。
私は変わらない。
むしろ、しを選ぶんじゃないかな。