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うん?何か悪寒が…

とりあえず書き置きはこれでおしまい。

修正やアドバイス等あれば教えていただけると作品がより良くなります。 多分

いきなりのホラー展開に絶叫寸前まで追い込まれながらもギリギリで耐えて騒音防止に成功した僕。

ふぅ、落ち着け…こういう時は円周率を数えれば大丈夫だ、1.3.5.7.9…あ9は円周率じゃなかった…まぁいい。


「さぁ、ご主人様!このリリエが何でもしてさしあげますわ!!」

「ちょっと声デカイ…」

下からドタバタと階段を駆け上がる音が聞こえ、急いで布団にリリエと名乗る女性?を連れ込みバンッと勢いよく扉が開かれる。


「ちょっと!矢羽大丈夫?何か叫ぼうとするのを抑えるような矢羽の声が聞こえて急いで来たのだけど、何かあったの?」

「イヤ…ナンデモナイヨ」 

「そう?…矢羽、何か布団が盛り上がってる気がするけど?もしかして…」

「…そ、そう?そんなことはないんじゃないかな~(…終わった…)」 

「…そうね…矢羽ももう思春期だもんね…大丈夫、お母さん分かっているから…他の人にバレないようにこの袋に入れたほうが良いわよ…引っ越しする時に業者の人に見られるかもだしね…」


そうして僕のお母さんは黒い袋を置いてその場を去った。

お母さんはたまにああいう挙動不審は良くある事なのだが…今日のは少し不思議と何かを失ったような感覚を覚えたのだった。


「あぅ…ご主人様大胆だよぉ…もしかしてこのままリリエを…いただいちゃうんだね…?」

「えっと、お母さん去ったからとりあえず話し合いたいんだけど…」 

「どうしよう…どうしよう…リース様に自慢…じゃなくて相談した方が良いのかな…?…でも折角のチャンス…リリエ…いきます!」 

「うん、話聞いて、布団から出ていって」 


誰も何も言ってくれずに何も分からないこの状況に矢羽の目尻にはすこし透明の雫が浮かんでいた。  




「リリエ、主様に粗相無いようにしなさい、それでは主様、報告します。無事引っ越し任務を完了致しました」

音もなく現れたリリエ。

多分、さっき通話(?)した声の主だろう。

胸のデかさは母性の塊……ゲフン

「ありが……ご苦労であった…」

「…それと…もしよろしければ…ご褒美になでなでして…欲しいです…(昔みたいに」ボソッ

「…?(まぁ、何かやってくれたならご褒美くらいあげても良いのかな…?)良いだろう」

「んぅ……」 

…こうしてみるとまるで子供みたいだな…顔と身体は大人でも少し安心する……ーー


ーーー「リリエも撫でて!!ご主人様ー!!」


横から更なる母性の塊という名の暴力に矢羽は意識を遠退いていくのだった。


「…こらリリエ、主様がもし壁に頭をぶつけてしまったらどうするの?もう少し頭を使いなさい」

「うぅ…ごめんなさいリース様…」

「…まぁ、その気持ちも分からなくは無いから…主様が起きるまでここで主様を守って、私は少しやることがあるから」

「分かりましたリース様!リリエ頑張ります!」 



「…うーん?まるで法則性が分からない…何でここをこうしたらこう繋がるの…?」

「ルナ、頑張っているようね、解読どれくらい終わった」

「リース様…初級のやつなら全部、ここら辺は法則性が見つかり易いから、問題は中級から…ここからレベルが一気に跳ね上がる、まだ二つだけ」

「…うん、その二つの中級が丁度欲しかったから助かるわ、今日はちゃんと休んで良いわよ」

「…ぐぅ…」

「無視させてごめんね…ルナ…よし、手札は全て揃った…これで奴ら……りあじゅうを倒し、主様のせいしゅんを最高な物にするため、我らイマジ種総員、全力を尽くしましょう」

「「「「「「「「了解」」」」」」」」




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