表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/14

地球

 転移は思ったより短かった。


 目を閉じた瞬間、僕は転移し、この見なれない星のどこかよくわからない場所へと着地した。目を閉じた瞬間に、どれくらい時間がたったのか全く見当がつかない。ただ僕は、どこかの星に着地することに成功したようだ。予想どおり地上からかなり上空に投げ出され、物凄い速さで落下している。


 デュオンにはもう時間がなかった。恐ろしい危機が迫っていて、半数の国民が連れていかれる可能性があった。キルギード長老から古代のロストテクノロジーである転移技術があることを知らされたのは先週のこ。族長会議の決定により、僕ともう一人、エジュランがシャポンに送り出されることになった。

 転移許可が下りて、僕とエジュランは遺伝子改変処置を受けた。シャポンの大気汚染に適応するためだ。ただ、光合成遺伝子適合者である僕らはもともと環境への耐性が高いらしい。


 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ