修行③
「まったく...この草原を消す気か」
「すいません...」
リュートの目の前は焼け野原になっていた
燃え広がらないように火を水魔法で消化していたキースがラルクに注意した
「でも父さんが注意してなかったのも悪いと思うけど」
「それもそうか…それは済まなかった」
「いや、俺がお構い無しにやってしまったんだからラルクが謝ることはないよ」
「それにしても凄かったわねー。私たちが初めて教えてもらった時はあんな風にはならなかったわ」
消火を終わらせたセレスが褒めながら戻ってきた
「2人ともありがとう。悪いなわざわざ後始末させてしまって」
「いいんだよ。すごいのを見せてもらったし。僕らはブレスがまともな形になるまででも結構かかったんだから。やっぱりリュートはすごいね」
「ありがとう。...そういえばキース達って歳いくつだ?」
リュートは竜の寿命が長いことを思い出し、少しきになった
「え?えーと、300ぐらいかなぁ。数えるのが面倒くさくて覚えてないや」
「さ、300...」
「竜の中ではこれでも子供なのよ?長生きしてる竜は1万歳とかなんだから」
「へ、へぇー...」
「はい!雑談はここまで!とりあえず今日はリュートがブレスをコントロールできるのを目標にやろう。キースとセレスも教えてあげるように」
「「「はーい」」」
そしてリュートは3人の指導のもと何とかコントロールできるようになった
ちょっと短くなってしまいましたすいません