新たな出会い
次の日の朝、リュートは体を伸ばしていた。
「う~ん!気持ちのいい朝だ!怪我もすっかり治ったし」
リュートの体は所々やけどをしていたのだが、キレイに無くなっていた
「竜って治癒力高いんだっけ?便利な体だなぁ」
感心しながら父さんのいる玉座に向かった
「とうさーん、おはよぉ」
「お、リュート!もう体は大丈夫か?」
「もうすこぶる元気!」
「それなら修行も問題ないな。今日からまた頑張れよ」
「もちろんさ!...ところでラルクは?」
「ラルクなら先に草原に行ったぞ」
修行にいく時はいつもラルクと一緒に行くので、俺は不思議に思った。
「何かあったのだろうか?とりあえず行くか」
俺は草原に向かった
いつもの場所に着くとラルクがいたが、他に2人の同い年ぐらいの男女がいた。
「来たかリュート、体は大丈夫か?」
「全然平気、ところでそこの2人は?」
俺が視線を向けると2人は「あわわ...」なんて声を出した。
「ああ、リュート紹介する。私の子供たちだ」
「え!?ラルクって子供いたの?」
「そういや言ってなかったな。お前1人だけ修行させるのもどうかと思ってな。連れてきたんだ。ほら、挨拶するんだ」
「あ、あの!ぼ、僕キースといいます!よろしくお願いしますリュート様」
「わ、私はセレスといいます!よ、よろしくお願いします!」
2人ともかなり緊張したのか、ぎこちない喋りになっていた。
「俺はリュート。よろしくな、キース、セレス。あと無理に敬語じゃなくていいんだ。普通に話してくれてかまわない」
「「ほんと!?」」
「もちろんさ!」
「よかった~、ずっと緊張したまま修行しないといけないのかと思ったよー」
「あたしも~」
「アハハハハ!」
こうして俺に新しい友達ができた。
ここに来て新しい仲間です!予定としては基本的にこの2人と一緒に戦います。お楽しみにぃー