03.初めての冒険
俺はこの世界でただ一人の最弱職、冒険者のセイドウ ユヅル。俺は今、ティアと共に装備とアイテムを買い揃えていた。
俺はステータスが低すぎるから軽装の装備と弓と矢、後店で一番安い剣を買った。というか、それしか俺のステータスでは持てない。
ティアは精霊術師になったので、精霊の依り代となる精霊石を買い、装備は…
うん、俺より大分いい値段がする装備を買っていた。精霊石は質により、精霊を使役出来る数が増えたり、能力が高い精霊が使役出来たりすることが出来るらしい。 精霊は最初から形があるわけでは無いらしい。最初は微精霊っていうものから育てていくらしい。うん、よく分からん。
俺はティアが微精霊と話をしているところを、邪魔しようとしたら、ティアが邪魔しないでオーラを出しまくっていたから、俺は邪魔しないように、自分でスキルを考えて習得していた。
自分で考えて習得するスキルには、スキルポイントがいらないらしいから、敵を倒していない俺でも覚えることができる。
俺は、潜伏、千里眼、敵感知、片手剣、狙撃といったスキルを習得していた。
冒険者は全てのスキルを習得出来たり、弱い精霊なら使役出来るらしい。こう考えれば、冒険者というのも悪くないのかもな。と自分を慰めてたら、ティアと微精霊との会話は終わっていた。
「もう、微精霊との話はもういいのか?」
「うん、いつまでも話してるとユヅルが拗ねるから。」「べ、べべべ別に拗ねてねーし。」
「そうかな〜本当に拗ねてないの?ふふっ」
「もういい、早く行くぞ。」と恥ずかしかったので先に急いだ。
冒険者ギルドには、採取、討伐、などたくさんのクエストが貼られていて、その貼り紙を受付まで持っていって職員の方に許可を得てからクエストに行くっていう流れがあるらしいから、俺とティアは1番簡単そうなクエスト 「スライムを10体討伐」の貼り紙を受付まで持っていって許可を得て、フィールドに出ていた。
そこには、一面緑の平原が広がっていた。
それで、俺たちはこんな話をしていた。
「俺はさっき、敵感知っていうスキルを習得したんだ。そのスキルは俺に敵意を持つ敵を感知するスキルだ。だから、そのスキルで敵を見つけるから、ティアはそれまで待っててくれ。」
「そうなの。そんなスキルいつの間に習得したのかは、気になるけど、分かった待ってる。」
俺は、敵感知のスキルを使ってすぐにスライムがいることに気づいた。ここからなら、敵に気付かれずに狙撃スキルで倒せる。狙撃!!」
俺の放った矢はスライムに的中したのはいいが、俺のステータスの弱さでは倒しきれなかった。
それで、スライムはこちらの存在に気付き、その他の敵と一緒に迫ってきた。
あれ、これ詰んだんじゃね。とか思ってたら、ティアが精霊魔法で蹴散らした。 俺いらなくね。
「ティアはすごいな。」
「ユヅル、私に言うことない?」
「勝手に敵を倒そうとしてすみません。敵を倒してくれてありがとうございます。」とティアに抱きつき、泣きながら言った。
「今思ったけど、敵何体倒したとかどこでわかるの?」
「ユヅルはちゃんと話聞いてなかったの?」
「うん。早く冒険したかったから。」
「仕方ないなぁ。敵を倒したら冒険者カードに何体倒したとかが記録されるの。分かった?」
「はい。」と申し訳なさそうに言った。
俺たちはスライムを10体倒し、冒険者ギルドへと戻った。それで、報酬を受け取り、ある事に気がついた。俺、今日寝るとこないことに気がつき、俺はティアに話しかけていた。
「ティアは寝るところとかあるの?」
「あるよ、私は宿に泊まってるの。」
俺は、とてつもない速さで、「お願いします。僕を貴方様の部屋に泊めさせてはいただけないでしょうか?」
「嫌だよ。どうして同じ部屋で寝なきゃいけないの?」
「そうだよな。すみません。」
そう言って、俺はこの場から走り去った、後ろを振り返らずに。